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今度は味噌カツ
八丁味噌は好きである。残念ながらマレーシアには小分けした味噌汁の具が3~4種程の簡易味噌汁は求めることが出来るものの赤出汁のそれは無い。故に家人に日本から食料品を送ってもらう際に頼むしかない。
今、偶々、NHKの朝ドラの再放送で「純情きらり」が再放送されているのを観ているが(朝ドラそのものを最初から最後迄完全に観たことは一度もない。若い頃はギリギリまで寝ることを日常としていたので、観る余裕がなかったし、録画までして観ようとも思わなかったので、断片的に幾つかを再放送で観ただけである)、ここで宮崎あおいが許嫁となっている相手先の家業が岡崎の八丁味噌屋という設定になっている。
八丁味噌はカクキューともう一つが共に老舗で、記憶に間違いがなければこの2社のみだった筈である。
一口に味噌と言っても色んな種類があるが、八丁味噌を使った赤出汁は好物である。
この店も愛知県の洋食屋の展開なので、何かそうした縁があるのか知れぬと思いつつ、今迄、注文したことがなかったが、今回、初めて食べた。これも名古屋の有名なチェーン展開している店だろうが、「矢場とん」という店の東京駅の八重洲の地下街で一度食べたことがあるのみである。
味噌ひれかつ定食なるものを頼んで食べたのだが、当然に、肉そのものを普通のとんかつと区分してる訳ではない。従って、ソースを掛けて食べるそれと異なるのは、八丁味噌ベースのソースを掛けるだけに相違無いが、まるで別物である。
肉が主役であることは言うまでもないが、こうも変貌するものかと些かの驚きである。此処には、地元で愛されている八丁味噌を掛ければ果たしてどうなるのかという、直観の自在が見事に製品の完成という収斂を見た結実がある。それが、全国的な膾炙とまでは行かぬまでも。
ふむ、こうなるとどちらが良いという様な決断をする野暮は不要の様である。気分の思うに任せ好きに選ぶだけで良い気がした。
一本ひれかつ
今年に入りCOVID19のせいで、日本に帰国すること一度も能わず。当面、戻れる様にはならんだろう。日本でこうも毎日新たな罹患者が増えているあまい体制と、ほぼ落ち着き一日の罹患者が10名を切ることもかなり多いマレーシアでの相当に厳しい体制が相俟っている限り。
日本に戻ればあれやこれや食べたいものが沢山あるので、日程さえ決まれば事前に複数のレストランを予約しておくのだが、
そうした中で挙がるのは、きちんとした日本料理、鰻、鮨、蕎麦、フレンチ若しくはイタリアン、洋食だが、以前は此処に毎回ではないがとんかつが入っていた。でも、マレーシアに日本の店運営・展開しているこの店があるので、とんかつに関してはもう日本帰国の際に食べたいものとしては外れており、それはありがたいことである。
今回、頼んだのは「一本ひれかつ」。通常のひれかつ定食よりは少し高い。一本であるからそうでないものと比し質が高いという様なことではなく、一本まるごと同じ豚からそのまま供したものということだろう。全部で6つにカットしており、充分過ぎる量である。とんかつはロースの限るという向きも多く、又、先にBS局での「バカリズムの大人のたしなみ」だかを録画(此方でのTVで契約しているものは地上波、BS、CSで63局が全て自動的に過去一週間分録画される)で観ていると、とんかつの様な庶民的(今は高くなったが)なものでも相当に蘊蓄がある様で驚いた。まあ、人様に見苦しくない様に食べれば、後は自分の好きな様に食べれば良い。無論、果たしてそう食べるのが良いかどうか試したことがなければ、新しい世界が広がるかも知れぬ。
キャベツも豚汁もお代わり自由である。確かご飯もそう出来たとの記憶。そうしたことはないが。ひれかつが好きでロースよりも専ら頼むが、こうして一つの完成系としての定食でボリュームのあるものを摂ることは殆ど無い。横着をかまして適当な食事で家で済ますことが多いからである。
腹がくちくなって、満たされた。二か月~三か月に一度預かることが出来れば充分。ありがたい存在である。
ミルフィーユ 梅しそカツ美味い!
LOCKDOWNも丁度1か月。当たり前だが日本と異なり飲食店での食事は一切不可能。これがかなりの痛手である。昼であろうが夜であろうが、毎日でなくとも、偶に、栄養のバランスを考えた食事を摂ることが出来れば、逼塞した状態からどんなに気分転換になろうか。勿論、家で、静かに晏如としていれば罹患する可能性は粗無いのだからそうしている。漸く、罹患者の増減数が此処2日100名を切る様になった。LOCKDOWNで1か月でこれである。
日本の場合、GW明けちょっとしてからが恐ろしい気がする。異国でこうしてじっとしているにも拘わらず、罹患し客死でもすれば致し方無い気もするが、日本で変な色気を出して、これ幸いに空いているからとばかりに店に出掛け、結果的に死ぬ様なことになれば自業自得でまるで馬鹿である。
家で簡単な食事しかしないので、ここで挙げる様な揚げ物は、もう1か月は口にしていない。家でする調理方法は煮る、炒める、茹でるのみである。林檎の皮を剥いたりはするが。
この「まめとん」は、もう一つ別のショッピングモールにあるが、別に新しく出来た店。当然に小綺麗である。少し遅い休日の2時頃に出向き、初めての利用。
テーブルに座り生ビールを頼み、メニューを眺めたが内容は従前の別店と変わらぬ様である。
此れ迄に、其方で食べたのは、ヒレ、ロース、カキフライだが、パラパラと頁を繰ると最後に「ミルフィーユ梅しそかつ」なるものが有り、梅は好きだし、何んと無しにヘルシーな感じもしたので、其れを頼んだ。
果たしてそれが当たりで、ミルフィーユというのだから、薄い肉が幾層にもなっていることは承知だが、食べてみて判ったが、肉の層の中に梅やシソが交互ということでなくて、肉が外で梅、シソは中心である。それは至極陶然なことで、交互にすると幾度も梅が入ることになり、酸っぱくて食えたものではないだろう。中心に配するのが一番良い様である。
ふむ、期待に違うものではなく、勿論、とんかつなのできちんとしたボリュームがあるので食べ応えも充分。且つ、やはりヘルシーな感じがして食後の満足高しである。LOCKDOWNが解除されて店が再開されたら、もう一度、行こう。
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| 店名 |
まめとん 163 Retail Park(TONKATSU by MA MAISON)
|
|---|---|
| ジャンル | とんかつ、カレー |
| お問い合わせ |
(+60) 364199577 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
マレーシアGF-03, Ground Floor, 163 Retail Park, Jalan Kiara, Mont Kiara, 50480 Kuala Lumpu |
| 営業時間 | |
| 予算 |
¥1,000~¥1,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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少し前にもとんかつのREVIEWをしたが、マレーシアはムスリムの国でありながら、多民族国家で異なる宗教を信じる人も多いので、豚にも容易にありつけるありがたい国。尤も、凡その国はそうで、全面的に一切食べることが出来ない国というのは稀だろうが・・・ マレーシアでは特別にそういう店を探す必要が無い。バングラデシュでは一切駄目だった。国として輸入を禁止しているのかも知れぬ。だが、郊外で野豚がゴミの集積地で餌を漁るのは見たことがあるが・・・
この日本の洋食屋が運営するとんかつ屋は、幾つかマレーシアにあるが、この店舗は日本人が多く住むモントキアラの商業ビルに入っていることもあり、いつ訪れても、結構、日本人の客を見かける。もう幾度と利用しているが、とんかつ以外にもかつカレー、かつ丼がメニューとしてある。この日は、いつもヒレカツを食べるので、ちょっとかつ丼を試してみようと思い、其れを頼んだ。供されたのが写真のものであるが、とんかつを頼んだ時に付いてくる御代わり自由のキャベツの千切りも別添えでちゃんと付いてくるのはありがたい。豚汁然り。
だが、先ず、見た目があまり美しくない。丼の蓋の有無に拘泥する訳はないが、蒸らす加減を、これは一度食べただけでは判然としないが、好みに調整出来ることや外した際の其れを見る楽しみも無いのは些か残念。
かつ丼は、結構、難しく、具材は割と単純だが、玉子の加減、玉葱の有無(個人的には要らない)、つゆの按配等で様相をかかなり異にする。
あまり、つゆでどぼどのしたものは、つゆの甘辛さがあとでくどくなるので勘弁願いたいが、かと言って、少なくてぼそぼそしたものは余計に悪い。此処のものはつゆは良いのだが。やはり玉子が何だかとじられた感が強い。まあ、きっちり一食食べた感じは残るのだが、やはり玉子の加減に些か難有りである。熱帯の国故、半生や生で卵を食べる習慣が無いのだろうな。其処が仇になっている。