熊本市の『名物』料理まとめ、ただしぶたチョイス（5/29追加）
熊本市にも老舗飲食店がありますな。半世紀ほどの歴史があるお店、そこで創業期からずっと提供され続けた看板メニュー。若者は知らないが、老人が懐かしんだりするもの。 熊本市の食の歴史を語ることがあるとすれば、おさえといたらイインジャネーノと思う『名物』を、ぶたの独断と偏見で紹介したく思います。
このまとめ記事は食べログレビュアーによる765件の口コミを参考にまとめました。
『名物』それは男のロマン、男と仲間・家族・友人達の歴史 ('ω' )
一国一城の主たちが、その人生の主軸として掲げてきたメニューです。多くのドラマが、多くの研鑽が、ときに失敗が、そこにあったはず。
長い長い時間の末、我々の前に現れる『名物』。そこには矜持、誇り、様々なものが内在しているはず。
出典： GOLD0389さん
銀杏中通り、銀座通りに面するあたり。
営業年数は40年以上、とのこと。菊池市に本店があるのかな。
名物として、
「皿うどん」
があげられる。
出典： おフランスぶたさん
こちらの皿うどんは、一般的な皿うどんとは少々違って独特。この味を創業以来守ってらっしゃるという。
汁気はなく、いうなれば焼きちゃんぽん？といった感じ。麺に味がしっかりとついている。
中華食堂 桃源
熊本城前/中華料理、餃子
133人
3496人
- ￥1,000～￥1,999
- -
- -
熊本県
熊本市中央区
花畑町
13-30
096-322-9577
出典： おフランスぶたさん
水道町、ヴィラージュ内。
営業年数３６か３７年と記憶する、つまりは
2020 - 37 = 1983
くらいに創業されたということでしょうな。
で、おすすめ名物は
「レモンのピザ」
赤ワインとの相性がすばらしい。
なお、こちらでしか見たことないかも。少なくとも熊本市内では他で見たことない。
出典： おフランスぶたさん
肉料理もおすすめですけどね。
トラットリア！ってかんじがします。本場のトラットリアを知らんですけどね、大衆食堂然としたものを感じますな。
カツレツとかまさにそれ。何かの映画（たぶんソウルキッチン？）で
「俺はカツレツが食いてえんだよ！」と客が吠えるシーンに納得した記憶があります。
トラットリアロッソ
水道町/イタリアン
57人
1514人
- ￥3,000～￥3,999
- ￥1,000～￥1,999
- -
熊本県
熊本市中央区
水道町
1-25
096-325-9530
出典： おフランスぶたさん
クラブ通り。
創業昭和５７年（1982年）。
2019 - 1982 = 37
営業年数３７年。
こちらの名物というべきはやはり
「チョップド・ビーフ・ステーキ」
ブロスというとハンマーブロスくらいしか知らなかったぶたも、こちらのお店にきてハンバーグの認識が変わったのである。
出典： おフランスぶたさん
チョップドビーフステーキ。ハンバーグだがハンバーグとは似て非なるもの。
これを食さずして熊本のハンバーグステーキを語るべきでない、などと勝手にレギュレーションを決めてみる。
出典： おフランスぶたさん
粗挽き、というか、挽いてはないのである。チョップドだから。
まぁなんつうか、チタタプの親戚である。ゴールデンカムイは市民権あんのかな。それはともかく、日頃口にするハンバーグとは違うので、期待してていいですよ。
ブロスよしむら
市役所前/フレンチ、ハンバーグ、ステーキ
11人
629人
- ￥8,000～￥9,999
- ￥1,000～￥1,999
- -
熊本県
熊本市中央区
下通
1-4-19
096-322-7900
出典： おフランスぶたさん
安政町。
創業昭和５１年（1976年）
2019 - 1976 = 43
営業年数４３年。
こちらの名物はマスターなのだが、マスターは料理ではない。
「サーデン」 と 「スペアリブ」
を推したい。
熊本最古のビアホール。プロレスがテーマのお店。とにかく元気を貰える。元気があれば何でも出来る。
出典： おフランスぶたさん
サーデン。サーディンではない。
サンヨーのオイルサーディン缶詰である。もともと良いものであるが、こちらでタマネギその他と闘魂が注入されて更なる進化を遂げる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。
出典： おフランスぶたさん
スペアリブ。サーデンが艶やかな美女だとすれば、鬼カラシで頂くスペアリブは二枚目である。
こちらのお店は、とにかくビールが進む。気が付けば５杯６杯当たり前。限界なんて言葉はこの世の中にはない、限界と言うから限界ができるんだ。
出典： 熊本の食が全てさん
画像おかりする。見たことあると思ったら、有名ブロガー 朔^-^氏の写真ですか。いい写真だね。
いまや齢８０を超えて（昭和7年生れ）益々お元気、だと思うけど近々お邪魔してくる！マスターいつまでもお元気で！
ビアホールMAN
通町筋/ビアホール、ビアバー
25人
798人
- ￥3,000～￥3,999
- -
- 月曜日
熊本県
熊本市中央区
安政町
5-9
サンセリテシモカワビル 4F
096-326-0860
出典： おフランスぶたさん
水前寺、県庁となり。マジすぐ隣。
創業昭和４５年（1970年）。
2019 - 1970 = 49
営業年数49年。
名物は、こちらの代名詞ともいえる
「イワシフライ」
ここ半世紀、官庁関係者の大部分が食したことのある名物であろう。
出典： おフランスぶたさん
「おふくろの店」、ここ２５年間値段をかえず地域と主に県庁と共にあったお店。
「おふくろ」の名に違わずその応対はあたたかく、むしろこのお店の雰囲気こそ名物として良いのかもしれない。
けどま、雰囲気で腹は膨れないので、やはりイワシフライが名物なのである。
掲載保留
おふくろの味 みむろ
市立体育館前/食堂、揚げ物
74人
4020人
- -
- ～￥999
- 水曜日、土曜日、日曜日、祝日
熊本県
熊本市中央区
水前寺
6-6-3
出典： おフランスぶたさん
西銀座通り。
創業年不明。営業年数は５０年以上。
西銀座通りから細く薄暗い脇道に入ったところにある。一品料理と、和風とんかつ、蟹の甲羅焼きのお店。
「蟹の甲羅焼き」
を推したい。とんかつも良いものだがね。
ちなみに「エミ」であるらしい。「ケイゾウ」だと今しがたまで思い込んでいた。故・蟹江敬三氏の影響だと思う。
出典： おフランスぶたさん
蟹の甲羅焼き。半世紀前ともなれば、こちらは贅沢な一品だったと思うがワカンネ。
半世紀前って、高度成長期かい？バブルははじけてないね。なんだろ、時代を感じます。ぶた生まれてないし。
出典： おフランスぶたさん
蟹の身がふんだんに用いられている。ホワイトソースとかない。マジでカニ。限りなく純粋にカニなのであります。
恵三
熊本城前/とんかつ
14人
1078人
- ￥4,000～￥4,999
- -
- 日曜日
熊本県
熊本市中央区
新市街
1-4
096-355-1616
出典： 熊本の食が全てさん
城見町。
創業、1967年。
2019 - 1967 = 52
営業年数５２年。
ハンバーグが有名なお店であるが、敢えてここは
「マグレカナール」
を推したい。
こちらのお店は確か、オーナーシェフが３代目。世襲ではなく、お弟子さんが継いでいくスタイルと聞いたことがある。紛うことなき一子相伝。ぜひ２１世紀の終わりまでもそれからも続いていって欲しい。
出典： おフランスぶたさん
マグレカナール（magret de canard）。
フォアグラ用の鴨の胸肉（ササミ）。フォアグラといえば皆さんご存知でしょうが、世界三大珍味の一つとされるものですな。
フォアグラってつまり脂肪肝だからね、そりゃー肉も脂がのって芳醇なわけですよ。稀少な肉、機会があればぜひ頂いてみるべきですぞ。
出典： おフランスぶたさん
んで、無論、ハンバーグは良いものだ。ランチともなればだいたいハンバーグ食べてる人がほとんど、
と言いたいところだが、他にも魅力的な品が多数あって、まぁそれはそれでってところだったね。
ケルンよしもと
水道町/洋食、フレンチ、ハンバーグ
82人
2626人
- ￥4,000～￥4,999
- ￥1,000～￥1,999
- -
熊本県
熊本市中央区
下通
1丁目4-5
熊本ビル-2F
096-356-9895
出典： おフランスぶたさん
銀杏(北)通り。
創業昭和３９年（1964年）
2019 - 1954 = 55
営業年数５５年。
こちらのメニューは只一つのみ。
「珈琲」
であります。
コーヒーとは何であるか考える稀有な機会と表現したことがあります。実際、そんなかんじ。こちらに来たことがあるという故・三島由紀夫氏も大いに悩んだかも知れない、知らんけど。
出典： おフランスぶたさん
焙煎されていない。だから黒くない。珈琲豆本来の姿といえる。
出典： urya-momenさん
画像お借りする。
この場所で、二十歳そこそこ若いころから、半世紀以上。深く掘り下げられた空間だと思いますぞ。
珈琲アロー
熊本城前/喫茶店
174人
5533人
- ～￥999
- ～￥999
- -
熊本県
熊本市中央区
花畑町
10-10
096-352-8945
出典： おフランスぶたさん
銀杏南通り。
創業1947年。
2019 - 1947 = 72
営業年数７２年。
言うまでもなく
「カレー」
を名物としよう。
熊本市のカレー店としては、現存する中では最古なのではないか？
出典： おフランスぶたさん
いわゆる王道の欧風カレー。
キスフライのカレーは初めて食べたな。これも歴史があるんだろうと思う。カレーにキスフライという編成は、後にも先にもこれ一度。
出典： GOLD0389さん
こちらに週１で通っているほどの常連さんに敬意を表して、画像をお借りする。
これは、カツカレーにコロッケをトッピングかな。さすがですな。
閉店
さんえすカレーの店
辛島町/カレー、喫茶店
64人
761人
- -
- -
- -
熊本県
熊本市中央区
新市街
5-14
出典： おフランスぶたさん
東区新外。
創業？年。調べてきます、ちょっとまってね。
今回は（繁華街）に限らないようにしたので、こちらも追加。以前はホテル日航の隣だったし。その次はバスターミナル、そして今、こちらに。
名物はもちろん、日本橋たいめいけんの流れをくむ
「オムライス」
でしょうね。ドキュメンタリー番組１本作れるくらい歴史があると思います。代替わりされたんだったかな？
出典： おフランスぶたさん
いわずもがな、オムライス。
「タンポポ」ではなかったけれどね。本当に綺麗なオムライスです。
出典： おフランスぶたさん
ぶたは・・・グリーンピースが嫌いだから！農家さんごめんなさいだけど。まぁ出たらたべます。
その点見てくださいな、このシンプルにして完全体なオムライスを！「こういうのでいいんだよ、こういうので」の至高ではないでしょうか？
洋食岡田
健軍校前/洋食
28人
723人
- ￥2,000～￥2,999
- ￥1,000～￥1,999
- 月曜日
熊本県
熊本市東区
新外
3-1-102
サキヤマハイアットビル 101
096-360-2380
出典： おフランスぶたさん
南区田迎。
創業？年。調べてもわからんので、今度いってきます。少なくとも３０年以上。
繁華街に限らないなら、こちらもイケル！と思って追加。
名物として、
「ナポリタン」
を推したい。つうか名物である。
喫茶店、古きよき喫茶店。御高齢のマスターと、奥様と。お店を大事にする常連の皆さんと。
出典： おフランスぶたさん
なかなか特徴的よね。下に敷いてあるかのように見えるのは、タマゴですわ。
なぜナポリタンは赤いのだろうか ？ 昼飯のスパゲティナポリタンを眺めながら、積年の疑問を考えていた。 「赤いから赤いのだ」などとトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間もいるが、 それは思考停止に他ならず、（ｒｙ
出典： おフランスぶたさん
こじゃれた、創業当時にすればとてもモダンな建物であったはず。屋根が地面まである建物はレアだし目を引くよね。
そりゃもう、若かりし日のマスターが、気合入れて人生かけて建てられたんでしょうから。
喫茶 ほんだ
平成/喫茶店
61人
1210人
- -
- ￥1,000～￥1,999
- 月曜日
熊本県
熊本市南区
良町
5-20-11
096-378-7900
出典： おフランスぶたさん
藤崎宮前駅 前。
創業明治１０年（1877年）。
2019 - 1888 = 142
営業年数１４２年。
ここで百年食堂を持ってくるのは乱暴かとも思ったが、〆はこちらをおいて他にない。
「馬肉煮」 と 「鯖煮」
を推す。
ぶたが推さなくても、これらは熊本市民が明治大正昭和平成そして令和と長らく愛した名物なのだ。
出典： おフランスぶたさん
馬肉煮。
肥後熊本といえば馬刺であったろう。いつから馬刺くってるんだろうな？少なくとも文明開化、散切り頭を叩いていたころには食べられていたのではなかろうか。
調べればわかることだが、それは次の機会としよう。
出典： おフランスぶたさん
鯖煮。
鯖といえば大衆魚、多くの人々に愛された青魚の代表格、なんせ魚に青だからね。
１４２年ですよ、その味は誰かがトレース出来たとしても、その歴史は覆らない。熊本の食を語ることがあるならば、行っておかないわけには、ねえ？
山本屋食堂
藤崎宮前/うどん、丼、食堂
38人
1246人
- -
- ￥1,000～￥1,999
- -
熊本県
熊本市中央区
南坪井町
7-10
096-352-2900
出典： おフランスぶたさん
カニミソホワイトクリームグラタンである。
これはたいていの客が頼んで食べている。こちらの名物。カニミソもいいが外側のカリカリなってるところも実にいい。
漁場
健軍町/居酒屋
4人
167人
- -
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- -
熊本県
熊本市東区
健軍
3-43-28
096-360-3735
※本記事は、2021/04/08に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。
