東京23区内 イートインのある、美味しい和スイーツのお店 10選

出典:go_lady_goさん

東京23区内 イートインのある、美味しい和スイーツのお店 10選

着席して美味しい和スイーツをいただきながら、ひと息入れられる甘味処をピックアップ。表参道、新宿、池袋、東京駅、上野、赤坂、六本木、麻布十番のお店をご紹介します。街中でのお出かけ疲れを癒やしてくれるスポット10選です。(店舗の閉店などにより、都度、マイナーチェンジ)

更新日:2020/11/11 (2019/04/10作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4346の口コミを参考にまとめました。

洋菓子よりも、優しい感じ。

お出かけした日の3時のおやつや食後のデザート。パフェやケーキやマカロンもいいけれど、今日は和菓子の気分。洋菓子よりも体に優しくて安心だしね。やっぱり日本人の体は、バターやクリームよりも、小豆や和三盆に合うようにできているのかな~と思います。

茶洒 金田中

茶洒 金田中

1軒目は、庭園美術館にあった時代から大好きな金田中の和カフェ、茶洒(サーシャ)です。流石、老舗料亭のお店。表参道のメインストリートという都会の中心にありながら、静けさ漂う日本の美をここまで感じられる空間にいるというのは、なんと贅沢なことでしょう。人混みに疲れたら、茶洒でひと呼吸おきましょう。

茶洒 金田中

峰岡豆腐 塩さくら。

…おいしい!ミルクとお豆腐のハーモニー。冷たく、甘く、なめらかに舌の上からのどの奥に落ちてゆく。ああ、茶洒に来てよかった…。とびきり美味しいものを食べている時は、嫌なことが全く思い浮かばない。

虎屋菓寮 新宿伊勢丹店

とらやさんは各地にありますが、日本で最も電車の乗降が多い駅、新宿のお店を挙げておきます。伊勢丹の地下にあり、奥に位置するのでフロアマップを確認して行ってみましょう。

人気店で行列ができていることが多いですが、最近QRコードの付いた整理券を発行してくれるようになりました!
待ち時間にほかのフロアを見ることもできます。

虎屋菓寮 新宿伊勢丹店

オーダーは生菓子と冷たい抹茶のセット。
お菓子について、以下、とらやさんの公式サイトより。

羊羹製 ゆかりの秋 白餡入
初出年代 大正7年(1918)

二輪の桔梗の花をかたどりました。
紫色をした秋の七草のひとつ、桔梗(ききょう)の花二輪につぼみを添えた意匠のお菓子です。菓銘は、紫色を意味する「ゆかりの色」からつけられました。

上生菓子らしく、なめらかな舌触り。白餡なので、重たさがなく、すんなりと喉の奥に落ちていきます。

虎屋菓寮 新宿伊勢丹店

抹茶グラッセ。
おいしー!上質な抹茶で作られていて、苦味よりむしろお茶の甘みを感じます。まるで胃の腑が洗われるような清涼感。

追分だんご本舗 新宿本店

追分だんご本舗 新宿本店 - 新宿駅から歩いて7~8分のところにお店があります。

新宿からもう一軒。和菓子食べたい。でも落ち着いてお抹茶とお菓子をいただく気分でもないんだよねー。もっとサクッと、ラフにいただきたい!という時にぴったりなのがお団子。

昭和20年創業です。

追分だんご本舗 新宿本店

何しろお団子のバリエーションが豊富。
一度追分だんごを訪れれば、あんことお醤油だけだと思っていたお団子の世界が一気に広がります。

中にイートインもありますが、今日はお店の腰掛けに座っていただきたくて、旬の筍と、海苔の焼き団子二種を購入。

ウーン、お団子の生地がモチモチ!

それにしても筍に木の芽とは。ここまで季節を感じられるお団子がほかにあるでしょうか?作り手の感性が素晴らしい。

京・茶房 TSURU

お次は百貨店で買いもの疲れ~、あ~、和菓子でブレイクタイムしたい、という時にGOODな、鶴屋吉信のお店へ。池袋西武の地下にあります。


京・茶房 TSURU

豆かんがおいしい〜。小豆の素材自身の味がして美味。北海道小豆かな?黒蜜も美味しい。

店員さんがお茶のおかわりを注いでくれます。接客がとても優しく、かわいい方がいて、レジでも満面の笑顔。小さなお店の中は、おもてなしの心で満ちていました。

奈良 天平庵 エキュート東京店

奈良 天平庵 エキュート東京店

さて、東京駅へやって来ました。ここは全国各地のお土産が、日本一揃う場所。和菓子のお店も多くありますが、イートインがあって美味しい、お気に入りの2軒をご紹介します。

まずは駅ナカ、改札内から。奈良のお店、天平庵です。

奈良 天平庵 エキュート東京店

では、メニューを拝見。どれも美味しそうですが、くずきりに決定。有名な吉野の名物だし~。10分ほど時間がかかるそうですが、この日はお酒の後で、酔いをさますのにちょうどよい時間でした。

ヒャッホー、くずきり到着!黒蜜につけていただきます。

むー。黒蜜の黒砂糖が濃厚。こってりとウマイ。くずは冷たく、あっという間に体内に取り込まれてゆきます。

叶 匠寿庵 新丸の内店

叶 匠寿庵 新丸の内店

改札を出て、新丸ビルへ。
和菓子といえば京都のイメージが強いですが、滋賀のお店、叶匠寿庵でも、お茶に合う上質の和スイーツがいただけます。

叶 匠寿庵 新丸の内店

お薄と季節のお菓子のAセットを注文。

んー、おいしい。口あたりもさっぱりと、甘さもほんのり柔らかな生菓子。皮にはお芋が使われているそう。

叶 匠寿庵 新丸の内店

また、たいていの甘味処ではお茶碗に申し訳程度のお薄が入っていますが、叶匠寿庵ではたっぷり!この量には大大満足。
美味しゅうございました〜。

喫茶去

喫茶去

上野に来ましたよ~。

喫茶去は、明治8年創業、横山大観もオーナーだったことのある、韻松亭に併設された甘味処。常に観光客でごった返している上野公園。人混みに疲れたら、日本建築の中で和スイーツをいただきながら休憩しましょ。


喫茶去

桜あんみつを注文。

口直しの昆布が付いています。黒蜜でいただきます。この、ポップコーンが散らしてあるのがアクセントでおもしろく、そしておいしい。寒天も、ほうじ茶味?のものがとても美味です。生麩もモチモチ。おいしかったー。

豊川稲荷境内家元屋

ここは赤坂、豊川稲荷の入口にある甘味処です。お参りの後って、ちょっと何か食べたいですよね~。

女性3人(お母さん、おばあちゃん、おばさん?)でやっていらっしゃるようです。常連のおじさんたちのくつろぎの場所にもなっているみたいで、大都会赤坂のイメージとは正反対の、アットホームな空気が流れています。

豊川稲荷境内家元屋

オーダーはあんみつをチョイス。餡と求肥と寒天に黒蜜の、シンプルな和スイーツ。いただきます。

おいしい。ちょっとお砂糖が多めだけれど、昔ながらのあんこの味がする。この旨さ、外国人にはわからないだろうなあ。

都会の谷間の不思議なお店。いつまでもここにあって、東京を見守っていてほしいです。

shop×cafe

サントリー美術館 shop×cafe

こちらは六本木のミッドタウンにあります。サントリー美術館のカフェなのですが、美術館の中に入らなくても利用できます。

あの、加賀麩不室屋のプロデュースです。間違いなく美味しいものがいただけます。

サントリー美術館 shop×cafe

季節の、生麩芋ぜんざいを注文。メニューを見た瞬間から、舌の上ににとろっとしたさつまいもの味の記憶が呼び起こされます。

ではいただきます。

ウン、想像どおりのお芋のとろみ加減。おいしいぜんざいです、パクパク。お?さつまいもが、香ばしい!一度焼き目を付けたものをぜんざいに入れたのでせう。ウーン、このアクセントは感動。

箸休めの生麩時雨も、濃すぎず薄すぎない品のある味付けで美味。あっという間にすべていただいてしまいました。

麻布野菜菓子

六本木から、長めのお散歩で麻布十番に到着。最後は、野菜の和スイーツのお店です。
女子ならわかるでしょう?お菓子をいただく時に伴うあの罪悪感…。でも、野菜でできている、となれば、それほど罪の意識を感じずにいただけてしまいます。しかも美味。

麻布野菜菓子

薩摩芋のスイーツにアイスクリームが乗っています。真紫の薩摩芋、紅芋でしょうか?ぽくぽくとしています。そして小豆がとてもおいしい。バニラアイスとともに完食。

麻布野菜菓子

おみやげに買った野菜最中たちが美味しかった!
3個入りを購入、それぞれ胡麻、薩摩芋、蓮根を素材とした餡を、自分で皮に挟む後入れ方式。甘すぎず、野菜の風味がふんわりとするおいしい餡。皮はパリパリ。これはいい。新しい発想で、美味しくていいお菓子。

※本記事は、2020/11/11に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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