大阪キタ レトロな有名店

大阪キタ レトロな有名店

では、キタもやりますよ~ミナミよりは上品イメージのあるキタ。 割合落ち着いた界隈には 有名でレトロなお店があります。

記事作成日:2020/05/21

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2347の口コミを参考にまとめました。

老舗店やレトロな穴場店

ミナミほどの歴史はありませんが、地下街やビルは結構古くからあるので 入っているお店も
またレトロです。

たこ梅 東店

たこ梅 東店 - ホワイティうめだにあり

たこ梅は創業が弘化元年(1844年)と
しており日本一古い関東煮(おでん)店を
名乗っています。
ホワイティうめだにある、
たこ梅東店を利用しました。
暖簾、提灯、行灯にたこ梅の屋号。
店内はカウンター席のみで、
おでんがぐつぐつ煮えており
スタッフに種を注文して
その都度提供されるシステム。

家族と2人で席に座ると、
まず黒豆のお通し。
側にメニューが置いてあるので
ドリンクを、酎ハイ450円 
サイダー350円
こちらの名物である、
たこ甘露煮700円
おでんの種、鯨すじねぎ袋400円 
ロールキャベツ400円 
ごぼう天250円
しゅうまい300円 
玉子、じゃがいも各150円 
を注文しました。
まずドリンクのサイダー(三ツ矢)
そして、たこ甘露煮が運ばれます。
創業より170年以上にわたって、
守り続ける秘伝の出汁で炊きあげたと云う
たこ甘露煮は、柔かく甘さはほんのりで
滋味深い味わい。

おでんは、鯨の舌「さえずり」や
鯨の皮の「ころ」がたこ梅の出汁の
深さを作り出しているそうです。
私の親も鯨好きだったので、
関東煮にはころを入れていましたが
もう味を忘れてしまっていました(笑)
久しぶりに食べてみます。

出汁を飲むとかすかな酸味、
こっくりした甘さ~
あぁ、こんなだったかなあ~。
おでん種はそれぞれ切られていて分けて
食べやすい。どれも味が染みていて
とても美味しいです。特に
ロールキャベツのとろとろ具合、
ごぼう天の練生地が
油っぽく無く上品で気に入りました。

老舗店の割には単価も程々なのでか
客層も若い人が多く、
手軽に伝統の関東煮の味を
楽しめます。

たこ梅 東店

たこ梅 東店 - たこ甘露煮

たこ梅 東店 - ロールキャベツ

たこ梅 東店

たこ梅 東店 - 鯨すじねぎ袋

SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店

SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店

サンボアバー・・・
その店を京都の祇園や三条で知り、
老舗の雰囲気に憧れながらも
お酒に弱くて敷居の高さを
感じていました。
でもここヒルトンプラザイーストの
店ではティータイムがあると聞き、
その雰囲気だけでも味わおうと、
同じ階の華味鳥の食後に訪れました。

ドアを開けると、ずらりとボトルの
並んだカウンターとテーブルが6個
ほど。
広くはありませんが、落ち着いた
ランプや壁の絵など老舗の雰囲気
たっぷりです。

私の緊張を見て取ったのか、
女性のかたのゆっくりしてくださいね、
というような対応にホッとします。
もっと気取った風かと思っていましたが、
カウンターでお茶やビールを楽しむ
常連のかたにもとてもきさくで
寛げる対応をされています。
バーテンダーのかたもお若い風です。

運ばれてきた炭火マイルドコーヒー
500円は、苦味の深く香ばしい味。
今度は夜に思い切ってカクテルなど
頼んでみましょうか?


SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店

SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店

SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店 - 炭火マイルドコーヒー

SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店 - 老舗の雰囲気

SAMBOA BAR ヒルトンプラザ イースト店

貮拾四番館

貮拾四番館

大阪駅前第2ビルを歩いていて、
この外観に惚れ込み、ぜひ行きたいと
思いました。
貮拾四番館という謎のようなフォント、
ステンドグラス、
年季のある木製扉・・・
その扉には、ジャン・コクトーの絵に
「ドアを押して下さい」の文字が。
メッセージ通りドアを押して
中に入ると、煉瓦造りの内装に
鉄板がふたつも。

ご夫婦らしいお二人が、
目の前でステーキを焼いていかれます。
サービスランチはお肉のグラムで
値段が変わり、サーロイン100gで
1260円にしました。
まずサラダをキャベツかもやしか
選択しますが、無難にキャベツで。
ドレッシングが美味しい!ごま・りんご・
玉ねぎなどで手作りしているそうです。
ポン酢も手作り。大根などの野菜入り
お味噌汁、ご飯、高菜が供されます。

その間に鉄板でお肉が焼かれて
出てきました。柔らかくて美味しい
~焼き加減もいい。
次に陶板で焼かれた豆腐、南瓜、
青梗菜、少し肉の入ったもやし炒めが
次々と。
ポン酢によく合います。
バター焼きで野菜も濃厚な風味の
仕上がりに。

こんなに手作りの素材感が味わえたのは
久しぶりです。
素晴らしい老舗の雰囲気に酔う、
ディナーにも行ってみたい本格店です。

貮拾四番館 - 押してみましょう

貮拾四番館

貮拾四番館 - 豆腐、南瓜、青梗菜のバター焼き

貮拾四番館 - ステーキ、にんにくチップ

貮拾四番館 - 最後にもやし炒め肉入り

貮拾四番館 - 一目惚れしました

茜屋珈琲店

茜屋珈琲店

梅地下を歩いていると泉の広場の近く、
少し路地の入ったところに、
版画文字の看板がある。
導かれるままに側にある階段を登って
いくと、こんなところに?と云う風に
お店が現れる。

ガラスドアは開け放たれて、
球暖簾が架かった入口を入ると、
L字型の黒い木製カウンターテーブル
紫のマット、ダークブラウンのチェア。
上部にはずらりと、大倉陶園のカップが
つり下げられる。
テーブルにシンプルなメニューが
置いてあり、その中から、
ケーキとお飲みものをオーダー、
1200円。
コーヒーはマンデリンとチーズケーキの
セットで。ケーキに添えるジャムは
さくらんぼを選んだ。

カウンターの目の前でママさんが、
マンデリンを淹れられる。
供されたカップは、ピンク色の薔薇模様。
70年前のウェッジウッドだと云う。
飲んでみると、苦みも強いが酸味も
充分な高さで、深く濃く、
仄かな炭の香りがする。
チーズケーキは、ミルク感の高い
甘さを抑えた酸味の効いたお味で、
濃厚な甘さのさくらんぼのジャムとの、
コンビが良い。

静かに流れるクラシックを聴きながら、
落ち着いた自分の時間が持てる
空間である。

茜屋珈琲店

茜屋珈琲店 - チーズケーキ、さくらんぼジャム添え

茜屋珈琲店

茜屋珈琲店

インデアンカレー 阪急三番街店

インデアンカレー 阪急三番街店 - 阪急三番街にあり

阪急三番街は阪急梅田駅高架化に伴い、
昭和44年(1969年)に開業。
小学生だった私も親に連れられ、
すぐに行ってみました。
地下の広大なエリアに川が流れ、
♪川が流れてる 散歩道 光溢れてる
この広場~と軽快なテーマソング。
キディランドでシーモンキーを
買ってもらって(笑)
さて、お昼ご飯は?
スタンド式のカレー店で手軽に
食べようと云うことになり、
インデアンカレーに入店・・

思い出話は後ほどにして(笑)
先日、ピッコロ派で辛さを警戒する
家族と一緒に約30年ぶり?に、
インデアンカレー 阪急三番街店に
行ってまいりました。

お店の形式は、変わらぬ
スタンドカウンター式、
でも随分モダンで綺麗です。
食券代わりのプレートチップを購入、
家族はレギュラー750円、
私はライス少な目750円で。
カウンターに座ると速攻、お冷、
キャベツのピクルス、
カレーがサーブされました。

では、スプーンを入れて食べてみます~
小麦粉入りのような粘着のあるルー、
口に運ぶ。
甘い~果物系の甘酸っぱさでは無い、
砂糖みたいな甘さ。
後から辛さが続きますが
警戒するほどでもない。

小学生だった私にも、
普通に食べられたはずです。
キャベツのピクルスも酸味より
甘さ勝ち気味。昔はテーブルに器があり、
取り放題でした。

ここ数年にインデアンカレーは、
中之島フェスティバルプラザ店、
南店と訪問しましたが
やはりこの阪急三番街店が、
カレー専門店が百花繚乱にある現在と違い
カレーといえば家庭の味くらいの
認識であった、1969年の子供の私に
衝撃的な味の記憶を受けた、
唯一無二のお店と云えるのです。

インデアンカレー 阪急三番街店 - レギュラー

インデアンカレー 阪急三番街店 - キャベツのピクルス

インデアンカレー 阪急三番街店 - ライス少な目

インデアンカレー 阪急三番街店

ニューミュンヘン 本店

ニューミュンヘン 本店 - ステンドグラス

(※これはリニューアル前の
レビューです)
お初天神通りにある老舗のビアホール。
外観からして重厚なレトロさがあります。
中に入ると
高い天井にシャンデリア風のライト、
奥に進むとステンドグラスの内装。
ビッグなキャパシティ、
中2階・2階・3階まであります。
家族と2人で待ち時間も無し。

奥の席に座りました。ウエイトレスさんは
ドイツ風の民族衣装でかわいい。
メニューを見るとさすがに
ビールの種類が豊富。
サッポロ生ビール、ヱビス黒生ビール等
お馴染みなビールもありますが、
港神戸ヴァイツェンと大使館ビールを
オーダー、共に651円。
もちろん、名物阿波乙女鶏の唐揚966円とビアホールのナポリタン808円を
お供に。

運ばれてきました~
港神戸ヴァイツェンは苦味少なく
飲みやすい。
反面大使館ビールは強い苦味。
続いて鶏の唐揚げが到着~
骨付きの大きな鶏の身が5個、
揚げたて熱々にかぶりつく!
案外あっさりした風味ですので、
卓上の塩コショウをふりかけて
丁度美味しい。
ナポリタンスパゲティは熱い鉄板に
乗せられてソーセージ添えで
ボリュームがある。
粉チーズをかけてレトロな味わい。

お替りは生ビール(中)546円と
マンゴージュース504円で締め。
老舗らしくお客も年配の方がほとんど。
昔ながらのビアホールのレトロな華やぎを
満喫できます。

ニューミュンヘン 本店 - 広々~

ニューミュンヘン 本店 - 阿波乙女鶏の唐揚げ

ニューミュンヘン 本店 - 大使館ビール

ニューミュンヘン 本店 - ビアホールのナポリタン

ニューミュンヘン 本店 - 手前のブース

ニューミュンヘン 本店 - お初天神通りにあり

※本記事は、2020/05/21に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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