京都　抹茶パフェ・かき氷

中村藤吉は、安政元年に創業した
京都の宇治に本店を構える茶商。
お茶の販売の他にも茶房として、
様々な抹茶のスイーツが人気です。
本日はスバコ・ジェイアール京都伊勢丹
の３階にある支店に訪問してみました。

周りが工事中だったので、少し場所に
迷いましたが（笑）店舗前に辿り着くと
人気店らしく、すでにウェイティングの
席にはお客が待っています。
私も席に着くと、約５組待ちくらい
だったので、程なく入店できました。

店内はテーブル席は満席、
中央のカウンター席に座りました。
メニューを見て、季節のまるとパフェ
[夏]をオーダーしました、１３００円。

やがて運ばれました～この「まると」と
云うのは中村藤吉の屋号のことです。
その屋号が頂上にあるパフェ、
匙を入れて食べ進めていきます。

屋号はヨーグルトムース、白玉、
抹茶スポンジ、オレンジ、
いよかん餡、抹茶ゼリー
抹茶アイス、底に酸っぱいみかんソース
等の内容です。
抹茶アイスのお茶の濃さは思った
程でも無く、ミルク感が勝っています。
甘さも少し強め。
売りである抹茶ゼリーのぷるぷる感と
濃厚さは美味しいです。

全体の印象は他店の抹茶パフェとの
違いはあまり感じませんが、
この「まると」の屋号を
冠することにより、ひと目で中村藤吉と
分かる差別化が図れるのは、
アイディアだと思いました。

先斗町にあります。こちらに３０年位前に行ったことがあるのか？記憶が曖昧
だったのを最近思い出して、
訪問してみることにしました。
場所はやや三条寄り、先斗町らしい
町家のお店で格子で中は分かりません。

引き戸を開けて入店すると、
テーブルひとつとカウンターの造り。
季節柄、芸・舞妓さんの団扇が
飾られています。一人なので
カウンター席に座りました。
ご主人に写真撮影の許可を得て、
いつから創業されたのかを尋ねると
２０年前と仰るので
私の３０年前と記憶が違うので、
やはり未訪かも（笑）

ともあれメニューを見て、茶香房と云う
こちらの名物の抹茶パフェを
オーダーしました、１０８０円。
運ばれました、抹茶パフェを
食べていきます～赤肉のメロンに
抹茶ゼリー・抹茶アイスが盛られて
よく熟れたメロンの甘味、
ほろ苦く香りある抹茶の風味が
広がります。
グラス中にはもっちり白玉・
小豆のソルベ・りんご・パインと
盛り沢山です。
パフェを食べ終わると「粗茶ですが」
と、番茶を出していただきました。

お客の中心はご常連のようで、
先に席の予約を告げてから来店したり
していました。
ご主人はへんこそうでしたが会計時に
「もう後の３０年はありません」
と冗談を仰り
馴れたら会話も楽しめそうです。

今から約２０年前に、家族で訪れた
甘味処にまた行ってみたいと思い、
先斗町にやって来ました。
場所がどの辺りかは曖昧になって
いましたが（笑）店名は覚えて
いました、抹茶庵 やまぎし。
検索をかけたところに近づいて行くと、
お店に灯りが点いているのが
見えました！

うれしくなって入店すると、お母さんが
お１人で迎えて下さいました。
こじんまりして風情のある
店内の様子も、あまり変わっていない
様に思えました。

お客は私だけだったので、
好きな席に座りメニューを見て、
宇治白玉氷を注文、８５０円。
こちらで使用されている抹茶は、
業務用では無く、
昔からの馴染みのお茶屋の物で
白玉や餡子、黒蜜などの材料も、
全てお母さんの手造りです。

やがて運ばれました～宇治白玉氷は
とても濃い緑色をしています。
匙を入れて口に運ぶと、香り高く
苦みの強い抹茶の風味、
けっこう甘味もあるのですが
お茶の苦みが負けません。
パウダーとシロップのWかけで、
ずっと緑が消えない。
大ぶりの白玉は茹でたてなので、
柔かさがあり噛めばもっちりとした
コシがある。

お母さんとお話しすると、
お店の歴史は５２年。
私が訪れた約２０年前は、
夜遅くまで営業されていたのですが、
お母さんお１人になってから、
午前中の仕込み等
大変になってきたので、
現在は午後２時～６時の営業
なのだそうです。

ご常連さんの励ましで、続けていると
仰っていましたが
どうぞ、お体に気を付けて長く
お店をされてほしいと思います。

三条通りにあった古い大型の建物が
改築されて、
洋館風な梅園になっていました。
梅園と云えばみたらし団子ですが、
あまりに暑いので氷でも食べて
涼もうと入店します。

店内に入ると、高い天井に
白熱灯の照明、
白壁にダークな木材の建材の仕様。
壁際の席に座りメニューを見て、
かき氷の宇治白玉７８０円と
トッピングの黒糖寒天１００円を
注文しました。～やがて運ばれた
かき氷を見ると、注文違いが。

かき氷にはわらび餅が乗っています。
私が注文したトッピングは
黒糖寒天だと告げると
一旦下がった後、「わらび餅がお嫌いで
無ければどうぞ。お代は頂きません。」
と仰り
さらに別皿で黒糖寒天を出して
来られました。私はこの対応に
感心致しました。

それではかき氷を食べていきます。
抹茶は大変濃厚、
最近食べた内でも一番です。
わらび餅は、柔かくねっとりとして
イヤな固さが無い。白玉はもっちり。
別皿の黒糖寒天は、
甘さにコクがあり風味も高い。

河原町通りの梅園は狭いですが、
こちらは広々として混雑も無く
落ち着いた雰囲気で
人気の梅園の甘味をいただくことが
できます。