【大阪・寺田町】カレーうどん・カレーそばのお店【旨辛・スパイシー】
うどん屋に入って、たまたま隣席のお客さんが食べていたりすると、つい釣られて注文してしまうカレーうどん・カレーそば。 大阪環状線・寺田町駅周辺で、様々な形態を見せるカレーうどん・カレーそばのお店を厳選し、ここに紹介します。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1339件の口コミを参考にまとめました。
カレーの発祥は言うまでもなくインド。18世紀にインドを植民地にしていたイギリスが、このカレーを自国の食文化に取り込み、カレー粉を開発するとともに、イギリス料理のひとつとなりました。
いっぽう脱亜入欧の名の下に、欧風化を進めていった明治時代の日本では、西洋料理の導入も進みました。その中でもカレーライスは西洋料理でありながら、日本人の食生活に欠かせない白飯とともに食べることから人気となり、当初はハイカラな洋食だったのが、程なくして庶民の常食として一気に定着、日本食のひとつとして昇華していったのです。
白米とカレーを合わせたカレーライスが定着すると、これも日本人に馴染みのある饂飩とカレーを組み合わそうと考えるのは物の道理。カレーうどんは、明治末期に東京・早稲田のお蕎麦屋さんが発祥とされているが、おそらく日本各地で同時多発的に生まれていたのでしょう。
誕生以来、庶民に愛されてきたカレーうどんは、その味も進化。出汁の利いた和風のものから、スパイスの薫り高い物、はたまた激辛の物まで、各お店の創意工夫で多種多様に進化しています。

出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口を出て、目の前の国道25号線を右手(東南方向)に100mほど進んだところにある、大阪で人気のうどん店です。
店内は厨房に面したカウンター席と、その背後のテーブル席からなる20席程度。壁面には多種多様のうどんメニューが貼り出されています。
「おいしいカレーうどん」(900円)は見るからに熱々!今さっきまでふつふつと沸いてたような状態で、やや大ぶりなお鉢にカレー出汁が溢れそうに掛っています。
出汁を啜ってみると、クリーミーで意外にマイルドか…っと思ったら、時間差でスパイス感が襲ってきました。後から来るタイプのようです 。マイルドと思わせるのはお出汁の旨みのおかげでしょうね。
饂飩はやや太めでお箸にずっしりかかる重量感があります。強いコシを持ちながら、もちっとした感のあり、のど越しもツルンと滑らか…さすがの品質です。
具は玉ねぎと豚肉、そして天に盛られた青葱です。豚肉の量は割と多いですね。粘性の強いカレー出汁ともよく合います。ボリュームにも満足です。



938人
39506人
06-6712-3111
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の北口を出て玉造筋を東に進み、天王寺バイパスと交差する南河堀の交差点を北に上った次の角の所にある自家製麺のうどん屋さんです。
店内は手前が厨房に面したカウンター席が10数席、奥は小上がりで、合わせて20数人が収容できるような構造です。まだ新しいので明るくクリーンな雰囲気です。
「人気ランキング第1位」という「鶏天カレーうどん」(850円)は、ややとろみのあるカレー出汁にきざみ揚げと青葱が混ぜ込まれ、大ぶりの鶏天が4つも乗せられています。
お出汁は適度にスパイスを利かせつつ、辛さは抑制気味で、昆布や節系の旨みをしっかり正面に出しています。きざみ揚げによってコクの深い仕上がりになっています。
圧巻なのは鶏天。鶏肉はささみかな?柔らかくあっさりとした肉質ながら、下味がしっかり付けられ、衣もサクサク。この鶏天が4つも乗せられているのでお腹がかなり膨らみます。
饂飩は自家製麺の讃岐風。適度なコシを持ちつつ、つるつる滑らかな風合い。とろみのあるカレー出汁との相性は抜群です。
このお店、かなり人気店になってきていることにより、饂飩切れによる夜営業の中止や早じまいがかなりの頻度で起こっています。HPで確認してから訪問するのが望ましいです。



185人
8771人
06-7173-8850
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北改札口を出て、目の前の横断歩道を渡ってマクドナルドの右側の小道を入ったところにあるうどん屋さん、間違いなく「駅前」のうどん店です。
店内は立ち食い風ではあるが、一応すべてに丸椅子が置いてあって、厨房に面したカウンターに10席と、壁に面したカウンターに7席の計17席。厨房内には中年の男性と年かさの女性のおふたりが黙々と調理されています。
カレーそば(530円)をお願いすると、数分たたないうちに差し出され、代金と引き換えました。麺はコシのないフニャフニャしたタイプ。これは端から期待してないので問題なし。
それよりこのカレー汁が秀逸です。うどん屋でよくあるあんかけ風ではなく、煮詰めたカレーを出汁で溶い ているような風合い。
大量の野菜やお肉を煮詰めてピューレのようになっているカレールーを溶いているスタイル。凝縮された素材の旨みが出汁中に弾けて広がっているような感じです。
こんなスタイルなので辛さやスパイスの香味は希薄だが、旨みがそれを補って余りある。こんなカレーそばが、ほぼ立ち食いの値段でいただけるのは驚きです。



28人
245人
非公開
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口から国道25号線を東へ、生野本通商店街に入ってまっすぐ進んだところにある食堂です。
店内は12席のテーブル席と5席のカウンターのみで全17席。厨房のご主人とホール担当の奥さんのお二人で営業されています。
「カレーうどん」(700円)は器にすり切れいっぱいカレー餡がかかっていて、その上に小口切りの葱が散らされています。饂飩はほとんど見えません。
カレー出汁は片栗の利いたまろやかな味わいの中にもスパイスが光っています。辛いっというわけではないが、直線的なカレーの風味の後にお出汁の旨みが迫ってくる。まさに時間差攻撃です。
饂飩はやや細めでエッジの無いタイプ。ツルツルでプルンプルン。熱々のカレー餡に浸っていてもクタクタにならないのがいいですね。
具材は牛バラ肉の薄切りと、薄揚げ、玉ねぎです。玉ねぎはシャキシャキした食感が残っているのがいい。これらの多彩な風味をカレー餡が一纏めにしています。



2人
41人
06-6731-1586
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅から国道25号線を東へ1㎞足らず、大阪シティバス林寺1丁目BS近くにある定食屋です。
店内はテーブル席と対面型のカウンター席の並ぶ全部で50席ぐらいかな?立地上「おひとりさま」が多いので、カウンター席の比率が高くなっています。
「海老天カレーうどん」(690円)は、黒い器に海老天2本が乗ったカレーうどんが盛られています。一目で片栗粉でとろみをつけた昔ながらのタイプだとわかります。
ドロッとした風合いのカレー出汁は、スパイスの香味が豊かで出汁も利いてる。しかしそれほど辛くはありません。
カレー出汁を飛ばさないように、そおっと饂飩をお箸で引っ張り出す。饂飩はごく普通の大阪の饂飩。コシはないがツルツル感がいいですね。この饂飩にとろみの強いカレー出汁がよく絡んで実においしい。
それよりなにより、海老天の乗るカレーうどんが今どき690円で食べれるのがいいですね。



32人
179人
06-6710-0131
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口から国道25号線を西に進み、次の角を北にしばらく進んだところにあるうどん店です。一見、カフェかと見紛うが、うどんの幟があるのでそれと判ります。
店内は厨房に面したカウンター席と、その奥のテーブル席合わせて18席。外観同様、カフェみたいな空間は饂飩屋らしからぬお洒落な雰囲気です。
「ちく天和牛カレーうどん」(1,050円)は重たそうな器に入っています。片栗でしっかり閉じられたカレー出汁は薫り高く、出汁の旨みも充分。
辛さは控えめで、全体のバランス感を考えた仕上りになっています。
饂飩は中ぐらいの太さで、断面の四角い讃岐風。しかし大阪らしく艶やかでプリプリした風合いに仕上がっています。
ちく天も揚げたてで熱々。お肉も上々。今まさに刻んだばかりのおネギが風味を倍増しています。



154人
5943人
※本記事は、2025/05/01に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。