マレーシアの旅2020⑥蟹グラタンは必食！☆青い海を見ながら海鮮中華を♪ : Ocean Green Restaurant

昨年同様、2020年の年末年始もマレーシアへ。
今回はKL（クアラルンプール）やペナン、
さらにシンガポールにも再訪し、地元の人気店を沢山巡ることができました。

2年ぶり、2度目のペナンでは
鮮やかなインディゴブルーが目を惹く
「ブルー・マンション（Cheong Fatt Tze- The Blue Mansion)」や

東洋と西洋の文化が華麗に融合した
エキゾチックな「ペナン・プラナカン・マンション（通称グリーン・マンション）」

高速ケーブルカーの疾走感がヤバい
高さ1,000m級の「ペナンヒル」など、観光もバッチリ楽しめました。

美食の街ペナン、グルメも外せません！
飲茶にオーシャンビューの海鮮中華、
ハイレベルなカフェが集まるペナンならでは、お洒落カフェ巡りもマスト♪

1日目は「味坊包子」さんで
スープ溢れる小籠包や生煎包（焼き小籠包）、水餃子を満喫

ストリートアートの散策途中には
レトロな倉庫を改装した「Gudang Café」さんのスイーツ＆ドリンクでひと休み。

2日目の朝食は「鴻記（廣式）竹昇雲呑面（Hong Kee Wan Thun Mee）」さんで
伝統製法の手打ち「竹昇麺」を使った
叉焼ワンタン麺と香港蝦粉撈麺（蝦子乾燥した海老の卵をまぶしたドライヌードル）を。

しっかり観光した後は、今回のペナン旅行で1番楽しみだったお店へ。
ペナンと言えば海鮮！と言うことで
選んだのは、海鮮中華「Ocean Green Restaurant＆Seafood （海洋青海鮮楼）」さん。

蟹や蟹味噌がぎっしり詰まったグラタンや
海老や貝などの様々な海鮮中華、鶏料理や麺・飯類まで揃うオールラウンダーです。

海辺に建つお店は壁がなくオープンエア。
大規模な宴会がいくつも開けそうな広い空間に、テーブル席がズラリ。

お店の奥に広がるのは青い海と砂浜！
目の前のビーチでは、漁師さんが網をほどき野良犬がお昼寝する長閑な光景が。
お店からすぐにビーチにおりられるので
ちょっとしたリゾート気分も味わえます（やや庶民的なビーチですが）。

基本的に夜営業がメインなのか
この日のランチタイムは、海に近いテーブル席や扇風機はカバーがかかっていました。

オープンエアならでは、爽やかな海風が吹き抜けるけど
風がやむと、ちょっぴり暑いですね。
（屋根はあるけど、いわゆる半屋外なので）

さて、分厚～いメニューを確認。
海老や蟹、貝類やふかひれ、魚や鶏料理、麺類やご飯物など各ジャンル品揃え豊富。
メニューは一部、写真付きで選びやすい！

名物の蟹グラタンは外せないとして
他にメインの海鮮料理1品と、蟹肉入りふかひれスープ、炒飯の4品を注文。

ランチ営業は厨房も人が少ないのか、
注文してからお料理が出てくるのは、かなりゆっくりめ。
（1品目までに20分弱、その後も1品ごとに10～15分ほど）

それが理由かは分かりませんが、
お会計もメニューより少しずつ値引きされていて、結果的にお得に楽しめました。
（2019年12月、RM1＝26.5円で計算）

■芝士蟹（Cheese Crab：蟹グラタン）RM12.00（318円）（通常RM15.00）×2つ
これ、これ～！念願のスペシャリテ！
地元で捕れる小ぶりのマッドクラブの殻に
丁寧にほぐした蟹の身や蟹味噌をぎっしり詰めた、蟹感満載のグラタンです。

しっとりほぐれる上品な蟹肉の旨味、
コク深い蟹味噌、マッシュルームの食感が絶妙のバランス。
こんがりカリカリ香ばしい表面は、やや粗めのパルメザンチーズかな？

グラタンだけどホワイトソースはほぼ無く、ひたすら蟹、蟹、蟹味噌の蟹祭り♪
あぁ、口の中が贅沢～！めちゃ美味しい！

美味しさ的には、1人で3つほど余裕でペロリと平らげられそうでしたが
お腹の余裕的に1人1つで断念・・
（この後のお料理が、「小」サイズの割にボリューム満点だったので）

■奶油虎蝦（バタータイガープラウン）
200g RM22.00（583円）（通常100g RM18.00×200g）

海鮮料理のメインは、イカのソルテッドエッグ風味を注文する予定でしたが
この日はイカが全て品切れで海老に変更。

海老料理も種類が多く、注文時に殻付きか殻無しか選べます。
今回はバタープラウンを殻付きで注文。

殻付きでもソフトシェルのように柔らかく、頭から殻ごと食べられます。
身はブリッと筋肉質で程よい甘味があり
海老の頭に詰まった味噌も濃厚～！
殻付きならでは、海老の風味がよりクッキリと味わえます。

表面を覆う、モシャモシャした細い木くずのような物は「エッグフロス」。
卵を糸状に揚げた物で、食感はふわふわ。
甘じょっぱくコクのあるバター風味で、いわゆるカロリーの塊みたいな禁断の味。

このエッグフロスと殻付きの海老、
パリパリに揚げた香り良いカレーリーフ、唐辛子を一緒にパクリとほおばれば・・
もう旨味爆発！海老の旨味が数倍に♪

やっぱりバタープラウンって美味しいな～
この甘じょっぱいバター味のエッグフロス＆香ばしいカレーリーフのコンビ、
考えた人神やわ・・芳醇なコク深さの虜に。

海老1尾がしっかり大きく（3～4口で食べるようなサイズ）
200gで6尾もあり、贅沢な食べ応え。
大根のつまと千切り人参を合わせたサラダのおかげで、濃厚な口の中もサッパリ。

■蟹肉魚翅羹（蟹肉入りふかひれスープ）小RM25.00（663円）（通常RM60.00）
小サイズでしたが結構なボリューム！
取り分け用のお椀も用意して下さいます。

スープは程よいとろみで、海鮮の旨味がしっかり溶け込んでいます。
具はシャリッと繊維を感じるふかひれに
どっさり入った蟹の身や黄色い内子？、プリッとしたイカゲソまで具沢山～
なぜか半額以上もお安くいただけました。

■海鮮炒飯（小：1人前）RM7.00（186円）（通常RM14.00）
1人前、と言いつつ日本ならゆうに2人前ありそうなしっかりしたボリューム。
香ばしい卵や青菜、プチプチ甘いコーン。
たっぷりのしらすや柔らかなイカも入っていて、まさに「海鮮」炒飯。
海老は3つだけでしたが、存在感抜群！
しっかり肉厚でブリッと筋肉質、この食べ応えは嬉しい～！

表面には、香ばしい粉の調味料がパラリ。
フライドガーリックやフライドオニオンとはまた違う？、独特の美味しさ。

海鮮の旨味やコーンの甘味はあるけど
全体的に薄味で上品な仕上がり。
卓上に醤油や黒酢もあるので、醤油を垂らすといい塩梅に。

さらにふかひれスープをかけると絶品！
ふかひれスープの蟹身や蟹の卵の旨味で、一気に豪華な味わいのあんかけ炒飯に。
いや～、美味しい！これ、止まら～ん♪

以上4品に中国茶を2つ（RM1.60）注文、
2名で満腹になって、合計RM92.55（2,453円）・・1人千円ちょっととは！

卓上のおつまみ代（ピーナッツと薄焼きおかき）RM2.00、お手拭き代2つRM1.80、
税金6％とサービス料5％も加算されますが
炒飯やふかひれスープがなぜか半額以下だったり、全体的にお手頃でビックリ。

お昼はお客様よりスタッフさんの数の方が多く、けっこう手持ち無沙汰そう。
その分、サービスは至れり尽くせり。
お湯呑みの中国茶が少なくなると、すかさず注いで下さるし
お料理ごとの小皿やお椀もきっちり用意。

ちなみに、お手洗いは向かいのPARAMAOUNTホテルに借りに行くスタイルです。
（ホテルだけど、ややローカル色強め）

他にも調理方法や味付けを選べる（個人的に大好きな）ソフトシェルクラブや
牡蠣のオムレツも食べてみたい！

次回も、空いていてお値段もお得なランチタイムを狙って
ぜひ再訪したいお気に入りのお店です。

ごちそうさまでした！