銀座の老舗レストラン・カフェ・バー

銀座の老舗レストラン・カフェ・バー

大阪の私にとって銀座は高級イメージのある憧れ。東京に行き始めたのは2014年が初めてで日は浅いですが、 昔から行きたいと思っていた、私でも手の届く(笑)老舗店に訪れてみました。

記事作成日:2020/04/28

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4322の口コミを参考にまとめました。

各お店は明治~昭和初期からの長い歴史店

各お店の創業はいずれも、明治時代~昭和初期からの長い歴史があります。当時を継承した
素晴らしい建築もあり見ごたえ充分です。

銀座アスター 本店

銀座アスター 本店 - 銀座1丁目にあり

昭和30年の大阪が舞台の映画
「ゴジラの逆襲」~無線係の秀美が、
恋人のパイロット月岡に
無線を私用に使い
「アスターでお食事よ」と誘っている。
(後で同僚にとがめられる)
私は子供のときから、ずっとこの場面を
覚えていて気になった。
で、アスターってここなの?!
確信はできないが、大人になった今では
行ける。~
何遍もこの文章を使いながら(笑)
ついに銀座アスター本店へ。
中華料理と云えど、しつこさやニンニ臭等が殆ど無く、上品で洗練された
和食に近い味わい。
1926年、昭和元年創業の歴史が、
日本人好みの味を造り上げたので
しょうか。

銀座アスター 本店 - たらば蟹と夏野菜の塩味炒め

銀座アスター 本店 - 黒毛和牛のカットステーキ、夏の温野菜添え

銀座アスター 本店

銀座アスター 本店 - アスターちゃん

資生堂パーラー サロン・ド・カフェ 銀座本店

資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ

銀座に来たならば、資生堂パーラーは、
ぜひ行ってみたいと思っていたひとつ。
その歴史は、1902年(明治35年)
日本初のソーダファウンテンとして
開設。
当時の顧客であった新橋の芸者さんに、
ソーダ水1杯注文に化粧水の
「オイデルミン」を景品に付けるという
化粧品メーカーらしい商法がヒットし、
銀座名物となったそうです。
現在の資生堂パーラーも
女性の心をつかむような、
ゴージャスでリッチなパフェが印象的。

資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ - クラウンメロンのパフェ

資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ - クラウンメロンのアイスクリームソーダ

資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ - オリジナルブレンドティー

資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ

カフェーパウリスタ

カフェーパウリスタ - 銀座8丁目にあり

銀ブラの語源は、大正 2or4年に
慶應大学の学生たちが、銀座パウリスタに
一杯五銭のコーヒーを飲みに行くことで
銀座の銀とブラジルコーヒーのブラを
取った新語~とありました。
そのような逸話を持つ1913年
(大正2年)創業のカフェーパウリスタ。
痺れるような苦みがガツンと来る、
パウリスタオールドを飲むと
お店から
あなたは本日、銀ブラ(銀座通りを
歩いて カフェーパウリスタに
ブラジルコーヒーを飲みに行くこと)
を楽しんだ事を証明します。 とある
「銀ブラ証明書」をいただきました。
これで私も銀ブラ族の仲間入りです!

カフェーパウリスタ

カフェーパウリスタ - パウリスタオールド

カフェーパウリスタ

カフェーパウリスタ - 「銀ブラ証明書」

ビヤホールライオン 銀座七丁目店

ビヤホールライオン 銀座七丁目店 - モザイクガラスタイルで描かれた壁画

銀座7丁目にLIONの文字がある
大型の建物。
アーチ型の入口から中に入ると
まるで洞窟のような暗がりの中、
高い天井にタイルが貼られ球状の照明が
下がり、太い柱にもタイルがびっしり。
そして一番突き当りには、
モザイクガラスタイルで描かれた
大きな壁画。
これが全て1934年竣工当時のまま
と云うのが驚きです。
生ビール大ジョッキを傾けながら
LIONチキンの唐揚げやポテトと
ソーセージのガーリック炒めを楽しむ
ざっくばらんなビヤホールと云えど、
この雰囲気は、どこかルネサンス風な
格調も感じられるのです。

ビヤホールライオン 銀座七丁目店

ビヤホールライオン 銀座七丁目店 - LIONチキンの唐揚げ

ビヤホールライオン 銀座七丁目店 - 内装は当時のまま

ビヤホールライオン 銀座七丁目店

ルパン

ルパン - 銀座にルパン参上

この太宰治の写真で有名である、
銀座の老舗バー ルパン。
昭和3年に開店。
銀座の路地にルパンの絵の看板を掲げ、
木の扉を開けると地下に通ずる階段へと
足を運ぶ。
暗い店内は長いカウンターに
お客が鈴なり、後ろにある小部屋のようなテーブル席に案内される。
オーダーしたモスコミュールは
銅のマグカップに入れられ
レモンが半分、絞ってみてひと口飲む。
ぐっとくるウォッカ、
ドライジンジャエールのような苦み。
織田作之助・坂口安吾・太宰治などの
無頼派作家が集うアジトのふう。
言わばニヒルなバーなのだ。

ルパン - 太宰治

ルパン - カウンターは鈴なり

ルパン - モスコミュール

ルパン - Bar Lupinのマークらしい

※本記事は、2020/04/28に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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