京都のレトロ喫茶 次に有名店・穴場店編
では今度は、先にご紹介したレトロ喫茶有名店の 次に位置するようなお店と穴場かも知れないお店です。
更新日:2020/05/21 (2020/05/20作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる345件の口コミを参考にまとめました。
歴史と個性を兼ね備えた魅力があるお店をご紹介。

出典: ramynotoraさん
昔の舞妓さんのCMでお馴染みの
小川珈琲は、昭和27年(1952年)の
創業です。
従妹の京都の実家は小川珈琲派で、
今はあるか分かりませんが、
昔にパックのアイスコーヒーを
沢山もらって、それが深いコクがあり
美味しかった思い出があります。
こちらの京都三条店にはバリスタさんが
いると聞いてやって来ました。
入店すると、1階は狭くてほぼ満席
だったので、2階の禁煙席に階段で
上がりました。
店内は広々していて、ダウンライトと
ナチュラルウッド、白とグレイを基調に
した清潔感のある内装です。
こちらのカプチーノ580円は
アートを施してくれるとあるので、
メニューには載って無いけれど
白鳥のアートをリクエストして
みました。それなら出来るとお返事を
頂き、楽しみに待ちます。
しばらくして運ばれました~
カップに浮かぶ優雅な白鳥のアート。
飲んでみます~
苦みは強いが舌に残る感じは無く、
ノンシュガーで飲めます。
スチームミルクの量は割合少なく
コーヒーの量が多めにあります。
そろそろ飲んだらアートは崩れません
でした。
私のアートのリクエストに快く応えて
いただいて、美しい白鳥を眺めることが
できうれしい気持ちになりました。



205人
5057人
075-251-7700
出典: ramynotoraさん
こちらの美しい店内を本で見たことが
あり、行ってみたいと思っていました。
場所は南座近く、四条通りを少し
下がったところ。ビルの外に看板が
あります。
その扉の奥は、目くるめく煌びやかな
空間。全てがステンドグラスで
埋め尽くされているから。
圧倒されるように眺め、撮影許可を
ママさんに尋ねると、ステンドグラスは
ママさんのお母さんの手造りとのこと!
お母さんは昭和27年(1952年)
に、喫茶フランソアで修業をされた後
20歳で、ラテンを始められた
のだそうです。
こちらもお母さんの発想で、彫刻家に
依頼されたと云う細工の見事な
チェアに座り
抹茶のケーキセットをホットコーヒーで
オーダーしました、800円。
運ばれたコーヒーはネルドリップで
淹れられた、酸味・苦み共深い飲み口。
抹茶のケーキは、小豆入り生クリームと
抹茶クリームデコレートで甘さ強め。
ママさんがショップカードやマッチを
探して出して下さり、ラテンの掲載された
本も見せていただきました。
その華やかさは祇園の地に65年の
歴史に相応しいと思いました。
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん



45人
1718人
075-561-4245
出典: ramynotoraさん
三条大橋そばの通りに入ると、
ガラス張りに木製ドアの、
こじんまりしたお店があります。
こちらは京都でも老舗の、
エスプレッソ珈琲専門店です。
店内はカウンターのみ、
そのカウンターは彩りの綺麗な、
イタリア製のタイル張り。
先斗町が近いので、
馴染みの芸妓・舞妓さんの団扇や
常連さんの色紙なども沢山。
壁にある年季を感じるメニューには、
純金コーヒー1000円(!)
という気になる品も。
ママさんに伺うと、全てが
エスプレッソコーヒー仕様だそうなので
無難に(笑)ブレンドをオーダー
しました、500円。
ママさんがマシンを稼働させて、
コーヒーを淹れられます。
白い磁器のカップでサーブされた
コーヒーから、漂う良い香り~
飲んでみます。
思ったよりも苦みが抑えられた、
酸味の大変高いお味。砂糖・ミルクを
入れても負けない、濃厚さも充分。
このお店はご主人がされていたのを、
ママさんが引き継いで、
8月で42年めを迎えるそうです。
私の他にもご常連らしきお若い方や、
場所柄有名人も訪れる、
老舗エスプレッソ珈琲店です。



21人
1003人
075-211-8731
出典: ramynotoraさん
ジャズ喫茶~この響き。私の若い頃、
梅田の泉の広場近くに、ジャズ喫茶が
あったと思います。
その通好みのマニアックさ、会話禁止で
swingし続けなければならない、
厳しさ・・
そういう店内を想像し、若かった私には
扉を開けることができませんでした。
そうして年配になった現在、毎日まあ、
Art Blakeyばかり聴いてるんですけれども
この度、勇気を出して(笑)
京都老舗ジャズ喫茶に、
訪問してみたいと思います。
場所はバス停、熊野神社前から
すぐの路地にあり、白い壁面に青い扉が、思ったより爽やかですが
人が集まったようなアートっぽい
デザインの看板が雰囲気あります。
扉を開けて、入店しました。
テンポの速いピアノ曲のモダンジャズが
かかっています。
照明は暗くて、木でできたテーブルに
チェア、ティファニー風ランプ、
日本画と、アンティークなムード。
壁面にはびっしりとLPレコードが
収納されています。
喋ったらあかんのかな?と思ったけど、
カウンター席のお客が談笑していたので
ひと安心(笑)
奥のテーブル席に座り、ママさんが
ピアノをデザインしたメニューを
持ってらしたので、コーヒー(酸味)を
Hotでオーダーしました、600円。
ハンドドリップで淹れられ、
ウェッジウッドのカップで供された
コーヒーを飲んでみます。
もちろん酸味は高いが苦みも程よく
あり、深みを感じるお味。
ジャズは、トランペットや
パーカッションの入った曲、
更にはニューオーリンズ時代のような
曲に移行。
創業当時のことは分からないのですが、
ジャズ喫茶と云えどお客も含め、
マニアックなムードでは無く(笑)
アンティーク風クラシカルな、
バー的雰囲気のお店でした。
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん



40人
3401人
075-761-7685
出典: ramynotoraさん
同志社大学近くにあります~
創業は1966年の歴史。
2階建てで、外からも大型店舗だと
分かります。沢山の食品サンプルを備え
ガラスの扉は自動ドアです。
最近見かけない気もします。
店内に入ると大変広々しています。
木の椅子に赤い絨毯の床材で、
雰囲気は旅館風な
和の情緒を醸し出します。
しかしペンダントライトは、
以前に土佐堀通の喫茶店香で見た
北欧メーカーのレクリントに
似たものと同じです。
こういうレトロ喫茶では、お客は
昔からのご常連さんが多いのですが
こちらはすぐ側にある、同志社大生と
思われるお若い方ばかりです。
イカすオリジナルメニュー冊子を見て、
アイスコーヒーをオーダーしました、
400円。
すぐに運ばれます~シロップと
フレッシュがすでに入っており、
氷もコーヒーで出来ているので
薄まることなくその風味を最後まで
楽しめました。テーブルには
おみくじ灰皿やたばこの自販機など
今はもう使用できないみたいですが、
懐かしさを感じるものがありました。
そして学生さんはオムライスなどの
フードを食べ始め、勉強をしたり
これからも長く滞在していそうな、
伝統の学生喫茶店でした。
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん



33人
510人
075-441-6943
出典: ramynotoraさん
上七軒に近い今出川通り沿いに
あります。ブルーのテントに、
TEA ROOM どりあんの店名。
全面ガラス張り外観に、これもブルーの
扉を開けて中に入ります。
そこには、アールのついたカウンターに
円形ライト。一本足レザーチェアに
タイル張り壁面。
ママさんに写真撮影の許可を得て、
お話しを伺うと創業は1970年。
正に大阪万博エイジの、
すべてが本物ミッドセンチュリーっぷり。
メニューを見せていただき、
ブレンドコーヒー350円と
ドーナツ50円をオーダーしました。
お盆に乗せられ運ばれました~
ハンドドリップで淹れられたコーヒーは
ウエッジウッドのカップで提供され
酸味抑えめで苦みのあるお味。
ドーナツは、とようけ屋山本の
豆乳・おから使用で、食感モッチリ
甘さ控えめで油っぽく無くサッパリ。
どりあんの店名は、フランスの地方名
だそうで、間違いを受けるあの果物など
無いころ。
創業当時には、この全面ガラス張りの
店内が見える喫茶店は、
とてもNowかったそうです。
昔からの常連さんが集い、長く愛される
モダンなお店だと思いました。
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん
出典: ramynotoraさん



1人
53人
※本記事は、2020/05/21に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。