【大阪・ミナミ】丼の旨い店・厳選5店
丼に盛ったご飯の上にさまざまな具材を乗せるという極めて単純な日本料理「丼」。気軽にお腹を満たせる丼は、日本生まれのファストフードと言えるでしょう。大阪・ミナミで、美味しい丼を提供しているお店をピックアップしました。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1554件の口コミを参考にまとめました。
海老や野菜の天ぷらをご飯に乗せ、丼つゆをぶっかけた天丼。鶏肉と卵、牛肉と卵との関係性を言い表した親子丼と他人丼。刑事が取り調べ中の容疑者に食べさせると、それまで頑迷に否定していた容疑者でも涙ながらに「わたしがやりました…」と自供してしまう魔法の食べ物、かつ丼。
街場の定食屋やうどん・そば店、弁当店で気軽に食べれるこの丼ぶり、丼に盛ったご飯の上に「アタマ」を乗せるという合理的な発想から生まれた極めて単純なファストフードです。
大阪・ミナミで美味しい丼を提供しているお店をピックアップしました。ヴァラエティー豊かな丼物を味わってみませんか。

出典: kurodaさん
各線・難波の駅からすぐ近く、道具屋筋商店街の中ほどにある、かつ丼の専門店です。
店内はカウンターのみの全14席。エントランスにある券売機で食券を買う方式です。
「肩ロース玉子とじかつ丼」並盛玉子2個(900円)は、丼の上に大ぶりのカツが横たわり、ネギが散らされています。玉子は火が通って固まっている部分と、とろっとした部分がある。カツは細めにカットされています。
カツは意外に分厚く食べ応えがある。細めにカットされている理由が判るような気がします。出汁の味も辛すぎず甘すぎず、玉子の火の通りも上々。シンプルながら美味しいですね。
卓上にある沢庵もかつ丼の味を引き立てるとともに、山椒を少し振り掛ければ味が引き締まりました。
「かす吸」(+120円)が秀逸で、外はカリカリ、中はプルプルのかすの食感とともに、かすから溢れる強烈なコクがお汁を爆発的に旨くします。



244人
4663人
06-6645-4011
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線、長堀鶴見緑地線・心斎橋駅から直結、大丸心斎橋店本館 B2Fのフードコート「心斎橋フードホール」にあるお店です。
このフードホールの一角に鮮魚売場とともに、カウンターを備え、その場で飲食できる「魚BAR(うおばる)」が出店しています。
「海鮮魚くみ丼」(1,600円)はブリ、タイ、サーモン、ホタテ、イクラなどが盛られ、天には大ぶりの海老と、穴子が丸ごと乗っかっています。これは実に豪華。
海鮮はどれもプリプリで鮮度の程が窺えます。海老は一段とプリプリしていて、頭の中の味噌もたっぷりで濃厚。また穴子は実にふんわりと煮上がっています。
ご飯は寿司飯なのでタレは掛かっていません。海鮮ちらし寿司といってもいいかな?卓上の醤油を掛けていいのかもしれないが、鮮度がいいので生臭さが一切なく、掛ける必要を感じませんでした。
そこそこの値段ではあるが、値段以上の価値があり大満足です。以前、ここの鮮魚売場で宇和島風の鯛めしを購入したのだが、これが実に旨かった。テイクアウトもお勧めできます。



76人
2533人
06-6251-0555
出典: kurodaさん
各線・なんば駅のほど近く。道頓堀にある精肉・肉料理の老舗です。本館建物の御堂筋側にあるカレーショップはなかなかの人気店で、休日には行列ができるほどです。
10坪ほどの昭和臭漂うホールに4人掛けと2人掛けのテーブルがズラッと並んでいて、手馴れた店員がゆったりと給仕する…オールドスタイルを守っています。
「ビーフワン」(864円)は牛丼の卵とじ、つまり他人丼です。長方形のトレイの上に丼とお漬物が並びます。
丼にはプルプルの玉子で覆われた綺麗なお肉が装われています。さっそく口に運んでみると、うっすら甘辛で出汁味の効いたお肉の味わいと、ふんわりした玉子の風合い。
牛肉とタマネギを卵でとじた牛丼です。実に上品な仕上がりです。ほんのり粉山椒の風味もあって、いい具合ですね。
なんといっても高級精肉店のお肉。実に柔らかい和牛ならではの風合いです。



682人
17665人
06-6213-4736
出典: kurodaさん
近鉄、および大阪メトロ・日本橋駅から南方向、南海・難波駅から南東方向。堺筋沿いの高島屋東別館の向かいにある天丼・天むすのお店です。
店内は横に一直線の10席ほどのカウンター席があるのみ。カウンターの背後は通り抜けできないが、全面が引き戸なのでどこからでも入店でき、不都合はありません。
穴子1尾・海老2尾・牛肉1枚・豚肉1枚・餅・ちくわ・季節の野菜というほぼ全種盛りのような「ミックス天丼」(1,350円)は、お味噌汁、お漬物とともに差し出されます。
ご飯を覆いつくさんばかりに各種の天ぷらが盛られ、海苔がトッピングされています。これは壮観!
天ぷらはすべて熱々サクサクでエビの身はプリッとしています。野菜は南京、茄子、万願寺。もちろんカラッと揚がっています。牛天や豚天も、それぞれお肉の持ち味を活かしています。
驚くべきは穴子。大ぶりの穴子が一尾丸ごと揚げられています。ほっくりとした揚げ上がりで、穴子らしい淡泊な旨味が溢れます。



128人
7186人
06-6643-2006
出典: kurodaさん
大阪ミナミ・お香と打ち水の香りが漂う風情溢れる法善寺横丁にあるカツ丼の専門店です。
店内はカウンターのみの10席ほど。間口は狭いが懐の深い、老舗の趣を漂わせる雰囲気になっています。
「かつどん」のダブル卵・お味噌汁付きは全部で800円。先払いなのがこの店の決まり事です。トレイの上にご飯、ミニサラダ、お味噌汁、そして主役のカツが親子鍋のまま並んで出てきます。
丼のアタマを自分でご飯に乗せるのだが、普通に全投入するとかなりの「つゆだく」になります。つゆは甘めで濃いめの仕上がりだが、鰹出汁の旨味がかなり効いています。
卵のとじ加減は堅め。カツはだしを吸ってしんなり。肉の厚みは普通だが、大きさがそこそこあるので食べごたえがあります。
サラダは少量だが梅のドレッシングが実に旨い。また、お味噌汁も鰹風味が強く、かつどんに負けないぐらいの存在感を主張しています。



424人
16545人
06-6213-7585
※本記事は、2022/08/01に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。