【あべの・天王寺】中国料理店の「粉」
中華圏での「麵」(ミェン)は小麦粉そのものを指し、ビーフンや春雨は「粉」(フェン)に分類されます。あべの・天王寺周辺の中国料理店でいただける「粉」をピックアップしてみました。ヴァリエーションに富んだ中国料理の奥深さを体験してみませんか?
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる245件の口コミを参考にまとめました。
「麺」とは小麦粉や蕎麦粉、米粉など粉に水と塩などを加えた生地を細く長く延したものと一般的に思われていますが、中華圏での「麵」(ミェン)は小麦粉そのものを指し、小麦粉をこねて細長く加工したものは「麵条」と呼びます。なるほど、だからパンのことを麵包と書くんですね。
いっぽう、ビーフンや春雨は「麵」ではなく「粉」(フェン)だそうです。麦の育つ中国北部や内陸部では「麵」の料理が発達し、米の育つ中国南部では「粉」の料理が発達するのもよく判ります。
あべの・天王寺周辺の中国料理店でいただける「粉」をピックアップしてみました。ヴァリエーションに富んだ中国料理の奥深さを体験してみませんか?

出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・今川駅から東に800メートルぐらいのところ、BRT「いまざとライナー」の今川二丁目BSから南に100mほどの今里筋沿いにある台湾料理のお店です。
お店は、5席のカウンター席と5卓のボックス席からなる全25席。新築だけあって明るくクリーンです。
「台湾ビーフン炒め」(880円)には、具材の豚肉やキャベツがたっぷり乗っています。ビーフンは適度な歯ごたえがある上質の風合い。
具材は豚肉とキャベツのほか、葱、ニンジン、椎茸など。適度な火入れでキャベツがシャキシャキしています。野菜から出てきた水気でビーフンがしんなりしていて、ビーフンでありがちなパサパサ感は一切ありません。
全体に薄味に仕上げられているも、素材の持つ旨味が存分に引き出されていて実に美味しい。しかもヘルシーですね。



33人
1724人
06-6718-5009
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅から谷町筋を北へ。四天王寺に向かって5分ほど歩き、参道が谷町筋から分かれたところにある中国の点心を味わえるお店です。
店内はカジュアルで入りやすい雰囲気で1階はテーブル席、2階はお座敷。さらに隣の敷地にオープンエアのテラス席があって、すべて合わせて70席以上にもなるようです。
米麺は、お鉢には澄んだスープに白く半透明の麺が横たわっています。見た目からも軽やかなお料理ですね。
スープを啜ると、実に優しい味であっさりしている。麺はプルプルとして口当たりは柔らか。具は青梗菜と蒸し豚。それに白髪ネギ、糸唐辛子、松の実がトッピングされています。
ベトナムのフォーに似た味わいだが、それよりクセがない。しかし胡椒がピリッと効いていて、メリハリのある仕上がりになっています。



54人
4614人
06-6718-4666
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の北口から、まるでここだけ昭和のまま取り残されたかのようなレトロなアーケード街「天王寺駅前阪和商店街」を抜けて、明るい場所に出たところにある中華料理店です。
カウンター6席。テーブル席は20人ぐらい。庶民派の中華料理店といった雰囲気です。
「海鮮とビーフン炒め」(850円)は、エビ、イカ、豚肉に、キャベツ、玉ねぎ、チンゲン菜、キクラゲなどとともに炒められています。
海鮮と野菜がしっかり炒められ、その味を吸ったビーフンが実に旨い。イカに施された飾り包丁も冴えてますね。やや薄めの味付けは、素材の持ち味を感じれるよう絶妙の塩梅ながら、コクと深みも感じさせます。



84人
2577人
06-6772-1218
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口から国道25号線を東へ5分くらい歩いたところ、生野本通商店街の入口近くにある中華料理店です。
店内は1階が厨房に面したカウンター席のみの10席程度、2階は20席ほどのテーブル席が並ぶ全30席ほどです。
「豚肉と春雨炒め」(830円)は、半透明に輝く春雨に具材たっぷりの餡が掛っています。
具材はたっぷりの豚肉にエビ、イカ、ウズラ卵、ネギ、玉ねぎ、ニンジン、ヤングコーン、木耳など…片栗粉でとろみが付けられています。野菜は適度な火入れで歯ごたえを残しています。
春雨はツルツルとした食感で、しんなり柔らかく優しい風合い。具材をまとめている餡にしっかり味が付けられているので、パンチ力もあります。
豚肉は拍子木にカットされていて、旨みと食感が抜群。素直な資質の春雨が料理法によって力強く変化しているところが面白いですね。



49人
1672人
06-6712-8595
出典: kurodaさん
JR阪和線・美章園駅から高架に沿って北の方に進ンだところ。阪和線のガード下にある中華料理店です。
店内はカウンター席が5席程、右側に1組だけのテーブル席、奥に厨房といった小ちんまりした造りで、さらに2階にも席があるようです。
「汁ビーフン」(750円)は、見たところ「関西風ちゃんぽん」といった風貌で、淡褐色のスープにたっぷりの野菜が乗っています。スープはあんかけではなくサラッとしています。
スープの塩分はそれほど強くなく、あっさり淡泊な仕上がりながら、スープの旨みを出してきつつ、油の香りを強く打ち出し、特徴ある風味になっています。
ビーフンはしこしこしたテクスチャーで、ライトなスープとは良く合うと思うが、スープを弾くので引き上げは期待できません。
具材は豚肉、エビ、イカ、白菜、ニンジン、ネギ、木耳…実に多彩です。



25人
834人
06-6719-4090
※本記事は、2021/06/06に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。