【大阪・ミナミ】お米の料理・七変化
日本だけでなく世界各地で食べられているお米。大阪・ミナミで味わえる「お米の料理」の数々を集めてみました。まだまだ奥深いお米の可能性を探ってみませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2512件の口コミを参考にまとめました。
日本人が主食とするお米は、トウモロコシ、小麦とともに世界三大穀物のひとつで、日本だけでなく東アジア、東南アジア、南アジアでは主食として文明を支えてきました。
また、酒やヌードルの原料としても広く利用されるとともに、欧米ではジャガイモやパスタ同様、主菜のつけあわせとして重宝されています。

出典: kurodaさん
南海電車・なんば駅と直結している大型複合施設、なんばパークスの6階にあるオイスターバーです。
店内はカウンター席、テーブル席合わせて30席ほど。狭隘なスペースに詰め込まれた感があるものの、ところどころに鏡が埋め込まれ、窮屈感を和らげようとの工夫が見られます。
こちらのお店の看板商品であるシーフードガンボは、ケイジャン料理、あるいはクレオール料理として、アメリカ南部の郷土料理のひとつです。
海老やイカなどのシーフードとトマトとスパイスで煮込み、オクラでとろみをつけたものをお米とともにいただきます。牡蠣が入るのはオイスターバーだからこそです。
ホットでスパイシーではあるが、野菜と魚介がメインなので、意外にさっぱりしています。
生牡蠣は浦村(三重)、坂越、室津(兵庫)、似島(広島)、唐津(佐賀)など、さまざまな産地のものが用意されています。産地によって味の違いを楽しむことができるのは面白いですね。
ソースはポン酢、サルサ、エシャロット。普段ならレモンだけがいいんだが、エシャロットを試してみると、意外にも旨い。新しい発見です。



314人
7923人
050-3647-0278
出典: kurodaさん
各線・なんば駅の東側、なんさん通りと、その東側の道具屋筋に挟まれた飲食店が並ぶ路地の中。「ウラナンバ」と呼ばれるようになって、現在、急に注目を浴びるようになったエリアにあるシンガポール料理店です。
中に入ると赤いランプシェードによって妖しげに照らされる、エスニックムードあふれる雰囲気。席数はテーブル席ばかりで50席ほどです。
シンガポール料理といえば中華料理とマレー料理をはじめとする東南アジア料理との、いわばクレオール。「海南鶏飯」(日替りランチで680円)はシンガポールの名物料理で、ご飯の上に蒸し鶏を載せた単純なもの。その名の通り中国・海南島の発祥です。
平べっったく敷き詰められたジャスミンライスにはあらかじめ醤油ベースのタレが掛かっていて、ご飯の香りと醤油の香味、鶏から出た出汁の旨みが合わさって実に芳醇。
ここの鶏は朝引きとのこと。プルンとしたやわらかい蒸し上がり。しかもジューシーで鶏の旨みもしっかり感じさせます。
名物のフィッシュヘッドカレーは魚の旨みに溢れる逸品です。中華料理がトロピカルに変化した姿を見せています。



405人
17261人
06-6631-7979
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線の心斎橋駅と堺筋線の長堀駅の中間ぐらい、長堀通の北側にあるタイ料理のお店です。
店内は(テーブル席、カウンター席からなる40席足らず。タイの調度品が飾られ、エスニックな気分に浸れます。さらにオープンテラスもあっていい雰囲気です。
カオマンガイ(850円)はタイの屋台料理で、ジャスミンライスの上に蒸し鶏を乗っけて、独特の辛いタレを塗して食べる庶民の味です。
それほど待たされることなく運ばれてきたカオマンガイは、量的にはやや控えめながら、ジャスミンライス上に艶やかな鶏肉が載っています。
このタレが秀逸。単に辛いだけではなく、山椒に似た爽やかな風味もあるし、そこはかとなく甘みも感じさせる。また、香り豊かなご飯もいいですね。



240人
13506人
050-5890-6671
出典: kurodaさん
御堂筋を道頓堀橋から北側、次の角を左に曲がったすぐのところにある、創業が明治35年というかやくご飯の有名店です。
小道にひっそりと佇むその外観は、初見ではやや入りにくく感じるほど、見るからに老舗のオーラが漂っています。
暖簾をくぐると中は、6人が掛けることのできる白木の一枚板のテーブルが2卓並んでいます。
かやくご飯は、淡い茶色のご飯に青海苔がパラっと振り掛けられています。割と柔く炊き上がっていて、出汁の風味が実に豊か。
具材はごぼう、コンニャク、揚げさんだけだが、それぞれが細かくカットされていて、食感としての主張は乏しいが、半面、ご飯に各具材の風味が移っていて、実に芳醇な味わいに仕上がっています。
おすまし。しっかりと出汁が効いているが塩気が少なく、ご飯の 風味を掻き消すことがない。椎茸の薄切りと三つ葉がアクセントになっていて、お汁単体でも主張は怠らないですね。
子いも煮つけも出汁がよく滲ゅんだ逸品。個々の味もさることながら、ご飯とお汁とおかずの全体でのバランスが絶妙ですね。
あの池波正太郎を虜にした上方の味。永遠に残したい大阪の味覚のひとつです。



572人
37620人
06-6211-1101
出典: kurodaさん
地下鉄のなんば駅、近鉄・阪神の大阪難波駅の25番出口から地上に上がり、御堂筋を道頓堀橋の方に進み、次の角を左に曲がってすぐのところにあるウイグル料理のお店です。
異国情緒たっぷりな店内は、テーブルの並ぶ20席ほど。さらに奥にもホールや個室があるようで、全部で74席のキャパです。
ウイグル料理は中国の新疆ウイグル自治区やカザフスタン・キルギス・ウズベキスタンなどシルクロードの一帯にある中央アジアに居住しているウイグル族が常食している料理です。
ウイグル風玉子炒飯は、口に入れると、クミンかな?スパイスによる独特の風味が広がります。
米は短粒種を使っているにもかかわらず、実にパラっとした炒め上がりが不思議。もしかしたら湯取り法で炊いたご飯を炒めているのかもしれません。
名物のカワップは羊肉の串焼で、ウイグルの代表的な肉料理とのこと。肉質は意外に柔らかく、ほんのちょっとピリ辛なのが心地いい。
白い部分は上ミノのような食感で実に旨い。絶妙なスパイス使いにより羊特有の臭みもなく、美味しくいただけます。



103人
6428人
06-6211-8288
出典: kurodaさん
南海・難波駅に直結、各線なんば駅すぐ近く。高島屋大阪店のレストラン街「なんばダイニングメゾン」の7階にある飲茶・点心のお店です。
店内はテーブル席の並ぶ50席足らず。百貨店のお店だけあってシックで高級感の漂うインテリアです。
「糖朝五目粥」(1,150円)は、米粒感のほとんど残らないねっとりとしたタイプで、中心に油条、周囲にピーナッツが散らされています。
ひとさじ啜ると、鶏ガラスープの風味がふわっと広がり、お米の甘みが感じられます。実になめらかで優しい仕上がりになっています。
お粥の中に海老やホタテ、鶏肉などたっぷりの具材が沈んでいて食べ応えがあります。
特にサクサクした油条が徐々に柔らかくなっていく食感の変化がいいですね。コリコリしたピーナッツも良好なアクセントです。



137人
2344人
06-6633-1310
出典: kurodaさん
地下鉄・心斎橋駅の梅田方向寄りの出口から地上に上がり、御堂筋と長堀通の交差する新橋交差点から東へすぐのところ。長堀通と鰻谷通に挟まれたビルの地下1階にあるパキスタン料理のお店です。
エキゾチック店内は30席足らずのテーブル席と、奥に少しばかりの小上がりがあり、異国情緒が溢れる雰囲気の中、大きな液晶テレビからはベタな日本の民放TV番組が流れています。
「ビリヤニ」とはナツメグ、クミン、コショウ、クローブ、カルダモン 等の多数のスパイスをギーと共に炊き込んだご飯。斑に炊き上がったのを敢えて混ぜずに彩を見せています。
ひと匙口に運ぶと、少しピリ辛で、それよりもスパイスの香味が際立っている。パラパラした口当たりだが、パサついている訳ではない…旨い。具はタンドリーチキンのようなスパイシーな鶏肉です。
添えられているコールスローのような野菜と一緒に食べると、さっぱりとした風味になってこれも旨い、白いスープ状のものはヨーグルトを主体にしたドレッシングのようだが、これをご飯に掛けたらもっとさっぱりして、スプーンが進みます。



666人
27285人
06-4708-5745
出典: kurodaさん
南海電車・難波駅の直下、各線・難波駅からもそう遠くないところ。南海が運営する大型商業施設の「なんばCITY」本館の1階にあるインド料理店です。
店内はテーブル席ばかりで50席以上はありそう。割とゆったり配置されていてファミリーレストラン風です。
「ミールスセット」(1,210円)は、まるいお皿の奥側に3種のカレー、真ん中に黄色いターメリックライス、器に盛られたバスマティーライス、小皿のココナッツチャツネ、そしてパパドが添えられています。
カレーはカルダモンポーク、シュリンプレモン、ケララチキンを選びました。スパイシーな香りが鼻腔を刺激します。
それぞれ少しずつ味見をしてみると、カルダモンポークはビリビリとした刺激とともに、その名の通りカルダモンの独特の風味があります。
ターメリックライスはジャポニカで適度な粘りがあるが、バスマティーライスはやはり見事なパラパラ具合、やはりインドカレーにはこれがいいですね。



75人
855人
06-4395-5678
※本記事は、2024/12/31に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。