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本格的なスパニッシュ
これもLOCKDOWNに入る前の訪問。従って、もう一か月半以上前である。マレーシアに着任して9か月少しの間で、イタリアンは幾度と訪れたが、スパニッシュは初めてである。流石にフレンチは、事務所の同僚と連れ立って訪れるには相応しくないし、事務所の近くにも家の近くにもビストロらしきものはない。あるにはあるのだろうが、其れは明後日の方向で、市内の中心地にあるのだろうから、そうなると仕事が終わってから行くと大した距離ではないのだが、渋滞を避けることが出来ず相当に時間が掛かるので、先ずそういう方向には向かわない。
無論、先に駐在しているメンバーは幾許かの店を知っているのだが、それは一昨年迄の景気の良い時分に訪れたもので、当時は接待等も頻繁であったが故。着任した際にはもう非常な状態で、勢い、其れも減じており、それさえも憚られる様な雰囲気が醸成されており、そうした店の継承もろくすっぽありゃあしない。其れが現実であるが、面白いとはとても言えない。
故に、市中の様子も未だに珍紛漢紛である。
この店は、時折、訪れるデサスリハタマスの商業街に程近いホテルの一階にある大箱の店。なんでこんなに近い店を今まで一度も教える機会が無いのかとんと不明だが、漸く、3月頭だかに3人で訪問。
モスリムの国では、フレンチでもイタリアンでも豚肉を供さない店が多いが、此処は大丈夫。久しぶりに生ハムを食べて新鮮であった。最後にパエリアを食べたが、これもきちんと分量を伝えれば小分けにするのだろうが、その分のみを提供してくれるのでありがたい。ワインが白、赤共に(CAVAもあるにはある)3本ずつぐらいしか置いてないのが難点で、この国の酒は非常に高い。スーパーでもっとも安いジョニーウォーカーの赤やジムビームでも5,000円程するのだが・・・
ワインも例外でなく、やはり店だとより高い。一番安いものを飲んでいたが、まあ味は普通だった。
給仕が、メニューを眺めていると何度も、あるメニューを推薦ばかりしてきて、品質保持の限界に直面しているのかと訝しんだが、一蹴した。煩いのである。却ってそれが仇になっているのが判ってない様だ。
料理の種類はかなりあり、マレーシアで中華を除けばあまり魚料理が少ない感じを受ける(でも一人当たりの消費量は日本より高いと何かで見た)が、ここはスペイン料理。色々あった。魚もそうだが、料理の味は総じて満足できるもの。相当に大きな店で、ホテルの一階でもあり、店の片側は床から天井迄凡そ硝子張りであり、昼間に訪れると、窓から差し込む陽光が気持ち良いであろう。ワインなんぞを飲んで寛いでいると、シエスタに入りそうである。
もっと早く教えとけという感じである。
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covakazu
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| 店名 |
Marta's Kitchen(マルタズキッチン)
|
|---|---|
| ジャンル | スペイン料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 0364110832 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
マレーシアJalan Sri Hartamas 22, Desa Sri Hartamas, 50480, Kuala Lumpur, Malaysia |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA) |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
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|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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相当久し振りに、二度目の訪問。マレーシアでは外食が可能になり(夜10時迄)、一人で侘しく日本飯を食べることも可能だが、同僚と二人で同僚にこの店を案内する目的も含め、休日の昼間に出掛けた。
ホテルの中のスパニッシュで、かなり広い店。でも、ホテル自体は巨大なものではなくコンパクトなもの。中に入るレストランは詳しく見てないが、此処だけかも知れぬ。
食べたのは写真が全てだが、今回も最後に、パエリアを頼んだ。一つ一つの分量が決して大きなものは無かったが、サラダは鶏肉がごろりと幾つも入り、野菜だけモソモソと食べる様な代物ではなかったし、最初のビールの後は、珍しくサングリアを飲んだ。要するにフルーツパンチの様なものだ。甘くて酸味があり飲みやすい。ぐいぐいと何杯も呷れば、後で厄介なことになりそうである。まあ、この量なら10杯程度は軽くいけそうだが・・・
外食では、一度に複数の種類の料理を食べることは一人では、以外とマレーシアでは難しい。かと言って、日本の様に涼を抑えたものでなく、二つ三つ食べると食べきれないし、金が嵩む。残すことを忌み嫌っているので、全部食べると、腹が膨れて苦しいどころか、何か堕落した気分になると損である。この日は、気持の良い雲の無い青空。勿論、暑熱で遠くに逃げ水が立ち上る様な猛暑だが、エアコンの効いたホテルでのんびりと食事。満足である。オーナーと思しき人は白人である。スペイン人かも知れぬ。