【あべの・天王寺】オムライスの美味しいお店【大阪発祥?】
前日に飲みすぎて胃が重たいお昼前、やさしい味を欲して無性にオムライスが食べたくなることってありませんか?あべの・天王寺周辺で、日本生まれの洋食・オムライスの名店を厳選し、ここに紹介します。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1757件の口コミを参考にまとめました。
オムライス発祥の経緯は明治期のこと、大阪の洋食店「北極星」の店主が、毎回オムレツとごはんを注文する胃弱のお客さんのために、ケチャップライスを薄焼き卵で包んで提供したのが嚆矢とされています。
ほぼ同時期に東京銀座の「煉瓦亭」でも卵に白飯や具を混ぜて焼いた賄い料理を、「ライスオムレツ」として供されたのが発祥との説もあります。
「オムライス」という、「天六」とか「上六」とか 、なんでも略してしまう癖のある大阪人らしい命名でその名が全国に広まったのだから、大阪こそオムライスの発祥の地なんだと信じて疑いません。
あべの・天王寺周辺で、大阪に縁のオムライスの佳店をここに紹介します。

ランチのメニューのオムライス(680円)は、通常サイズの平皿に、ケチャップライスの上にプレーンオムレツが乗せられ、デミグラスソースが掛けられています。この形状はタンポポオムライス、いわゆる「たいめいけん」スタイルですね。
そのわきにはキャベツが主体の生野菜サラダが添えられています。セットのスープはなんとお味噌汁。以前よりかなりカジュアルに寄せてきています。
オムレツの上面にナイフを入れると、見事に広がり、重力に任せてケチャップライスの上にかぶさりました。
卵の焼き上がりはふわふわで上々。ライスには玉ねぎ、ハムが入っていて、玉ねぎがしゃきしゃきで、しかも甘みがあって実に美味しい。
デミグラス ソースはライトな風合いで、あっさりと仕上がったふわとろオムライスによく合います。これは特に女性お薦めのオムライスです。



357人
12200人
050-5570-7871
出典: kurodaさん
JR天王寺駅の北口出て右、玉造筋を1分ほど歩いたところの、吉野家の隣にある大衆食堂…っちゅうか、いわゆるめし屋です。
店内はテーブル席が並ぶ30席足らず。昭和から時代が止まったままの佇まいで、今にも岡八郎や花紀京が扉をガラッと開けて入ってきそうな雰囲気です…
オムライス(530円)は、紙ナプキンで巻かれたスプーンとともに運ばれてきました。オムライスは、最近よく見かけるフワトロ系ではない、薄焼き卵でパッツンパ ッツンに巻いた昔ながらのタイプ、そして当然のごとく上に掛っているのはケチャップです。
一口スプーンで口に運ぶと、薄焼きとはいえ微妙に半熟感が残っています。ただしこれは最初だけ。僅かなフワ感は余熱ですぐにかき消されてしまった…
中は鶏肉とタマネギによるケチャップライス。薄めの味付けが好ましいですね。炒め油はラードかな?程よく香ばしくてコクも上々。そのくせ「ひつこく」無いのがありがたい。実にノスタルジックな味わいで心なごみます。



217人
6968人
06-6771-1181
出典: kurodaさん
「あべのハルカス」の南隣、岸本ビ ルの1階にあるとんかつの「KYK」とカレーの「サンマルコ」とをコラボさせた、トンカツとカレーをツートップに据えたお店です。
左側に大きなU字型のカウンター席、右側と入り口横にテーブル席・ボックス席が並ぶ、全44席の明るく広い造りとなっています。
「イタリアントマトとモッツァレラチーズ&オムライス」(1,180円)は、周囲はデミグラスソース、オムライスの上にはざく切りトマトのソースが掛かり、モッツァレラが散らされミントが乗せられています。モッツァレラは程よく蕩けています。
卵はふわっとしていて卵の内側もちょうどいい半熟具合です。デミグラスを纏ったライスも軽い口当たりで、モッツァレラがコクを深め、トマトの酸味が全体の味を引きしてています。
ここは薬味も特徴的で、名物のキャベツのピクルスに加え、パイナップル、胡瓜の漬物がポットで出されます。これらとともにいただくととちょっとした味変になりますね。



152人
3553人
06-6621-6639
出典: kurodaさん
JR天王寺駅の直下、市営地下鉄谷町線・天王寺駅の直上、「あべちか」と呼ばれてる地下街にある、大阪では大手で老舗の喫茶店「心斎橋ミツヤ」の支店です。
店頭にはケーキやパフェといったスウィーツや、スパゲティやハンバーグなどの洋食系の食品サンプルが並んでいる、昭和の時代からの伝統的なスタイルです。
オムライス(580円)を。昭和な雰囲気のお店では、いただくものも昭和なものにしたいからね。それほど待つことなく運ばれてきました。典型的なオムライスの形状、トマトソースが掛かっています。
スプーンを入れて割ってみると、中はケチャップライスでベーコンと玉ねぎが僅かに混ぜ込まれている程度。ふっくらした玉子に見事に巻かれていて、衒いのないソースとともに、実にシンプルながらバランスがいい。こう言っちゃ失礼だが、喫茶店にしては想像以上の美味しさです。意外でした。



205人
2466人
06-6772-5671
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の南側、庚申街道をまっすぐ南に進み、美章園街道に出る手前にある小さい食堂です。この近くには多くの料理人を輩出した辻調理師専門学校があります。
かなり年期を経たような、昭和の趣が感じられる店内は、テーブル席と小さいお座敷からなる全25席。老齢のご夫妻で営業されています。
オムライス(750円)は、やや平べったく盛ったライスを厚めのオムレツでしっかり巻き込んでいます。そして手前には赤いケチャップ、奥には福神漬。黄色と赤のコントラストは鉄板!
卵はふわっとしていてケチャップの香りもいい。卵の内側もちょうどいい半熟具合です。ライスは堅めの炊き上がりで、具材はシンプルにチキンと玉ねぎです。家庭っぽい仕上がりながら、ボリウムもあり、けっこうお腹一杯になりました。



31人
682人
06-6621-6792
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の直上の複合ビル、天王寺ミオ・プラザ館の4階にある、阿倍野の洋食の老舗、グリルマルヨシの支店です。
横長の店内にテーブル席が並ぶなか、レジ後ろに3席だけのカウンター席があり、合わせて20席ほど。
女性人気No.1という「たまハヤシ」(1,180円)ライスの上にトロトロ状の薄焼き玉子が被せられ、その横にたっぷりのハヤシソースが掛けられています。まずそのヴィジュアルに魅了される。
ハヤシソースは濃厚なフォン・ド・ヴォーが織り成す重層的な味わい。酸味はあまり感じず、甘みを立たせた仕上がりで、添えられてるマスタードを混ぜ合わせると、キリっと味が締まります。
玉子に隠れたライスは白ご飯。濃厚なソースにはケチャップライスより淡白なライスの方がよく合います。ハヤシライスとオムライスのいいとこ取りといった感じです。
このシンプルながらも奥深い味わいのソース…老舗洋食屋の実力を見せつけてくれます。



285人
9365人
06-6773-2168
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上。あべのハルカス近鉄本店の14階に、2020年10月9日にオープンしたオムライスをメインに据えたカフェです。
店内はテーブル席が並ぶ全42席。高級感漂うヨーロッパのサロン風のインテリアで、ゆったりと贅沢な空間を演出しています。
「洋食屋さんのオムライス」(950円)は、ライスをやや厚めのオムレツでしっかり巻いています。そして天には赤いケチャップが。白いお皿に黄色と赤。このコントラストは鉄板!
卵はふわっとしていて卵の内側もちょうどいい半熟具合です。卵に火を入れる際に油を使ってないようで、軽い口当たりが楽しめます。
こちらのお得意はスフレ卵のオムライスです。薄く盛られたケチャップライスの上にスフレオムレツが乗り、ホイップバターとケチャップが添えられています。
オムレツが実に柔らかくて口の中で溶けていく感じ。口に入ってしまうとケチャップライスに卵主体のソースがかかっているような感じです。
(この写真は系列店の「サロン卵と私」のものです。)



59人
1371人
06-6625-2682
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に直結。大阪のランドマーク「あべのハルカス」のウイング館6階ににあるカフェです。
お店は全席テーブル席で40席ぐらい。百貨店の売場とは壁で隔てておらず、明るく開放的な雰囲気です。
「マフォン特製デミグラスソース とろとろ卵のオムライス」(990円)は、やや大きめの平皿の真ん中にオムライスが鎮座しています。親子丼のように半熟玉子をライスの上に乗せたタイプです。
いかにもふわふわそうな卵の周囲には赤いソースが回し掛けられ、卵の上にはパセリが散らされている。赤、黄、緑の色合いが実に鮮やかです。
フワトロ系の卵は優しい食感。ソースはデミグラスソースとのことだが見た目はトマトソース。味もトマトの風味が強い。
ライスはほんのりケチャップで味付けられていて、豚肉やグリーンピースといった具が多めなのが嬉しい。



9人
114人
出典: kurodaさん
阪堺電車上町線・松虫駅のすぐ近く、地下鉄谷町線・阿倍野駅からは南に5~6分ほど歩いたところ。あべの筋沿いにあるにあるアイリッシュスタイルのパブです。
店内は手前に6席ほどのカウンター席と厨房、奥はテーブル席とソファー席の全部で20席ぐらいです。
「TRAMのオムライス」(980円)は、鮮やかな黄色の玉子に包まれていて見るからにふっくら。斑に焼き目のある実に美しい姿をしています。ココットにはオリーブやピクルスなどが生ハムに巻かれて収まっています。
スプーンを入れてみると、繊細な火加減で調理されたのであろう、絶妙のふわふわ感。玉葱と鶏肉の持つ旨さを纏ったライスがツヤツヤ状態で顔を出しています。シンプルな味付けではあるが、存在感のある口当たりです。
トマトケチャップは掛けずに添えている。これだと自分好みで風味付けできるからいいですね。油分も希薄なのでさっぱりいただける…これは上質のオムライスです。



28人
861人
06-6624-9668
出典: kurodaさん
阪堺電車・北畠電停から東方向、大阪シティバス・北畠公園前BSのすぐ近く。北畠公園本通商店街に入ってすぐのところにある中華料理店です。
店内は入って右側に3卓のテーブル席と、厨房とを仕切る壁に向かったカウンター席4席の全16席。年かさのご主人とそのご家族による、地元密着のお店です。
中華料理店のオムライス(500円)は、厚めに焼かれた玉子がライスに巻かれ、たっぷりのケチャップが掛けられています。
スプーンではなく散蓮華でざっくり割って口に運ぶと、ほんのりケチャップを纏ったライスはパラパラで香ばしく、ぼってり厚い玉子が風味を高めます。
ライスにはぶつ切りの鶏肉がたっぷりで存在感を示しています。これは洋食屋さんではあり得ない味わいです。



47人
1256人
06-6621-0871
出典: kurodaさん
「あべのハルカス」の12階~14階を占めるレストラン街のうち、13階の東側にある老舗洋食店の支店です。
店内は50席を超す程度の、百貨店のレストランとしては標準的な広さ。隣の席との間に小さい仕切りや、足元に荷物かごに覆いがあったりと、心憎い気遣いがあるのがいいですね。
「海の幸とチキンのオムライス」は、大きな器の真ん中にオムライスが鎮座し、周囲にデミグラスソースが満たされています。
オムライスの上にはエビやイカなどの魚介とともにチキンが乗せられ、ソースにはクリームが回し掛けられています。魚介は臭みもなく華やかな味わいに仕上がっています。
オムライスは半熟のオムレツをライスの上に被せたタイプで、適切な火入れによってふわふわトロトロ状態に保たれています。
ライスは具のないケチャップライスで、抑制的な味付けによりカドの取れた淡白な仕上がり。優しい味わいのオムレツと具材の形が残るデミグラスソースとの相性もいいですね。



234人
6478人
06-6654-6684
出典: kurodaさん
大阪メトロ谷町線・田辺駅から阪神高速の高架に沿って平野方向へ少し歩いたところにある食堂です。
店内はテーブル席の並ぶ20席足らず。メニューはエビフライやカレーライスなどの洋食、チャンポンや皿うどんといった中華、各種うどん・丼物、とんかつや野菜炒めなどの定食という何でもあり。まさしく昭和の食堂です。
「オムライス(サラダ付)」(700円)は、店名の入った平皿の上に典型的な姿をしたオムライスが横たわっています。
そして手前には赤いケチャップ、奥には福神漬。黄色と赤のコントラストは実に美しい。
スプーンを入れて割ってみると、中は鶏肉とタマネギによるチキンライス。鶏肉はたっぷりで、玉ねぎのシャキシャキした食感が好ましい。薄めな味付けなのもいいですね。
巻いている玉子は薄焼きとはいえ微妙に半熟感が残っています。ケチャップは市販品だと思うがメリハリの利いた味なので、薄味のチキンライスとの相性がいい。



21人
516人
06-6622-1269
出典: kurodaさん
「あべのハルカス」の地下2階、食品売り場の一角にある「あべの市場食堂」にある、オムライスの発祥として知られる「北極星」の支店です。
お店はテイクアウトのキャッシャーとともに6席のカウンター席と2人掛け・4人掛けのテーブルがある全12席です。
「ビーフオムライス」(1,080円)は、鮮やかな黄色の玉子に包まれていて見るからにふっくら。やや浅い色のケチャップソースが、カリグラフィーの如く皿の上で主張しています。漂ってくるラードの香りが期待を高めてくれます。
スプーンを入れてみると、繊細な火加減で調理されたのであろう、絶妙の半熟状態が見て取れます。玉葱とビーフの持つ旨さを纏ったライスがツヤツヤ状態で顔を出しています。シンプルな味付けではあるが、存在感のある口当たりです。
酸味の少ないトマトケチャップは、オムライスの風味を引き立たせる程度で、それ自体に主張を持たせてはいない、奥ゆかしい風味となっています。
薄切りのビーフがたっぷり入っていて、肉の旨みを感じさせます。添えられているのは北極星伝統の甘酢生姜。ピクルスの代わりに、手に入れやすい甘酢生姜を選んだ明治人の知恵に感服します。



66人
1133人
06-6654-6808
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、あべのハルカス近鉄本店・タワー館12Fにあるビアホールです。
店内はビヤホールらしくクラシックな欧風のインテリアの全76席。特徴的なシャンデリアが印象的です。
「オムライス デミグラスソース」(1,380円)は、平皿の中心にオムライスが鎮座し、周囲にデミグラスソースが流し入れられ、クリームが掛けられています。
オムライスは巻くタイプではなくオムレツをチキンライスの上に乗せるタイプです。オムレツはドレープではないが細かい凹凸が付けられていて美しい姿です。
フワトロ系の玉子は優しい食感。デミグラスソースは軽やかな風味なのがいいですね。
中のライスは鶏肉入りのケチャップライスで、グリーンピースがいい仕事をしています。



46人
1322人
050-5595-7111
※本記事は、2025/03/04に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。