ゴーイング・マイ・ウェイなパティシエ殿への私的エール

ゴーイング・マイ・ウェイなパティシエ殿への私的エール

頑なに拘れば拘るほど、良し悪しは別として、唯我独尊と見なされるのは世の常。スイーツの世界も、決して例外じゃありません。

記事作成日:2015/01/21

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる3514の口コミを参考にまとめました。

食べ手に謙り、迎合するやり方を決して否定は出来ません。一方で「自分はこれしかやらん!!」と、我が道を行かれるパティシエ殿もおられる訳で、ひねくれモノの私は、どうしても彼等にエールを送りたくなるのです。

カオリ ヒロネ(新宿区)

【手作りマロンショートケーキ】
信念に基づいて、ショートケーキ中心の生業を営まれる孤高のパティシエ親子。香料を極力使わないレシピに拘るあまりにシェフ殿曰く、「本物のショートケーキは香りません。あの馴染み深いケーキ臭は香料添加による粉飾行為なのです」

パーラー ローレル(世田谷区)

【スフェール】
まずデザインありき。そう思いたくなるほど、ほぼ全てのケーキが幾何学趣向でデザインされる。「見た目に拘るあまり、味を犠牲にしてやいませんか?」って問いかけにも、飄々と答えて曰く、「愛でられたなら、まぁ食べてみて下さいな」きっとそう仰る事だろう。

パティスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ(渋谷区)

【ゴッホの様なバナナ】
もうそれは物凄い自身、強烈な自己顕示。「私こそ本物ケーキを作れる稀有なパティシエです」シェフ殿自らそう意志表明する姿勢は圧巻である。もちろん真偽の程は、個々の食べ手の判断に委ねられるのではあるが。

イデミ・スギノ(中央区)

【タルト・オ・キャラメル】
もう何も言う必要もなかろう。1991年以降、業界最先端で風を斬って来られた、間違い無く日本ケーキ界を代表するの巨匠のお一人。目指すべき手本は無く、自分が創るしかない。そう悟られた結果の、唯我独尊的提示方法は、ある意味必然だった。

※本記事は、2015/01/21に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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