東京近郊で食べられる旨い汁なし麺(その3:二郎系編)
最近のラーメン屋さんでよく見る「汁なし」「油そば」「和えそば」「まぜそば」というキーワード。一体何が違うの? 今回は、東京近郊で食べられる種々の「汁なし麺」のうち、ドカ盛りで有名な「ラーメン二郎」で供される汁なし麺にフォーカスしてみます。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる5713件の口コミを参考にまとめました。
言わずと知れたガッツリラーメンの雄、「ラーメン二郎」でも汁なし麺を提供するお店があります。
濃厚豚骨醤油スープと背脂が予め麺と和えられ、二郎ならではの無料トッピングでボリュームや味を自在にカスタマイズ可能なのが特徴。
関内系(関内店発祥で、現在湘南藤沢店、亀戸店に受け継がれる)と、一之江系(環七一之江店発祥のマイルド系)が有名ですが、他にも汁なしを出している直系店があります。また、期間限定で提供される油そばにもフォーカスしてみたいと思います。
出典: 大臣。さん
2004年オープンの中堅二郎。店主はラーメン二郎鶴見店出身とのこと(現在鶴見店は蒲田に移転)。
行列の長さで有名ですが、回転はかなり早く、体感的には並び一人あたり1分の待ち時間と予想しましょう(20人並んでいたら20分待ち程度)。
並んでいる間に助手さんが「麺の量(大か小)」「汁なしかラーメンか」を確認に来ます。
券売機では、ラーメンの食券と汁なしの食券を買ってオーダーしましょう。
また、関内店のみの名物トッピングとして「ニラキムチ」があります。汁なしとの愛称も抜群です。
出典: タム6000さん
店員さんに「ニンニク入れますか?」と尋ねられる「コールタイム」で「お願いします」と言うと、このように刻みニンニクを入れてもらえます。
「ヤサイ(モヤシ増量)」「アブラ(背脂増量)」「カラメ(味の濃さ)」もこのタイミングでコールします。
麺は半分ほど濃い目のスープに浸かっており、その上には野菜、豚、揚げネギ、卵黄、そしてオプションのニラキムチ、ニンニク。
関内二郎はこの豚(巻チャーシュー)が絶品と言われます。
出典: タム6000さん
ラーメン二郎では、スープに浸かった大量の麺の上にこれまた大量の野菜が載せられます。
野菜から順に食べる方もいますが、個人的には前半のうちに麺を野菜の上に上げ野菜をスープに沈める「天地返し」をしておくと、麺が伸びるのを防げます。
まぁ、汁なしなのでラーメンに比べ伸びるスピードは遅いですが。
野菜マシにしなかったので、麺はすぐに引き出せます。
麺は厚めの中太平打ち。表面がザラッとしていて、スープをよく拾うんですよね。
茹で具合はジャストで、モチッとした柔らかめの歯ごたえが直系食ってる感満載!オーションの香りもいいなぁ。。
早速天地返ししつつ、ワシワシ頂きましょう。
出典: タム6000さんの口コミ
この麺に絡むスープは、濃い目の豚風味満載スープ!
また、ここの汁なしの風味を決定づけるのは「黒胡椒」。
出典: タム6000さんの口コミ
二郎の汁なしもいろいろありますが、やっぱり黒胡椒のパンチが印象的な関内系が好みですね。
出典: タム6000さんの口コミ
出典: タム6000さん
豚はバラ巻豚スライスが2枚。
ホロリと崩れる絶品チャーシューをたっぷり味わいたい方は「豚入りラーメン」の食券を買いましょう。
食べてから気がついたのですが、関内の豚は絶品だったのでした。
ホロホロでめっちゃ旨いのですが、ちょっと小さめなので、2個では足りません!
100円足して小豚にすればよかったです。
出典: タム6000さんの口コミ



2052人
30691人
非公開
出典: Hiroshi_kunさん
2010年オープンの新し目の直系二郎です。
店主さんは前述の関内二郎出身なので、こちらでも関内風の汁なしを楽しむことができます。
出典: タム6000さん
ルックスは関内と同じ。
多めのスープに入った麺の上には控えめに盛られたヤサイ。頂上には卵黄。
麓にはフライドオニオンと豚が鎮座。
出典: タム6000さん
こちらでも早速天地返しして全体をよく混ぜます。
まずは麺を引き出し一口。
・・・あぁ、久々に食べる直系、めっちゃ旨いっす。。。
出典: タム6000さんの口コミ
麺の形状は中太平打ストレート。茹で具合は若干ヤワメだけど、デロってないレベルなのでむしろ歓迎。
いかにも直系というムッチリとした噛みごたえのオーション麺に甘口でまろやかなカネシ、さらに豚の旨味が絡みつき。。。これは至福!w
出典: タム6000さんの口コミ
出典: タム6000さん
スープは多めで、汁なしというよりは「スープ少なめ」という雰囲気。
カネシの尖りは控えめで、グルも控えめかな?関内よりもちょっとさっぱり系な印象を持ちました。
まぁでも旨いことには変わらず。天地返ししてグイグイ食べ進みましょう。
卵黄が崩れて混ざるとさらにマイルドになります。
出典: タム6000さんの口コミ
出典: タム6000さん
ジューシーで味の濃い巻豚は絶品。
豚も関内と似ており、小ぶりのバラ肉の巻豚タイプ。ムッチリした歯ごたえと染み込んだカネシがいい感じ!
出典: タム6000さんの口コミ



987人
12596人
非公開
出典: IDぴょん吉さん
直系二郎の中でもあっさりした一杯を提供するお店でしたが、2013年に店主さんが交代。
新店主さんは関内などで修行した藤沢二郎の店主のご兄弟。
ということで、こちらでも関内風の汁なしが食べられるようになったようです。
※未食のためレビュー紹介はありません。食べたら追加更新します。



1084人
12832人
不明の為情報お待ちしております
出典: フォーリンデブはっしーさん
2003年オープンの中堅二郎。
店内の雰囲気が穏やかで盛りも適度なため、二郎初心者のデビュー戦にオススメ。
出典: タム6000さん
こちらの汁なしは、「魚粉」をコールできるのが特徴。
鰹の香りが加わることで和風な雰囲気になります。
麺の半分くらいまではスープが入っており、上にはヤサイ、麓に豚にニンニク、そして魚粉。
では、麺を引き出しつついただきます。
・・ウマッ!
カラメにしたからか、カネシがビシッと効いたスープが旨い!
出典: タム6000さんの口コミ
豚肉の旨味はしっかリベースを支えていますが、ド濃厚という感じはないです。
液体油も多くなく乳化も弱いので、口当たりは意外にライトな感じ。しかし全体的には非常にバランスがよく、これは直系初心者にもオススメできる感じかも。
出典: タム6000さんの口コミ
出典: タム6000さん
麺は中太平打ち縮れタイプ。
仕上がりはかなり柔らかめで、ムニッとした食感が特徴的。
しかし麺味がしっかりしているのと、スープをグングン吸うので「これぞ直系!」というB級な雰囲気。
出典: タム6000さん
生玉子は現金50円でオーダー可能。
途中で玉子を投入〜。
黄身だけ入れようと思ったのですが、勢い余って白身までwまぁでもカラメなので問題なし!
ちょっとずつ麺に混ぜこんで食べると、グッとまろやかになりますね。カネシの尖りがかなり弱くなり、甘ジョッパイ不思議な感じに。
出典: タム6000さんの口コミ



823人
9527人
非公開
出典: 半月板損傷さん
2002年オープンの中堅二郎。
大学の近くのお店なので客層は学生さんが主体。常に行列が絶えないお店ですが、学生の長期休暇期間が狙い目。
※未食のためレビュー紹介はありません。食べたら追加更新します。



156人
1962人
出典: フォーリンデブはっしーさん
2010年オープンの新しめな二郎。
限定メニューの開発にも熱心で、夏季にはつけ麺、冬季は油そばが提供されます。
提供時期は、店舗メルマガを参考にしましょう。
出典: タム6000さん
油そばといってもかなりタレが多く、麺はほぼタレの中に沈んでいる感じ。
また、混ぜやすいようにとの配慮からか、載せ物は少なめ。豚、ヤサイ少々、うずらの卵に青ネギ。
関内や一之江の汁なしとは異なり、こちらはスープはほとんどなくほぼタレ。
さらにタレにゴマ油が効いているのが特徴的。
出典: タム6000さんの口コミ
郎らしさの中心はやっぱり豚の旨味詰まったスープだと思うので、タレだけになってしまうと若干「らしさ」は薄まってしまうかも?
でもこれはこれで、賄いっぽいジャンクな旨さはあると思います。
出典: タム6000さんの口コミ
出典: タム6000さん
麺はムニモチの柔らかめの中太平打麺。ここにカネシ(今はFZか)が絡みつき、これを口いっぱいに頬ばったら、もう脳内麻薬放出開始w
出典: タム6000さん
コールタイムにヤサイコールはできませんが、足りなくなったら申告すればお替わりがもらえます。
かなり味が濃いので、中和するためにヤサイお替わりは必須。



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非公開
※本記事は、2015/01/05に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。