【天王寺】四天王寺周辺のフレンチ・イタリアン【夕陽丘】
四天王寺界隈は、学校や病院、高級マンションが建ち並ぶ、大阪の文教地区です。それもあってか、質の高い料理を提供するレストランも数多く見られます。そんな四天王寺周辺で、舌の肥えた人たちを唸らせるハイレヴェルなフレンチやイタリアンを味わってみませんか?
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる812件の口コミを参考にまとめました。
大阪市内随一の規模を誇る寺院、四天王寺は、1400年前の推古天皇元年(593)、四天王にこの世の全ての人々を救いたいと誓願され、平和な国づくりの為建立されました日本仏法最初の官寺です。
南から北へ中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に配置し、中門の左右から出た回廊が講堂の左右に達する、日本最古の建築様式「四天王寺式伽藍配置」が見られ、その威容に圧倒されます。
ただしこれらの建築物は、幾度の戦禍と災害に見舞われたため、現在の仏堂の多くは、創建当時の飛鳥時代の様式を忠実に再現された鉄筋コンクリート造。鮮やかな朱色の柱が、華やかだった飛鳥時代に誘ってくれるようです。
また、創建当時の品々など多くの国宝や重要文化財を所蔵している宝物館や、本格的な日本庭園の「本坊庭園」(極楽浄土の庭)など、見どころが多数。最近では外国人観光客も多く訪れています。
この四天王寺界隈は「夕陽丘」とも呼ばれ、学校や病院、そして高級マンションやお屋敷も多く建ち並ぶ文教地区。それもあってか、質の高い料理を提供するレストランも数多く見られます。その中からフレンチ・イタリアンのお店を特集してみました。
舌の肥えた人たちを唸らせる、ハイレヴェルなフレンチ・イタリアンを味わってみませんか?

出典: kurodaさん
地下鉄・四天王寺前夕陽ヶ丘駅の4番から、四天王寺への参道を南へ5分ぐらい歩いたところ。四天王寺学園の西側あたり、マンションの2階部分にある、大きなガラス窓が印象的なビストロです。
階段を上がって店内に入ると正面に4席程のカウンター席と、左側に10数席のテーブル席、そして右側には大きなガラス窓に面したテーブル席が4人分の、トータル20席ぐらいの収容。書棚に飾られている本がいい雰囲気を醸していますね。
オードブル。田舎風の肉入りテリーヌです。お肉の濃厚な風味がよく出ています。それとピクルス…これが美味しい。自家製でしょうね。
アントレは仔羊の煮込みです。お肉はフォークだけで千切れるほど柔らかく煮込まれています。一口含むと、仔羊独特の風味が口の中に広がってくる…これは羊好きには堪らんなぁ…
添えられてる野菜は季節感たっぷりの夏野菜。火入れが適度で、野菜の持つシャキシャキ感が損なわれていません。
ランチの最後はデセールかフロマージュのチョイス。フロマージュが選べるというのがうれしいですね。この日はブーリーです。添えられているパンはレーズンが入っていて、この甘酸っぱさとチーズとの相性が抜群。



66人
4261人
06-6776-8616
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅から谷町筋の西側歩道を北方向、一心寺に向かって5分ほど進んだところにあるイタリアンのお店です。
店内は厨房に面したカウンターに8席と、その背後にテーブル席が8席、奥に個室が6席の全22席。新しいだけあって明るくクリーンです。
前菜の盛り合わせはあさり白ワイン蒸し、淡路たまねぎのフリッタータ、モルタデッラなど。どれも味良く、しかも美しい仕上がりです。フォカッチャは岩塩が利いていて、ローズマリーの風味が爽やかです。
「菜の花とボッタルガの温かいサラダ」は、軽くソテーしているようで、菜の花の持つ独特の苦みとカラスミの塩気がマッチしていて美味しい。春を先取りした季節感ある一品です。
パスタの「鹿児島産ゆすのきポークと和歌山産白葱のオイルソース」は、薄切りの豚肉と肉厚の葱がやや細めのスパゲティーとともに和えられています。豚肉はあっさり上品な味わいだが、葱はしっかりと風味を主張しています。オイルは程よく乳化していていい具合です。
「スカンピのトマトクリームパスタ」は、スカンピの出汁をパスタが吸って旨み溢れる仕上がりです。スカンピの身離れもよく、身は実に甘くて美味しいですね。



187人
14386人
050-5456-6309
出典: kurodaさん
地下鉄・四天王寺前夕陽丘駅から北東方向、または近鉄・大阪上本町駅の南側。上本町七丁目の交差点の南西側にあるお店です。
店内は20席ほどの慎ましやかさで、他に半個室の6人席もあるそう。シャンデリアの煌めくフレンチらしいインテリアでやや暗めのセッティングです。
オル・ドーブルはホタテのカルパッチョ。てっぺんには立派な和歌山産アシアカエビが載せられています。
このエビは身がプリプリでミソも詰まっていていい。小さめのダイス切り根菜が食感に変化を加えています。
アントレは最高級とされるフランス・シャラン産の仔鴨をつかったエギュイエット。ジューシーな肉質の鴨と濃厚なソースとの絡みが抜群の味わいを産み出しています。
デセールはオレンジのソルベとフォンダンショコラ。ショコラは外がパリッとしていて中はトロットロ。濃厚かつクリーミーです。ソルベに乗っかっているのはニンジンのチップです。



74人
7435人
06-6775-8688
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽ヶ丘駅の4号出入口から東方向に少し歩いたところ、天王寺警察署の筋向いにあるイタリアンのお店です。
エントランス近くに誇らしく石窯を据えられた店内は、カウンター席、テーブル席からなる30席足らず。カウンター席は珍しくも対面式になっています。
「ペアセット」(2名で3,400円)の前菜は、イタリア風オムレツ、ハム、自家製オイルサーディン、やげんの軟骨、ブロッコリーなどが盛り合わされています。
オムレツはトルティージャと同様じゃが芋入り。オイルサーディンは丸々と太ったイワシを漬けていて魚の旨みに溢れています。軟骨は独特の食感が面白い。盛りの美しさも見ものです。
パスタの「本日の鮮魚とカラスミのオイルソース」は、魚はタラかな?優しい味わいで、カラスミが独特の風味を加えています。底に残ったスープはフォカッチャで掬い取りました。
ピッツァの「アンチョビ・オリーブ・ケイパーのトマトソース」は縁がモチモチのナポリ風。アンチョビの塩気がアクセントになっていて実に美味しい。焦げ目が香ばしいのも良いですね。ペペロンチーノオイルを掛けてピリ辛にしてもいいですね。



156人
8706人
06-7176-6805
出典: kurodaさん
地下鉄・四天王寺前夕陽丘駅の3番出口を出てすぐ、ビルの3階にあるレストランです。
エレベーターで3階に上がると正面にエントランス。中に入ると、右側にテーブル席が、正面にカウンター席、その奥に個室も用意されています。テラス席側は全面ガラス張りで、明るく開放的なインテリアです。
スタッフが赤い器をサーヴ。蓋を開けるとふわっと独特の香りが漂いました。トリュフのリゾットです。口に含むと口腔内にさらに旨みと香り風味が広がってくる。これは堪らん!
「牛フィレ肉とフォアグラのステーキ・トリュフのソース」です。いわゆる「ブッフ・ロッシーニ」。この高級素材の集合体、美味しくない筈がない。牛肉の旨みとフォアグラの甘み、そしてトリュフの香味。濃厚なソースと相まって、これらが三位一体となって脳髄を直撃します。
デセールはショコラのテリーヌとイチジクのコンフィです。これは 必ずイチジクから食べねばいけません。それほどショコラの風味が強烈です。
基本はカジュアルフレンチといったスタイルなのだが、素材の持ち味を活かしつつも、アートのような作品に仕上がっている。さすが気鋭の岩田シェフのマジックといえます。



274人
14104人
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・桃谷駅から南西方向、勝山四丁目交差点の北側の玉造筋沿いにあるビストロです。
店内は12席のテーブル席と4席のカウンターとなっていて、カウンターの目の前がキッチン。ご夫婦と思しきお二方で切り盛りされてるようです。
コース仕立てとなる「Eランチ」(3,500円)はまず前菜。自家製のパテがベビーリーフやレンズ豆とともに盛られ、マスタードが添えられています。
分厚いパテは見た目も純朴で田舎風。口に運ぶと肉の旨みともにスパイスの香味が広がります。
魚料理はスズキのムニエルです。周囲にはたっぷりのシャンピニオンソースが流されています。
身にはしっかり塩がされていて皮目がパリッとしていて身がしっとり。マシュルームの野趣に溢れる風味もいいですね。
肉料理はマッシュポテトの上に牛赤身のグリエがガルニとともに盛られ、ワインと山葵のソースが流されています。
部位はカイノミとのこと。赤身肉は柔らかくてジューシーで、淡泊な旨味が好ましい。ソースはワインの酸味とワサビの爽やかさが特徴的です。
デザートは無花果のタルトとイチゴのアイスクリームです。タルトは温製。サクサクのタルト生地に甘酸っぱい無花果のペーストがたっぷりと。
アイスは甘酸っぱくてさっぱりとした味わいです。



55人
2605人
06-7177-3342
※本記事は、2023/11/05に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。