披露宴の翌日に２年振りで再訪〜♬ : HEALY MAC'S Irish Bar & Restaurant Penang

披露宴の翌日も朝から快晴〜♬ 私は昨夜しっかりお店があることを確認した
モニカでチャイニーズ・ドレスをチェックすべくストレーツ・キーへ・・嬉
しいことに！お会計の際 ”お客様は私共のメンバーでいらっしゃいますか？”
２年前に此処でお買い物をしてメンバーズ・カードをパスポート入れに挟ん
だ記憶はありますが披露宴が此の上であるとわかっていれば持って来たのに
東京で FB メッセンジャーでの遣り取りの時点では披露宴会場の場所につい
ては何もわからず、６日は朝プラウ・ティクスの教会で挙式→ 夜７pm から
ディナー（ペナンに来てから一緒に行ったヒーリー・マックの上だからわか
るでしょ？とロビン）だけで・・ところが私の名前をコンピューターに入力
すると "お客様お名前ありました！モニカのメンバーです！！” ちょっと金
額が張りましたので１０％ OFF は大きい！！ モニカを出るとクリスマス・
マーケット開催中で私はベアトリーチェのハーネスに付けられそうな可愛い
クリスマスの飾りを見つけ・・上機嫌でマリーナ・ウォークの散策を楽しみ、
ロビンとの思い出が詰まったヒーリー・マックへと向かったのでした。

２年前も接客してくれたマネージャーが満面の笑みでプロムナード側から入
った私を ”Welcome back, Ma'am” と迎えてくれて〜♬ ハッピー・アワー
は１２pm から１０pm、ビールもタイガー、ハイネッケン、キルケニー、
ギネス・スタウトの４種類（RM１５〜１６）で変わらず。今回は一人でし
たのでメニューをゆっくり拝見致しましたら〜本国アイルランドではコーク
にお店があったのですネ！ コークはロンドンからアイルランドに飛んだ時
ダブリンではなくコークの方が近いからと言われコーク空港で下りてからサ
ビーナの家まで一時間ほどのドライブでした。アイリッシュ・パブっぽいコ
ーナーもありますが８５％ はレストラン風な造りでランチ・タイムを少し過
ぎた店内ではフードをとっていらっしゃる方多数〜メニューはパニーニ、サ
ンドウィッチ、パスタ、カレー、お肉料理と多岐に亘り、お肉もチキン、ビ
ーフ、ポーク、ラムとあらゆる人種と宗教に対応〜♬ 完全完備でパニーニ
からラムまで各ジャンル４.５種類のアイテムを揃えていて品揃え豊富なレス
トランなのでございます。

マネージャーの接客も一流で ”今回はお一人ですか？” とさり気なく・・”昨
日の夜この上の宴会場でロビンの結婚披露宴があったのよ〜風が強くなって
フォワイエでドリンク・サービスができなくなって〜あの海が見えるオープ
ン・エアーからセットしたテーブル全てを室内に運び入れ〜セットし直し！”
それは大変でしたね・・披露宴の開始は７pm の予定でしたが新郎新婦入場
の前に孔雀の羽を着けた露払いの踊り子がレッド・カーペットの上に躍り出
たのが８pm 過ぎ〜１０名ほどのダンサーが続いてステージで新郎新婦を迎
え二人が雛壇に着いて（スプーンとフォークのある）カレー・ディナー開始
となりました。ケニーに ”披露宴の前に家に寄って〜♬” と懇願され時間が
押せ押せでしたので助かりましたが、ケニーが今年購入したコンドは屋上に
プール、ジム、サウナ、BBQ エリア、パーティー・ルーム完備という４０F
建て高級コンドミニアムで〜これなら見せたくもなります！！ 私は未だ片付
いていない居間で彼が１９９２年１０月に優勝したレースの写真を見つけて
涙ぐみそうになってしまいました。頑張ったわね、ケニー・・ロビンも５年
越しの恋を実らせてよかった！！ 懐かしい２年前のレビュー写真を見るとモ
ニカのウインドーに置かれた絵が写っていてレイモンの息子は未だ一人〜そ
して、ヒーリー・マック前のプロムナードをお散歩するマリーナ・コンドに
暮らす犬は〜なぜか、今回もジャーマン・シェパードなのでした！！

お天気が完璧過ぎました！！ テラスから対岸ケダ州の山並みがくっきり〜♬
ストレイツ・キーのエントランスは広々・・奥に海が見えて〜歩いて行くと
だんだん海が近づいて来るという心憎い演出で左に The Coffee Bean & Tea
Leaf のテラス、施設内に入ってすぐ右から私の目に飛び込んで来たのは昔
マラッカの画廊で買って以来〜東京の寝室の壁に掛けてある女流画家に依る
’ネコと女性がいる風景’ でした。彼女が描く女性は皆ふくよかで切れ長の目
をしていてネコたちは自由気儘で様々なポーズで描かれ〜女性に自由が与え
られなかった時代の自由の象徴、或いは自由への憧れとして描かれているよ
うなアピールがあります。絵の横に見えるストールやチョムサムもワルくな
かったのでロビンがクルマを停めて上がって来るまで店内をチェック→ チョ
ムサムは白人観光客をメイン・ターゲットにしているのか大きなサイズが多
くて買えたのはストールとアクセサリーだけでしたがオールド・チャイナ・
テイストで大満足〜♬ お店がガラス張りなので店内で品定めをしている私を
ロビンが見つけて無事合流〜お会計後ヒーリー・マックスへ・・♡

お洒落なマリーナ・ウォークに面したハイ・テーブルでロビンはタイガーの
グラス（RM１３.４０）私はオーストラリアのピノ・グリ（RM２５→ RM２
２・此処は日曜日を含む毎日お昼の１２pm から１０pm までハッピー・ア
ワー）を愉しみました。日曜日のランチ・タイムに入ったばかりのテラスに
お客様はデート組と思しきチャイニーズ・カップル x２、白人カップル x２
のみで、店内はカウンターから一段高くなっていてステージがよく見えるテ
ーブルまで全て空いています。エントランス前に置いてあったギネスのグラ
ス型黒板メニューによると本日のスープ、ソフト・ドリンク、アイスクリー
ムが付くランチ（１２pm〜３pm RM２９＋＋）は月曜日から土曜日までで
日曜日は此の選べるランチ・スペシャルがないからなのかもしれません。ち
なみに選べるメイン・コースはマルゲリータ、カルボナーラ、ビーフ・バー
ガー、ポーク・ロースト、クラブハウス・サンドウィッチ、チキン＆マッシ
ュルームのパイの６種類。ア・ラ・カルトには T-ボーン・ステーキ、リブア
イ・ステーキ、チキン・シーザース、パンは自家製でクルミとレーズン入り
ライ麦パン（美味しそう〜♬）サイド・ディッシュは一律 RM１２でサワー
クリーム添えベイクド・ポテト、トリュフ・オイルを垂らしたマッシュ・ポ
テト、クリスピー・ベーコン入りザウアークラウトなど、アイリッシュ・パ
ブを遥かに凌ぐレストラン・メニュー完備でございます。

また、此処が素晴らしいのはスタッフのホスピタリティーでマネージャーは
インドネシアの５０代と思しき方でしたが流暢な英語で一流のサービス、ワ
インの薦め方もサーヴもソムリエ級で ”マダム、ハウス・レッドですが此の
オーストラリアのメルローをぜひ一度味わってみてください！！ 必ずやご
満足戴けるものと思います” 果たして彼のお薦めメルローは暑いペナンの午
後に重くなり過ぎることのないスレンダーなミディアム（RM２２）でロビ
ンもタイガーのお代わりをパイント（RM２１）で〜♬ 海を眺めながら時間
はゆっくり流れ〜ロビンが母親に電話を入れてチェックするとジョンソン家
の午餐まで後ちょうど一時間〜そこへオーナーが松葉杖を付いて登場〜サッ
カーの試合で右足首を捻挫、全治３週間〜全く悲壮感なし。アイルランド本
店の他スペインのアンダルシアに一軒、クアラルンプールに４軒（内、一軒
は KLCC、内２軒は KL の銀座アンパンと KL の六本木ブキ・ビンタン）イ
ポにも一軒、インドネシアのメダンに一軒、もうすぐジャカルタに一軒オー
プンだそうでございます。久し振りで聞くアイリッシュ系英語の響き・・♡
とっても感じのよいアラフォー・イケメンでロビンは彼と通っているジムで
知り合い親しくなって時々おじゃましているようです。ロビンは彼とジムの
話で盛り上がること暫し・・どうぞ、ごゆっくりと彼が立ち去って再びマリ
ーナのプロムナードに目を移すと立派なジャーマン・シェパード２頭を連れ
たカップルが燈台の方へ歩いて行きます。ヨットをお持ちでいらっしゃるの
でしょうか？ 埋立地にできたストレイツ・キーに吹く新しい風〜♬

海に向かって伸びる道路、その両側に植林、一戸建て住宅と低層コンドミニ
アムが高層住宅の間に見え隠れして人工的なフレアーは否めませんが確かに
新しいペナンの顔がそこにありました。私が暮らしていた頃のペナンのリゾ
ート・ライフと言えばバトゥ・フェリンギのビーチで空を飛ぶか馬に乗るか、
ジェット・スキーをするくらいしか選択肢がありませんでしたので、ヨット
・ハーバー、お洒落なブティックやレストラン、カフェが並ぶマリーナでリ
ゾートホテル・ライフを満喫できるなんて〜まさに夢のようで待ちに待った
テレサのカレー１５年振り（家を売った年と翌年の年末は２年続けてペナン
の休日でしたが E＆O ホテル暮らしで）の前にロビンと日曜日の昼下がりを
満喫（パーキング・フィーを入れると裕に１００リンギ超えでプライスもそ
れなり）してしまいましたが、スターバックスと言い、ヒーリー・マックス
と言い・・かつてのペナンが日に日に遠くなる今回のペナンでございます。