ベジータショパンが選ぶ、素朴な味わいで魅せる老舗ラーメン店9店舗(南東北)

出典:ベジータショパンさん

ベジータショパンが選ぶ、素朴な味わいで魅せる老舗ラーメン店9店舗(南東北)

東北の名店は満州帰りの方が独自に開業されたお店が元々。 つまり、横浜発とは違う経路で伝来されています。 そんな東北南部で独自に進化した個性的な名店をピックアップ。

記事作成日:2018/06/11

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる3428の口コミを参考にまとめました。

ここの老舗はこれが素晴らしい~みたいな(笑)

東北南部は喜多方、白河、赤湯、米沢、と日本屈指のラーメン処が並んでいます。
観光客が選ぶと、喜多方なら坂内食堂、白河ならとら食堂、米沢なら熊文、そして赤湯は龍上海本店。
しかし、今回は私の独断と偏見で選ばせて頂きました(笑)
この老舗はここが違うという理由も書き添えておきます。

龍上海 米沢支店

赤湯ラーメン 龍上海 米沢店

東北の名店は満州帰りで独自に開業されたお店が多い。
故、横浜発とは違う経路で伝来されています。
その中でもトップランクとなるとこちら龍上海。

尚、麺は茹で時間を要する(15分以上)ので必然的に一度に20杯程度のロット処理となります。

龍上海は本店が新しい店舗となり味わいも変わってしまいました。
龍上海の支店では特別な存在となるのがこちら龍上海米沢店、唯一の分店。

両店で共通するのが、どんぶりの使い方。
米沢店どんぶりは大盛り用/本店のどんぶりは並盛り用となっています。

創業当時から伝統となるロット処理。
茹で時間が異常に長いのは伝統を守っている証拠。
提供に5分くらいの差があっても麺の仕上げはそんなに変わりません(笑)

火風鼎

白河ラーメンの代表はこちら火風鼎。
こちらの麺は究極のの手揉み熟成麺。
スープも抜群ですが燻製風味の炙りチャーシューも白河最強との呼び声あり。

手揉み熟成麺とは喜多方に代表される麺。
尚、こちらの手揉み熟成麺はバラバラになる寸前まで熟成された究極の麺。
そのしこしこツルツル感は比類無しとなります。

素晴らしい~♪
限界まで手揉み熟成された麺をご賞味願います。

まこと食堂

喜多方の地元のおっさんが支持するお店ナンバー1(笑)

小さなどんぶりが名店の証。
そして、名店もうひとつの証が分厚い油膜。
スープは拳骨、チャーシューから出る豚バラ、鶏がら等となる淡麗系。
しかし味わいは分厚い。

中華亭

中華亭 - 煮干し薫る油とえぐみが強い中華そば

宮城県南の代表となるとこちら中華亭。
こちらも油膜が分厚い中華そばが魅力。

しかし最近まで幻と呼ばれた味噌タンメンがやはり素晴らしい。
(カブを使うので、カブが手に入らない時期は提供されない)

これがたまにしか提供されない幻の味噌タンメン。
裏メニューでトリプル有り(三玉、洗面器のような器で提供されます)。
写真右は1.5玉となる大盛りです。(左は普通盛り)

味噌タンメンのない日は中華そばのみ。
ちなみに両方とも普通盛り。
スープは鶏ガラ、鯖節系でしょうか。
懐かしい味わいです。

二代目 いまの家

こちらのお店は老舗とはならないのですが、地元の方々で埋め尽くされる白河ラーメンの名店。
東エリアはとら食堂、西エリアはこちら二代目いまの家が筆頭となっているご様子。

白河ラーメンで一番美しいビジュアル。
尚、スープの塩梅は濃い目となります。
しかし見事なコントラストです♪

志づ美

志づ美 - 中華そばセット

山形といったら冷たいラーメン。
そして米沢といったらひらま製の細縮れ麺。

こちら志づ美は超淡麗系醤油ラーメンが素晴らしい。
米沢独特となるひらま製の細縮れ麺の表情は温、冷でがらりと変わります(^^)

特に素晴らしいのは冷たいラーメン。
冷やした極細となるひらま独特のしこしこ感には本当にびっくりします♪

冷たいラーメン♪

ひらまさんの冷やした麺が素晴らしい食感となります。

くるくる軒

会津若松代表は老舗のくるくる軒。
会津牛乳ラーメン。
風味はポタージュ、つまりポタージュタンメン(笑)

最近、若麺会で売り出している会津白べこラーメン発祥となる老舗のラーメン店。

とろみがあるので最後まで激熱となる一杯です。
野菜とかコーンも入っているので具材的に見るとタンメンの仲間となります。

風味はポタージュです(笑)

ドロドロポタージュスープ、尚連れ一押しとなるお店らしい♪

すがい食堂 バイパス店

喜多方でもう一軒。
もしかしたら、喜多方一のスープとも言われています。
こちらのお店もどんぶりが小さい。
つまりスープに金がかかっている証拠。
開店一番乗りの一杯でも厚みのある拳骨スープにありつけます(^^)
そしてスープの油膜も素晴らしく分厚い。

湯気が上がらない不気味さはさすが(笑)
1センチ程度の油膜で蓋がされている状況♪

食堂なまえ

食堂なまえ - 極太手打ちラーメン(570円)

最後まで入れるか入れないかで迷ったのがこちらなまえ。

極太手打ちラーメン。
澄んだ拳骨スープは和風に感じられる方が多いのですが、メインは拳骨です。

極太手打ちラーメン。
喜多方を代表とする淡麗系の頂点。
ただ好みのより、0点扱いされる方もいます。
それが私の連れ(笑)
味がしないらしい(汗)

ごつごつしたぶっとい手打ち麺。

※本記事は、2018/06/11に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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