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マレーシアの旅2020⑤極細なのに独特のコシにハマる竹昇麺&具がプリプリの雲呑麺
長い竹にまたがって打つ自家製竹昇麺は細いのに驚きのコシ、香ばしい旨味の蝦子(乾燥した海老の卵)と甘辛いタレをからめて
極細だけどシコシコ弾力のある竹昇麺、しっとり柔らかく甘辛い叉焼に、豚ひき肉が詰まったプリプリのワンタンも3つ
どちらの麺料理にもお店の名物ワンタン入り♪左が香港蝦粉撈面(小)RM7.50、右が叉焼雲呑面(小)RM6.20
蜜汁叉焼酥(はちみつ叉焼パイ)RM2.40、ひんやり冷たいチャイニーズティーIceは2杯でRM1.40
ホロホロと崩れる甘く香ばしい生地の中には、トロリと照焼きのような細かく刻んだはちみつ風味の叉焼が
店頭の保温ショーケースに並ぶ様々な中華パイは、テイクアウトOKで食べ歩きにも良さそう
本格的で種類豊富な麺料理がズラリ、叉焼やローストダック、蒸し鶏やワンタンスープなども
鹿肉の葱生姜炒めや野菜のオイスターソース、こんがり中華パイはスイーツ系だけでなくBBQポークや叉焼などおかず系も
名物の雲吞面の他に、きしめん風のライスヌードル河粉や卵と粉だけで作る伊府麺など品揃え豊富な麺料理が
揚げワンタンやウイングチキン、イカのBBQ炒めなどお料理も豊富、ドリンクも30種近くがズラリ
エッグタルトの調理工程、急須に入ったアパレイユ(卵液)をタルト生地に注いでオーブンへ
店頭には麺をゆがく職人さん、奥にはガラス張りの製麺コーナーがあり店内も広々
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ぱりそら
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| 店名 |
Hong Kee Wan Thun Mee(鴻記(廣式)竹昇雲呑面)
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、飲茶・点心 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 042619875 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
マレーシア37, Lebuh Campbell George Town 10200 George Town Pulau Pinang Malaysia |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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昨年同様、2020年の年末年始もマレーシアへ。
今回はKL(クアラルンプール)やペナン、
さらにシンガポールにも再訪し、地元の人気店を沢山巡ることができました。
2年ぶり、2度目のペナンでは
鮮やかなインディゴブルーが目を惹く
「ブルー・マンション(Cheong Fatt Tze- The Blue Mansion)」や
東洋と西洋の文化が華麗に融合した
エキゾチックな「ペナン・プラナカン・マンション(通称グリーン・マンション)」
高速ケーブルカーの疾走感がヤバい
高さ1,000m級の「ペナンヒル」など、観光もバッチリ楽しめました。
美食の街ペナン、グルメも外せません!
飲茶にオーシャンビューの海鮮中華、
ハイレベルなカフェが集まるペナンならでは、お洒落カフェ巡りもマスト♪
1日目は「味坊包子」さんで
スープ溢れる小籠包や生煎包(焼き小籠包)、水餃子を満喫し
ストリートアートの散策途中には
レトロな倉庫を改装した「Gudang Café」さんのスイーツ&ドリンクでひと休み。
さて、2日目の朝食でお邪魔したのは
「鴻記(廣式)竹昇雲呑面(Hong Kee Wan Thun Mee)」さん。
屋号の通り廣式=香港式の雲呑麺が名物で、伝統製法の手打ち「竹昇麺」を使用。
他にも様々な麺料理にローストチキン、
サクサクの中華パイなど軽食も揃います。
店頭には麺をゆがく職人さんの姿が。
その奥には、ガラス張りの製麺コーナー。
店内は意外に奥行きがあり広々、スッキリと明るい雰囲気。
冷房の効きはちょっぴり弱めだけど
テーブル同士の間隔が広いので、ゆったりと快適に過ごせます。
スタッフさんも親切で居心地いい!
卓上には、レンゲや小皿に醤油や黒酢、
お決まりの青唐辛子(辛いタイプでなく、酢漬けのピクルス的な存在)も。
さてメニューを確認。
うっわ、めっちゃ品数多い~!
麺料理だけで、なんと20種類以上も!
竹昇麺の他にも、伊府麺(水やカンスイを使わず、卵と粉だけで作った麺)や
河粉(きしめん風のライスヌードル)など
大・中・小からサイズが選べて便利~
一部のメニューは写真があるので
見比べつつ、漢字・英語併記のメニューでなんとなくイメージを掴んで注文。
屋号にもなっている名物の麺料理2品と
店頭に並んでいた、こんがり焼き色の中華パイから1品をチョイス。
5分少々でお料理が運ばれてきました。
(2019年12月、RM1=26.5円で計算)
■香港蝦粉撈面(小)RM7.50(199円)
(House Specialty Shrimp Roe Wan Thun Mee (Dry))
名物の「竹昇面」に、「蝦子(乾燥した海老の卵)」をまぶしたドライヌードル。
細かくパラパラした海老の卵の粉と
甘辛いオイスターソース風のタレをよ~く混ぜ、麺に絡めていただきます。
日本では聞きなじみのない「竹昇麺」は
職人さんが、魔法使いのほうきのように長い竹竿にまたがって麺を打つそう。
細いけど独特の強いコシが特長です。
香港では、ミシュランビブグルマンに選ばれたお店もある程。
KLでも「龙师傅港式竹昇面」さんで
同じく、海老の卵をふりかけたドライヌードルをいただいた事があります。
こちらのお店でも、よ~く混ぜてパクリ。
う~ん、これこれ!美味し~い!
竹昇麺は素麺のような極細の仕上がり。
それなのにシコシコと力強いコシがあり、口の中で弾む歯応えがすごい!
この独特の弾力がいいいんですよね~
旨味が詰まった「海老の卵」は
かなり細かい粒々ですが、しっかりと濃い旨味と塩気♪
底にある甘辛いタレのコク深さに
香ばしい海老の風味・歯応えの良い極細麺が重なると、もう止まらない美味しさ!
添えられている名物のワンタンは
薄皮がトゥルンとなめらか。
ゴロンとしたボール状で、中にはプリプリで食べ応えのある豚ひき肉がギッシリ。
どこか焼売を思わせるボリューム感。
途中で、卓上の酢漬け青唐辛子&醤油を。
サッパリした酸味、シャキッとした食感が最高のお口直し。
あぁ、やっぱり竹昇麺って美味しいな~
海老の卵の味も大好きだし、具たっぷりワンタンも楽しめるし
1杯で何とも豪華な気分になれますね。
■叉焼雲呑面(小)RM6.20(164円)
(BBQ Pork Wan Thun Mee (Soup/Dry)
こちらも同じ「竹昇麺」の上に
スライスした叉焼と、豚ひき肉入りのワンタンが3つトッピングされています。
こんがり色付いた叉焼は、きめ細かい肉質でしっとり柔らか。
甘辛い味が良くしみ込んでいます。
ゴロッと大きなワンタンも豚ひき肉がプリプリで、やっぱり美味し~い!
名物になるのも納得の本格的な味わい。
小松菜っぽい野菜も少々。
こちらも、オイスターソースや甘めの中国醤油?を使っているような
叉焼ダレっぽいタレに絡めていただきます。
細くコシのある竹昇麺と抜群に合う~
朝食でもスルリと食べられる「小」サイズは、麺の食べ比べにも良さそう。
ちなみに、「香港蝦粉撈面」はドライヌードル限定ですが
叉焼雲呑面を始めほとんどの麺料理は
Soup(汁あり)かDry(汁なし)が選べるのも嬉しい!(個人的にはDry派)
さて、店頭の保温ショーケースには
食べ歩きにも良さそうなテイクアウトOKの中華パイがズラリ。
小豆やタロ芋餡を使ったスイーツ系のパイや、日本でも人気のエッグタルト
さらにBBQポークやはちみつ叉焼パイなど
おかず系の具を詰めた中華パイも。
それぞれ1つRM1.80~RM2.40(50~60円前後)とお手頃価格。
もちろん店内でも食べられ(メニューにも写真入りで掲載)
1つ注文してみたのが、こちら。
■蜜汁叉焼酥(はちみつ叉焼パイ)RM2.40(64円)
(Honey BBQ Pork Pastry)
飲茶で定番のこんがり中華パイは
サックサクでホロホロと崩れる、甘く香ばしい独特の生地。
中に詰まっているのは、細かく刻んだはちみつ風味の叉焼。
トロリと甘辛い照り焼きソース風の味。
香ばしいパイに甘じょっぱいトロトロ叉焼、
ついついヤミツキになるハーモニー♪
他にチャイニーズティー(Ice)2杯RM1.4を注文し税6%込み
お会計は2名で合計RM18.55(492円)。
今回は竹昇麺と雲呑麺の2大名物を制覇できましたが、他にもスイーツ系の中華パイや
様々な麺料理、1品料理も気になる~
ホーカー(屋台)より綺麗で落ち着くし、昼食や夕食に本格的に色々食べてみたい
ペナンでぜひ再訪したいお店の1つです。
ごちそうさまでした!