マレーシアの旅2018⑮海老の出汁とチリが決め手！ペナンスタイルのホッケンミー : GRANNY's Hokkien Mee

夏にも訪れましたが、年末年始もKLへ。
（KL：マレーシア、クアラルンプール）

今回は屋台やショッピングモール、
旅行で訪れたペナン島など、前回よりさらに範囲を広げて名物を楽しみました。

KLから約4時間のドライブでペナン島へ。
ホテルでゆったり、が目的だったので
外でのお食事は、Line Clearさんの「ナシカンダー」（インド系ぶっかけ飯）と
「奶奶福建面」さん、2軒のみでした。

こちらの名物は、海老の出汁を効かせた「ペナン・ホッケンミー（福建麺）」。
KLのお店で食べたホッケンミーは
真っ黒な中国醤油で炒めた、焼そばor焼うどん？風のドライヌードル。
一方、ペナンのホッケンミーは、海老の出汁とチリが入った真っ赤なスープヌードル。
同じホッケンミ―でも、色も形も全く別物。

KLで言うところの、プロウンミーorハーミー(海老麺)というのが、
ペナンのホッケンミーに近いようです。

お店は、ジョージタウンから車で約20分。
賑やかな街中から外れた、落ち着いた住宅街にあるShop Lotの1軒です。
真っ赤な看板に、「奶奶福建麺」の文字が。

入口はオープンエアですが、清潔感があり（清潔感が1番優れているAクラス）、
壁にはレトロでキッチュなキッチン雑貨が♪
店内が禁煙なのも、嬉しいですね～

メニューも写真入りで注文しやすいです。
店内に1歩入ると、美味しそうな海老の香りが広がりワクワク～

メニューを見ると、基本のホッケンミーはなんとRM3.8・・100円ほど！
それでも小海老や豚のチャーシューに、味付玉子入りと豪華。

RM4.8になると、麺や小海老が増えフィッシュボールも追加され、
RM5.8は、さらに排骨ポークリブまで追加。

今回は、真ん中のRM4.8の物を注文。
お会計は品物と交換でテーブルで払います。
（以下2017年12月RM1＝25円で計算）

◇福建麺　RM4.8（約125円）
（Extra Mee/Bihun、Extra Prawn、Meat、Egg、Fish ball)

■スープ
真っ赤なスープを、早速ひと口・・
おぉ～！これは・・めっちゃ海老！
目をつむっていても分かるほど、ギュギュッと海老の旨味や香ばしさを
凝縮したような濃厚な海老風味です。

海老の殻や味噌？も使っているような、濃い旨味と深いコク。
でもサラリと軽いので、ゴクゴク飲めます。
ピリリとしたチリの辛さで、また食欲が刺激されますね～
卓上の辛味噌を加えると、さらに辛さUP。

■麺
麺は黄色麺（Yellow Mee）、又はビーフン（Bihun）から選べます。
両方のMixも出来るので、今回はMixで注文。
麺の太さは違うけど、どちらも程よい柔らかさで違和感なく食べられます。

ビーフンはツルツルッとなめらか、
黄色麺は弾力があり、2つの麺の食感を1杯で楽しめるのは珍しいですね～

■具
個人的に、主役はやっぱり小海老。
縦にカットされた小海老は香ばしく、
大きくプリッとした海老というより、出汁が良く出そうな小海老独特の旨味。

味付玉子は1/4サイズ。
黒っぽい色味からも分かる通り、どこか薬膳？漢方？ぽい味付けでした。

他にも、薄切りの豚チャーシュー数枚ともやし、フライドオニオン、
なめらかで弾力ある魚肉団子も美味しい！

ドリンクは、はと麦入りドリンクBarleyを。
（こちらも運ばれて来た時点で、お会計）

◇Barley　RM1.4（40円ほど）
ほんのり白濁した、クリアな色の飲物。
口当たりはややトロミがあり、自然な甘味でクセはありません。

水に浸したはと麦をコトコト茹でて、甘味を加えるらしく
でんぷん質の粘り＆甘味が独特なドリンク。
お店によっては、茹ではと麦を注いでくれ
スプーンではと麦をすくいながら食べるのが、なんだか楽しい・・

日本でも、もち麦やらスーパー大麦やら
豊富な食物繊維が注目されていますが、まさに身体に良さそうな1杯です。
ちなみに、ホットだけでなくアイスもOK。
マレーシアらしく、ホットドリンクでもガラスのジョッキ入り、というのは共通。

KL版のホッケンミーも好きでしたが、
海老好きとしては、こちらのペナンスタイルも捨てがたい～

スタッフさんも多く、フレンドリー。
場所はやや不便ですが、意外に日本人客も来ているのか、
美味しい、という言葉はご存知の様子。
帰りがけに「美味しい」と伝えると、アリガトと喜んで下さっていました。

サイズも小ぶりなので、食事の合間のおやつ代わりに食べるのも良いかも？
KL版ホッケンミーとの食べ比べもぜひ～

ごちそうさまでした！