和菓子好きが是非、行っておきたい東京都内の和菓子店(どら焼き編)

和菓子好きが是非、行っておきたい東京都内の和菓子店(どら焼き編)

表面に薄く焼き色がついたしっとりとしたカステラ風の生地は、ほのかに香ばしく甘い香り。その「どら焼き」のもつ、ホッと和むやさしい味は、子供から大人までどの世代にも人気の和菓子の一つです!

記事作成日:2019/08/06

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる11026の口コミを参考にまとめました。

和菓子の代表格、「どら焼き」とは?

その発祥については諸説があって、「いつ」「どこで」がはっきりしておらず、有力な説としては『銅鑼に似ている色と形だから』や『銅鑼を熱して、どら焼きを焼いたから』といわれています。

そして、現在のような「2枚の生地であんこを挟むようになった」のは、大正時代からだといわれています。
また、関西では「どら焼き」を「三笠」と呼ぶところもあり、今川焼きを「大判焼き」と呼ぶのと似ているのも興味深いですね。

以下、東京都内のどら焼きが名物の和菓子屋さんを紹介していきます。

うさぎや

うさぎや - どらやき

1913年(大正2年)、初代創業者である「谷口 喜作」氏が現在の場所に開店しました 。

創業当初から『素人なるが故に材料は最上のものを選び、 味を専一に、価格は廉価に、容器は廃物利用を心掛け』と、営業方針を述べて、現在もこれを守り営業していることから多くの人々に長年愛されています。

店名の由来は、初代店主が『卯(うさぎ)年生まれ』であったことによるんだそうです。

浅草の『亀十』さん、東十条の『草月』さんと並んで、『東京三大どら焼き』と称される名店です。

食べログ「和菓子・甘味処」全国6位で【食べログ スイーツTOKYO 百名店 2019】を受賞

うさぎや

山手線『御徒町』駅から湯島方面へ。松坂屋を抜け交差点を左折、上野三丁目交差点の手前にお店があります。

うさぎや - どらやきの生地

生地にはレンゲの蜂蜜を使っており、ゆるい甘さがあり、お餅のような少しひきがあります。

うさぎや - どらやきの中のあん

あんこは十勝産の小豆を使用したつぶあんで、柔らかく炊かれていて甘みは控えめで上品でした。

草月

黒松本舗 草月 - 黒松どら焼き

1930年(昭和5年)の創業以来、『添加物は使用せず、全国から厳選して取り寄せた素材を最大限に活かして』、約八十年間以上にわたって、お菓子づくりをされています。

店内には、テレビの料理の鉄人で審査員をされていた料理研究家「岸 朝子」さん直筆の「黒松はおいしゅうございます」と書かれた額縁も飾ってあることから専門家の方からも評価の高い和菓子舗です。

上野の『うさぎや』さん、浅草の『亀十』さんと並んで、『東京三大どら焼き』と称される名店です。

食べログ「和菓子・甘味処」全国37位で【食べログ スイーツTOKYO 百名店 2019】を受賞

黒松本舗 草月 - 外観

JR京浜東北線「東十条駅」の南口を出て、1分のところにお店があります。

黒松本舗 草月 - 黒松どら焼きは虎模様です。

「黒松」という名前の由来は『焼き模様が松の木の幹に似ている』ことからだそうです。

目を引くような虎模様の皮には黒砂糖と蜂蜜を練りこんであり、黒砂糖の風味により、上品な甘さがあります。

黒松本舗 草月 - 黒松どら焼きの小倉あん

あんこには上質な北海道十勝産小豆を使用した小倉あんで、柔らかく炊かれていて甘みは控えめで上品でした。

亀十

大正末期の創業以来、和菓子を90年以上作り続けている老舗の和菓子舗で、どら焼をはじめ、もなかや羊羹など、取り扱う和菓子は全て手作りされています。

店名の由来は『亀は万年と言われるように着実に前に進むこと』と、『十という文字がめでたいという縁起を担ぐこと』からきています。

上野の『うさぎや』さん、東十条の『草月』さんと並んで、『東京三大どら焼き』と称される名店です。

食べログ「和菓子・甘味処」東京12位で【食べログ スイーツTOKYO 百名店 2019】を受賞

亀十 - 松風、黒糖の優しい風味が感じれました

生地の表面が『松の木の幹に見える』ことから「松風」と命名されたそうです。

その食感は蒸してあることから、ふんわりもちっとして、蒸しパンのようでありつつもカステラのようで、黒砂糖の風味により、上品な甘さがあります。

北海道産の小豆を丁寧に煮たこし餡は、甘みは控えめで、小豆の食感がしっかりとありました。

食べた時の粒あんの甘さに、それに黒糖の香りのある蒸しパン生地により『新感覚の和菓子』でしたね

すずめや

すずめや - どら焼き

池袋のこんなところに和菓子屋さん!?と思ってしまうような場所に、東京でもトップクラスの和菓子店があります。

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すずめや - お店

JR線、東武線、西武線、東京メトロ線「池袋駅」の東口から徒歩約10分のジュンク堂とスタバのあいだの道を入って少し進んだところにお店があります。

すずめや - どらやき (160円)

はちみつを練りこんだ皮で、粒あんを包み込んだ和菓子です。

外観として「上野 うさぎや」さんのどら焼きに似ていて、少し小さくしたような感じになっています。


生地自体は「うさぎや」さんの『お餅のようなモチっと、弾力のあるもの』と比較して、『ふわっと軽い仕上がり』。
その甘さははちみつの優しい風味で、「うさぎや」さんと同程度といった感じ。

すずめや - どらやきの断面

粒あんは、小豆の食感がしっかりとあって、甘さの効いたものでした。

※本記事は、2019/08/06に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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