渋い・個性的 レトロ喫茶 キタ編

渋い・個性的 レトロ喫茶 キタ編

大阪は喫茶店の数は多いので、レトロ喫茶もまた割合あります。その中から特に個性があると感じられるお店をご紹介。

記事作成日:2020/05/25

1304view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる81の口コミを参考にまとめました。

当時の雰囲気が色濃く感じられます

当時ならではの 内・外観の設えが魅力的です。

アリア

アリア - ロビィチェア

外の緑のテントを見ただけでは、
どこに店があるかと思いますが
紅い階段を下りていくと、
サイケデリックな
オレンジのドアの店舗が現れます。
ドキドキしながら(笑)ドアを開けると、
かなりの広々空間。

チェアは2種類で奥にはロビィチェア、
手前はカリモクのようなレザーのチェア
です。
お客さんは手前にしか座っていなかった
ので、そちらに着席しました。
ママさんにメニューを持ってきて
いただき、カフェオーレをオーダー、
350円。
運ばれたカフェオーレは、苦みが少しで
たっぷりのミルクがまろやかです。
いつ創業されたのか伺うと、1960年代
後半とのこと~どうりでこのイカす
サイケデリックなゴーゴーっぷりだと
ナットクできました!

マッチもいただくことができ、その図柄は
カウンターに飾ってある絵画と同じもの
だそうです。
ご親切なマスターとママが、やはりここも
長くお店を守られているのです。

アリア

アリア

アリア - カフェオーレ

アリア

アリア - マッチはこの絵画の図案

アリア - マッチ

アリア

モンシェリー

モンシェリー - アイアン装飾

芝田町の古いビルの地下にあります。
地上にグリーンのキューブ型看板が
出ています。
階段を下りていってモンシェリーと
書かれた、ガラスドアを開けて
入店しました。

地下にあるためか、かなり薄暗く
洞窟のような雰囲気。
セメント?で出来たアーチ型の個性的な
パーティション、さらにアイアン装飾
オレンジ色の照明が、シックで
レトロモダンな内装です。

Hotコーヒーをオーダーしました、
400円。
やや経って運ばれました~飲んでみます。
豆の香ばしい香り酸味が高く苦みもあり、思った以上のお味です。
帰りにウエイトレスのおばさまに、
創業はいつなのか尋ねましたが
詳しくは分からないようでした。
私の想像では、看板の文字の感じや
内装から、60~70年代前半と思われる
モダンレトロ喫茶でした。

モンシェリー - アーチ型のパーティション

モンシェリー - コーヒー

モンシェリー

モンシェリー - 文字入りドア

モンシェリー - キューブ型看板

スワン

スワン - このガラスの巨大オブジェ!

アメリを出ると目の前に、
レトロ喫茶発見!ここで食後の
コーヒーブレイクと洒落込みます。
表に立派なスワンの看板、
スモークガラス?と扉の取っ手も
曲線でおしゃれ。
中に入ると、レジ横のモザイクレリーフや
ガラスでできた巨大なオブジェが
モダン!

スタッフの女性が満面の笑顔で
迎えてくださる。アイスコーヒーを
オーダー、380円。
運ばれたときにいつごろからの
創業なのかお聞きしたら、
36年前とのこと。
アイスコーヒーの氷はコーヒーで
作ってあり薄くなりません。
苦味の強さがある味、柿の種付き。

次々とビジネスマンが休憩や待ち合わせに
訪れます。
長く新地にあり、従来のビジネスシーンの
憩いの場であったのでしょう。

スワン - 北新地にあり

スワン - レリーフ付きタイル

スワン - アイスコーヒー、柿ピー付き

スワン

スワン - 曲線金属取っ手

マヅルカ

マヅルカ - 薔薇のグラビュール

堂山の中通り商店街にあり、
小さな間口に中々気づかないかも
知れない。
薔薇のグラビュールが施された、
窓ガラスがロマンチック。
グラビュールを見るのは、上七軒の静香
以来です。

カーテン付きの木製ドアを開けて
中に入ると、天井やカウンターにも
細工のある木製で統一されている。
カウンターは人造大理石、腰を掛けると
お若いマスターが迎えてくださいました。

珈琲をオーダーしました、330円。
それとバターやトースターにまで拘った
トーストパンも一緒に、100円。
先にコーヒーが出されました~
とても香り高く濃厚な深み。
ストロングタイプと言って良い。
トーストは厚みはありませんが、
4つに切られて焦んがり焼かれており
バターの良い風味。 

マスターは2代目で祖父が道頓堀で
1号店を開き、こちらのお父様の店を
引き継いだそうです。
昭和38年からのお馴染みさんに
支えられ、伝統の味を守っている
お店のようでした。

マヅルカ - カウンター内

マヅルカ - 珈琲

マヅルカ - トーストパン

マヅルカ

マヅルカ - 堂山にあり

香 - ミッドセンチュリー!

土佐堀通り近くにあり、表の看板を目印に
階段を上りドアを開けると
そこには作り物では無い、
本物60年代ミッドセンチュリーな空間。

いくつもあるペンダントライトは、
北欧メーカーのレクリントに
似ていますが
もちろん当時からの日本製レザーチェア、
アランドロンやソフィアローレンのパネル
TVゲーム機テーブル、スペーシーな灰皿
まですべてが年代もの。

メニューを見て、ミックスジュースを
オーダーしました、480円。
運ばれたのを飲んでみると、
黄桃とみかんの甘酸っぱさが
レトロなお味。

撮影を快く許可していただいた、
ご主人にお話しを伺いました。
創業は約50年前で、先代は
元宝塚ガールのママで
40年前から、現在のご主人が後を
引き継がれたそうです。
そういえばこのハイセンスさ、
ヅカガール仕込みのものなのかも
知れません。

香

香 - ミックスジュース

香 - ソフィアローレン

香 - スペーシーな灰皿

香 - レクリント似

※本記事は、2020/05/25に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ