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昼の海鮮丼
マレーシアでアパートメントの近所で歩いていける寿司屋でのテイクアウェイ。遠いと猛暑のマレーシアで、足の早い海鮮がだれたりいけなくなるのはまずい。近所にあるからこそ利用出来る訳だが、この昼の海鮮丼で1,800年見当。
別に高いということもないが、プラスチックの容器に入っており、山葵も人工的な或いはそれに近いものがどんと入っており、箸なり匙で上手に食べるのが少し難しい。
抑々、樹脂の容器では、重量感が無いので丼を左手で支え持つ際の軽量感そのものが、何だか味に影響する様な気がしないでもない。
日本でも北海道等に訪れた際でしか、海鮮丼というものは食べたことがないが、マレーシアでしかもLOCKDOWNの最中ともなると、こうした形態でもそれに預かれること自体を幸いとしないといけないのかも知れない。
こうした、持ち帰りの際の容器は、勿論、圧倒的にプラスチックが多いが、いずれも安っぽいし、食べ終われば洗って直ぐに捨てる訳で、仕方が無いが、気持の良いものではない。自分で容器を持ち込み其処に入れてもらう様なことは、マレーシアではやっていない様である。
まあ、こうして記載しているが、今は、既に日本の自宅で隔離中。隔離が明けると美味いものもある程度自由に求めることが出来る訳だ。既に家人が作ってくれる料理を4か月振りに充分に堪能しているのだが・・・
今回は同僚と
年末年始はCOVOD-19で日本に戻ることが出来ない。日本でもマレーシアでもそれぞれ2週間の隔離があるので現実的ではない。日本は自宅待機で、家から一歩も出てはいけないという強い拘束力が働く訳でもないので未だましだが、マレーシアでは政府指定のちんけなホテルで三度の食事もあてがいのもので、それも全然美味しくない現地飯で、一回に1,500円程取るらしい。勿論、禁煙で飲酒も出来ず、狭い部屋で2週間も閉じ込められ、且つホテル代も私用で払うとなると20万円程掛かる見込みで、日本との往復の飛行機代がたかだか7万円程なのを考えると馬鹿馬鹿しい。
それも今は、関空迄の定期便もなく、一度、東京に飛んでから、公共交通機関が使えないとなると、自分で成田或いは羽田からレンタカーで8時間程掛けて西宮まで運転する必要がある。深夜便で朝方に日本に付いて、そんな無謀なことが出来る訳がない。当面、家人の顔も見ることも叶わぬ。やれやれである。
そんな中で、閉塞感が続くマレーシアで珍しく同僚と寿司をつまみに出向いた。数度、一人で出向き、海鮮丼也お決まりの握りのセットを頼んだことがあるだけだが、この日は刺身の盛り合わせを頼み、その後、各々が好きな握りを頼んで楽しんだ。大きな更にどんとてんこ盛りというのは何だか乱暴な感じがして好きになれない。例外はすき焼きの具材を運んでくる際や或いは皿鉢料理だが、刺身の盛り合わせは何か当然に冷たくして鮮度が落ちない様に配慮があるものの、急いで食べることを強いられる様な気がする。
でも、外国なのでこうしたものに預かれるだけでも良しとするしかない。物事は捉え方の視点を変えることで、何だか気の持ちようも連れて変わるので、そう努めている。
後で、コハダや青魚を幾つか頼み、大いに寿司を食べたことで久し振りなので満足したが、何でも酒類の販売の更新が出来なかったらしく、ビールのみの提供ということで極めて落胆した。勿論、ビールも合うがグラスで飲むなら美味いのは最初の2杯までで、変に腹が膨れるのも嫌だし、沢山飲むと、翌日の宿酔とは異なり、その飲んでいる端から鈍い鈍痛がしてくる。昔はそんなことはなかったのだが・・・・ ウィスキーや日本酒の痛飲で頭痛がする際は、稀でそうなっても翌朝である。
まあ、何の文句を付ける訳でもないのだが、やはり日本酒と合わせて食べたかったというのが、もう2週間程前のことだが、今更にも思い返してもそうである。
ちゃんとした日本の鮨を供する
本当に久しぶりに寿司を食べた。これもLOCKDOWN限定的解除の後(でも昨日、70人も罹患していたが)。相当数の店が引き続き各種の制約はあるものの店を開けだしており、以前に一度訪れたこの寿司店に一人で昼間に出向いた。12時~の開店で、入る前に記帳。入店時刻、氏名、携帯電話番号、それと検温の上、体温である。カウンターの席もかなり間を広く取っており、SOCIAL DISRTANCEをきちんと守っている。
写真に少し移りこんでいるが、このタッチパネル機器でメニューを選び注文をする。以前に来た際は、個別に好きなものを選んで食べた(二カンずつ)のだが、昼間なので、所謂、セットメニューを頼んだ。選んだのは「松」。写真の内容で2,800円程。マレーシアでのランチではかなり高いが、家で缶詰や麺類やレトルトに終始しているのだから、偶には、構わない。
食事に興味が無いとなると、生きている上での愉しみが大きく減退することになる。さして恒常的に愉しいことなんぞ、何もありゃあしないのだから。毎日、憂鬱である。
小綺麗な店で、職人さんは日本人。女将さんは奥さんだか知らないが日本人の女性も一人おいでである。寿司は一つ一つ出されたものを、直ぐに食べるのが好きで、こうして纏めて供されるのは好きではない。早食いでもあるし、何だかあっという間に無くなるのもいけない。でも、自分でそうしたものを選んだのだから仕方ない。
機器で選ぶのは興醒めだが、外国人にはネタが何であるかの英語表記が無ければ、まともに注文出来ないということもあるのだろう。日本語でこはだとかひもきゅう等と注文が出来る人間がいたらこちらが驚く。
全部で八カンに玉子で、この値段だから高いとは言えない。ネタ次第でもう一つ上の物もあった。数も違ったかも知れない。
この前に寿司を食べたのは、1月の下旬だったか・・・ COVID19のおかげで日本に帰国することも出来ない。久しぶりの寿司で、味もまずまず。異国でこの値段でこの内容ならまずまずである。又、訪れるとするかな。
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covakazu
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| 店名 |
鮨家
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 362113299 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
マレーシアA-G-03, Block A, Plaza Mont Kiara, No.2, Jalan Kiara, Mont Kiara 50480, Kuala Lumpur |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥2,000~¥2,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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マレーシアを離れる最後の晩餐。LOCKDOWNのせいで送別会を飲食店で行うことが物理的に不可能なので、同僚が奢ってくれた。勿論、購入後はホテルの部屋に持ち帰り一人で食べるのである。こうした時期故仕方が無い。ローカルスタッフは営業15人程がWebでの送別会を催してくれた。当然に義理に決まっているが、義理でもクソ上司の為にそうしてくれたのだ。ありがたいこと。これには自分で用意したウィスキーをちびちび飲みながら参加した。
まぐろ丼である。立派なもので値段は4,000円を超える。これは、大トロが入っていることでそうなるのだろう。個人的には脂の少ない赤身の方が、断然好きだが、まあ単色より色合いが同系色であろうと幾つか入っている方が、見た目には良い。山葵に問題があるが其れなりに美味い。
日本に戻れば鮨は好きに自由に食べることが出来るが、まあ、それでもそう頻繁ではない。柿の葉寿司や鯖の棒寿司、巻き寿司、稲荷寿司、各種の押し寿司等外で求めて家で食べる様なものも含めても、毎月に一度はまず無いだろう。
なので、マレーシアを離れるからといって、所謂、現地飯に拘泥する心算も無いし、馳走してくれるというのだから高くない普通の日本飯屋の何だか定食にでもするかと思っていたら、そう水を向けられたのでそれに素直に従った。肯えない理由が無いからである。その気持ちだけで嬉しい。本当を言えば、ローカルスタッフとそれぞれの拠点に於いて送別会という名の元に、ドガチャガやれば自分の気持ちはどうであれ、それに託けて、スタッフが飲み食いして、今の閉塞感を解消することになれば良いと思っていたのだが、まあ、それは無理である。
でも、ホテルの部屋でまぐろ丼を独りで食べるのも良し。人間、離れ際、去り際、散り際が見苦しいのはいけない。愁嘆場なんぞもっての外である。地球は今や狭くなっている。今の様に隔離がどうというのであればそう簡単に往来出来ぬが、そうでなければ、半日もあれば、大概の国には行ける訳だ。花ニ嵐ノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ!(井伏鱒二訳)