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令和はフィッシュヘッドカレーが来る
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タケマシュラン
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| 店名 |
Kam Long Curry Fish Head(金龍咖喱魚頭)
|
|---|---|
| ジャンル | カレー、シンガポール料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 0167528382 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
マレーシア74, Jalan Wong Ah Fook, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
電子マネー不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 利用シーン |
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|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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ジョホールバル名物のひとつ「FishHeadCurry」。中でも国境駅近くにある「KamLongAhZaiCurryFishHead(金龍咖喱魚頭)」は街いちばんの人気店で、お昼時は行列が生じます。
我々は行列を避けるため午前中の早い時間帯にお邪魔しました。それでも半分程度の入りであり、朝っぱらから濃厚なカレーという意味では悪くない混雑度合いです。
料理は「FishHeadCurry」のみであり、魚の部位によって価格が変わって来ます。我々は2人でお邪魔しているため、深く考えずに「中サイズでそれぞれ部位が違うところを注文しよう」と無邪気に注文しました。
オーダーを済ますと席まで案内されるのですが、隣の店舗と奥で繋がっており、その店のオバチャンが謎の押し売りをかましてきます。カレーの支払いはカレー屋で、ジュースやツマミの注文はオバチャンに、と不思議な運用です。
これはオバチャン側のツマミなのですが、キュウリやパイナップルなどを甘辛く味付けしたものであり思いのほか美味しい。「オイシイ?アリガト!」と茶目っ気たっぷりなのですが、続いて半ば押し売りされた、たたみいわし的な何かはそれほど美味しくありませんでした。
真打登場「FishHeadCurry」です。中サイズといいつつ寄せ鍋サイズで一般的なカレー4-5杯分はありそうです。周りを見渡すと2-3人で中サイズ1つという注文が一般的であり、2人で中サイズ2つとは目測を完全に見誤りました。
「FishHead」と言ってもきちんと身はついており、ブリカマよりも可食部はある印象。胴体や尻尾の部分のほうが料金は高くなるのですが、食べ易さや可食部が値段に従って増えて行くと理解すると良さそうです。
味わいにつき、見た目ほどは辛くなく、魚や野菜のエキスがココナッツミルクに溶け込み複雑な味わい。クリーミーなラクサのスープに近い味わいであり、日本人好みの味覚です。
ライスは小サイズでもお茶碗一杯分以上はあり、普通の食欲の方であれば小で充分でしょう。
カレーには魚だけでなくキャベツやオクラ、インゲンなども詰まっており、思いのほか野菜をたっぷり摂れて嬉しい。それでも1人あたりMサイズ1杯というのは大杉であり、ちゃんと予習して臨めば良かったと後悔。
ちなみに辛味は瞬間最大風速としてはそれほどではありませんが、マイルドだからといってジャンジャン食べると体内にカプサイシンは確実に蓄積されるので、徐々にポンポンがイタイイタイしてきます。お気を付けて。
いずれにせよ、ひとり千円もしない支払金額で激ウマカレーを腹いっぱい食べることができるというのは素晴らしい費用対効果です。味そのものも日本人の味覚に合っており、このまま店ごと東京に輸入したいレベル。近い将来「FishHeadCurry」が日本で流行することを祈念して、ごちそうさまでした。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2024/05/kam.html