旅の始まりは駅弁から！東京駅『駅弁屋祭』で買えるオススメ魚介系駅弁5選

“えび千両ちらし”は酢飯の上にとろろこんぶと「うなぎ」「えび」「こはだ」「イカ」といった海鮮具材が敷き詰められ、玉子焼きで蓋がされたアイデア駅弁です。

玉子焼きは若干の甘さがある、いわゆるお寿司屋さんの「玉」のスタイル。海鮮具材の味を邪魔しません！

そして海鮮具材は素材の良さがしっかりと伝わる納得の美味しさ。玉子焼きのインパクト勝負の駅弁かと思いきや、味にもちゃんとこだわりを感じられた一折でした。

“源の旅めし ぶりかま紅ずわい蟹”は酢飯の上に「白海老天甘酢漬け」や「紅ずわい蟹甘酢漬け」、そして大きな「鰤かま」の乗ったガッツリ系駅弁。

脂の乗った鰤かまは煮崩れしておらず食感もバッチリ！以外にも甘辛ダレと酢飯の相性は良く、和食王道の甘辛味に程よく溶けた脂の奥深さ。ずっと食べ続けたくなる味でした。

見た目の派手さは無いものの、しっかりとした実力を持つ納得の美味しさです！

「ルイベ漬け」とは鮭といくらを特製の『鮭醤油』で付け込んだ珍味だそうです。そのルイベ漬けがふんだんに盛られ、〆鮭、いくら、鮭の魚醤まで入った駅弁が“鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当”なのです！

驚愕のサーモン尽くし！ルイベ漬けと酢飯の間には仕切りがあるので丼とも違う感じです。
そして味もサイコー！ねっとりとした食感、塩麹のような強い塩気と旨み、そしていくらの濃厚な味とサーモン好きにはたまらない一折でした！

ただ器を開けた時の生臭さが...。車内での容器開封にはご注意ください！

“大船軒の鯛めし”は鯛そぼろが乗った鯛の炊き込みご飯と鯛柚庵焼きといった鯛尽くしの一折！

甘みより塩気の立った鯛そぼろはダシの美味しさが際立っています。柚庵焼きは更に濃い味、そしてゆずの味もわかるしっかり目のおかずでした。

サイドにある「あさり煮」や「煮物」も味濃いめな全体的にしょっぱ目な構成で、どなたでも美味しく完食できるでしょう！

“越後長岡 海鮮花火弁当”は器の花火柄が大胆で素敵！ご飯は酢飯...でなく「醤油炊き込みご飯」で、その上に炒り卵や鮭、蟹、ウニ、いくらが散りばめられています。

想像以上に炊き込みご飯が美味しい！酢飯よりもずっと食べやすく、ダシの美味しさに驚いてしまいました。魚介はいくらがポイントで、クセのあるウニや及第点な鮭なんかを１ランク上の味へ昇華させてくれていました。

醤油味一辺倒ではないバリエーション豊かな味わい。しっかりとした満足度を得られました。