クラシック・異国ロマンな横浜のレストラン・カフェ

出典:ramynotoraさん

クラシック・異国ロマンな横浜のレストラン・カフェ

開港150年を超える横浜は異国情緒の溢れる街。従妹が在住して数十年になりますが、 私が訪問したのは2017年が初めて。日は浅くとも、たちまちその異国ロマンに魅了されました。

記事作成日:2020/04/10

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2958の口コミを参考にまとめました。

文明開化の街と云え 昔の伝説や歴史がある 

開港都市として昔から外国と交流があったため、その街ならではの伝説や歴史があります。

ザ・ホフブロウ

ザ・ホフブロウ

私が初めて横浜に訪れたのは
横浜三塔物語に興味を持ったからです。
横浜三塔物語とは、横浜の関内地区にある「神奈川県庁・横浜税関・開港記念会館」をそれぞれ「キング・クイーン・ジャック」と見立てた、戦前の外国船員の安全を祈る伝説に基付き
この三塔を同時に見えるスポットを巡ると、願いが叶うと云う物です。
こちらのザ・ホフブロウは1951年に開業し、横浜港に寄港する外国船の船客、船員が利用したお店。
こちらに訪れていた船員達も横浜三塔に
海運を祈ったのでしょうか。

ザ・ホフブロウ

ザ・ホフブロウ - バーカウンター

ザ・ホフブロウ - マッカーサー元帥ピザ

ザ・ホフブロウ - ザ・ホフブロウ、関内にあり

馬車道十番館

馬車道十番館 - 馬車道にあり

幕末に横浜が開港して外国人の居留地になった関内。住まう外国人達はその長さ
約1kmの道を拡張する事を要請し、
整備された道を馬車で行き交うようになった。
当時の人々はその光景に驚き「異人馬車」という呼び方をして、馬車が通る道という事で「馬車道」と呼ぶようになりました。

こちら馬車道十番館は、明治時代の西洋館を再現した赤煉瓦の洋館。入口近くには
ガス灯、明治期の公衆電話ボックス。
大正時代の馬や牛が水を飲む
「牛馬飲水槽」が保存され、当時の
文明開化ロマンの雰囲気を彷彿させます。

馬車道十番館

馬車道十番館

馬車道十番館 - 十番館パフェ

馬車道十番館 - 牛馬飲水槽

ホテルニューグランド

ホテルニューグランド - 2階のフロア

ホテルニューグランドは、
昭和2(1927)年に創業された、
ヨーロッパスタイルの正統派クラシック
ホテル。
マッカーサー元帥、大佛次郎など、
多くの著名人に愛された 私の横浜の憧れのひとつ。
そして同ホテルの厨房からは、ドリア、
ナポリタン、プリンアラモードなど、
後に広く知られる料理が生まれました。
それらを味わえるコーヒーハウス
ザ・カフェです。(この日に実際頂いたのは秋のオールドクラシックフェアの
肉料理のコース)

本館の大階段を昇ったところにある、
重厚なるフロアは必見。

ホテルニューグランド - コーヒーハウス ザ・カフェ

ホテルニューグランド - 牛ホホ肉の赤ワイン煮

ホテルニューグランド

ホテルニューグランド - 本館の大階段

えの木てい 本店

えの木てい 本店 - えの木てい

開港以来、かつて山手に外国人が居留した西洋建築である 横浜の異人館。
その異人館の内のひとつの、えの木ていは
昭和2(1927)年に朝香吉蔵氏が設計した英国式の洋館です。元はアメリカ人検事が暮らしていましたが、
昭和45(1970)年に現オーナーの
ご両親が自宅用に買い取りました。

歴史的建築物として有名な
この洋館を撮影に訪れていた人々を
現オーナーのお母様が時折招きいれ、
自家製のケーキとお茶で
おもてなしをしていたのが始まりで、
昭和54(1979)年、1階のリビングを
カフェとしてオープンしました。
店名は庭にある榎から名づけられました。

えの木てい 本店

えの木てい 本店 - クロックマダム

えの木てい 本店

横浜かをり 山下町本店

横浜かをり 山下町本店 - 日本大通りにあり

蔦の絡まる趣ある建物の横浜かをり。
横浜かをりが建っている山下町70番地は
横浜開港当時に横浜居留地70番と呼ばれ
日本で初の外国人向けのホテルとして1860年にオープンした
ヨコハマ・ホテルのあった跡地なのだそうです。
そして1947年(昭和22年)に
フレンチレストランとして創業した
「かをり」が そのあと洋菓子販売を始めて、トリュフやレーズンサンドなどが現在にも続いています。


横浜かをり 山下町本店

横浜かをり 山下町本店

横浜かをり 山下町本店 - コーヒー

横浜かをり 山下町本店

※本記事は、2020/04/10に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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