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濃い褐色のスープに浮かぶミシッと締まった豚肉は、サラサラのタレや甘めの醤油タレで
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バクテ―のスープは八角など薬膳のほのかな甘味と、脂を落とした豚の旨味で口当たりサラサラ
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輪切りにした油条(揚げパン)に、バクテ―のスープが浸み込み美味しい!
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上から順にお店名物ドライタイプのバクテ―、スープバクテ―、レタス炒め
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唐辛子や焦がし葱、にんにくなど香味野菜のタレが豚に浸み込む、こってり濃厚ドライバクテ―
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スープタイプはもちろんドライタイプも必食!バクテ―のメニュー
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バクテ―以外にも様々なお料理が(その1)
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バクテ―以外にも様々なお料理が(その2)
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バクテーのお供に欠かせない!ご飯や油条(揚げパン)など
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立派なメニューブック、卓上にはティッシュや調味料がスタンバイ
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大きなバクテ―の写真が目立つ看板、左はクーラーが効いた部屋、右は扇風機が回るオープンな部屋
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夏にも訪れましたが、年末年始もKLへ。
(KL:マレーシア、クアラルンプール)
今回は屋台やショッピングモール、
旅行で訪れたペナン島など、前回よりさらに範囲を広げて名物を楽しみました。
2日目は、日曜だけ営業の石窯焼きパン工房WHITE BRICK OVENさんで
具が盛りもりの豪快なパンピザを食べ
許留山さんではマンゴースイーツを。
食べ続けなので、軽めの夕食にしようと「榮記瓦煲干捞肉骨茶(バクテー)」さんへ。
今回が人生で初挑戦ですが、バクテーとは
(骨付き)豚肉やホルモンを、10数種類の漢方をブレンドしたスープで煮込むお料理。
通常のスープ入りバクテーはもちろん、
ドライタイプの「干捞肉骨茶」も人気です。
KLから少し離れた町、Rawang(ラワン)の飲食店が複数集まるエリアに
数軒のバクテー屋さんが集まっています。
こちらのお店は2つに分割された造り。
扇風機が回るオープンエアのエリアと
クーラーが効いた入口にドアがあるエリア、どちらも嬉しい禁煙です。
家族連れやグループが多く、かなり賑やか。
店内はローカル感が漂いますが、清潔♪
各席にBOXティッシュや、卓上調味料もきちんと用意されています。
写真入りのメニューを見つつ選んだのは
(6%税込、2017年12月RM1=25円で計算)
■湯肉骨茶(スープ) RM13(325円)
スープの中には、棒状の豚肉がゴロゴロ。
大ぶりの骨付きではなく食べやすい一口サイズで、ミシッと締まった食感。
注文時に部位(ホルモン抜き)も選択OK。
今回は全部入りを選んだので、様々なタイプのホルモンも入っています。
他の具は、エノキや湯葉などシンプル。
まずは、具の豚肉を卓上の調味料で。
小皿に刻みにんにくや青唐辛子を取り、
上からサラサラ薄い色の醤油や、たまり醤油風のドロリと甘い中国醤油をかけます。
それに豚肉を付けパクリ・・美味し~い!
豚の旨味が濃い!具だけでも十分満足♪
スープは濃い褐色で、中国醤油ベース?
グワーッ!と押し寄せるほどの漢方感はないけど、薬膳ぽい八角の甘味がふわり。
様々な漢方と豚の旨味が融合し、奥深く複雑な味・・異国やわ~
豚肉は脂を落としてから加えるらしく
スープにギトギト感は一切なく、あっさりサラサラした口当たりです。
ちなみに、スープは無料で注ぎ足しOK。
スタッフさんが、熱々スープを小鍋から直接テーブルに注ぎに来てくれます。
■干捞肉骨茶(ドライ) RM14(350円)
鍋底を真っ黒に焦がしたような、ちょっとひるむビジュアル。
恐る恐る食べて見ると・・わぁ!美味しい!
真っ黒なのは中国醤油の色で程よいコク。
豚肉と一緒に入った、赤唐辛子や青葱、にんにく、焦がし葱などの香味が
こってり濃いタレに溶け込んでいます。
豚肉自体が黒く染まるほど、このタレが浸み込んでいてご飯に合う~!
角煮ほどトロトロ柔らかくもないし、牛肉の佃煮ともまた違う・・
焦がし香味野菜で包んだ叉焼、が一番近い?
あぁ、ご飯泥棒・・お酒にも超合いそう!
葱や唐辛子など素材が多い分、食べられる豚肉はやや少なめですが
(黒い塊なので、肉かどうか判別も大変)
濃い味わいで食べ応えは意外にしっかり。
ちなみに、こちらも注文時にホルモンの有無が選べました。
■ご飯(小)RM1(25円)×2個
ご飯がなくては始まらない、バクテー。
パサパサした長粒米ですが、上から少しずつバクテーのスープをかけて
サラリと雑炊風にして食べると美味しい♪
ご飯に豚肉を乗せてスープをかけ、唐辛子&にんにく入りの醤油を少し垂らせば
もうご飯が止まらなくなる美味しさ!
■油条(揚げパン)RM1.5(38円)/1人前
ご飯より肉骨茶に合う!と気に入った1品。
棒状の揚げパンが、ひと口サイズの輪切りにして提供されます。
そのままドバッとバクテーのスープへ。
揚げパンのヒダにスープが染み込み、口の中でジュッワーと広がります。
油条の油で、スープのコクもグッとUP!
■レタス炒め RM8(200円)
注文時、売切れと断られたほどの人気。
キャンセルが出たのか、今回ラスト1皿に無事ありつけました。
わさっと大きなリーフレタスに醤油ダレ。
たっぷりのフライドオニオンと、サラリと軽い醤油ダレがやみつきになる味。
シンプルなのに、止まらない美味しさ。
■プーアール茶 RM4.5(113円)
ポットで提供されます。
お湯がなくなれば足し湯もOK。
こちらのお店は、現地の方の間でも「薬膳やや強め」のスープらしく
初バクテーの感想は・・う~ん、漢方が・・
味にはまだ馴染めないけど、身体に良さそうでパワーが欲しい時いいかも。
でも初めて知ったドライバクテーが、こんなに美味しいなんて!
こっちの方が、日本人は絶対好きそう!
そしてこれだけ食べても、2人で合計RM43(1,075円)・・なんと1人ワンコイン!
現地の方と共に、本場の味を楽しめました。
ごちそうさまでした!