辛党と共有したい大阪福島ランチ

【辛レベル】★★★★☆

大阪福島の辛系ランチを語るにあたり、絶対に外せないのが「中国菜オイル」さんです。

四川麻婆豆腐は麻辣味のどちらも強く、特にシビれは強烈。それらに引けを取らぬ旨味の主張。そして食感のよさ。タレの粘りが控えめなのが個人的には好みです。
お客さんのほとんどがこちらを注文し、店内では白米おかわりのコールが止みません。

行列必至。サラリーマンの昼休み時間帯を外して来店してもなお並びます。伺う際は前後のスケジュールと相談しましょう。
ちなみに、使っている油が良質なのか、チャーハンも非常に美味しいです。

【辛レベル】★★★★☆

大阪福島の四川麻婆豆腐ランチ二強、上記と同じぐらい美味しいのが「六徳恒河沙」さんです。

こちらのほうが辣味に寄せた味つけだと思います。挽肉等も具沢山でよい食感の嵐。タレ単体はサラッとしていて、そこに具から出るとろみが加わった感じ。
とにかく辛いので、ある程度の耐性をつけてから伺うことをオススメ致します。

2019年の途中までは見晴らしのよい立地で常に行列でしたが、細路地への移転によりやや隠れ家的なポジションとなりました。

【辛レベル】★★☆☆☆

名物「特製エビのピリ辛ソースランチ」は必食。
衣をつけた海老を揚げて辛いソースと和えただけのシンプルな作りなのに、なんでこんなにも美味しいのでしょう。プリップリな仕上がりなのもよきですね。

ランチタイムは常に満席。
なにわ筋沿いの大きな交差点のカド、という好立地なため、とりあえず前を通ってみて店内を確認できるのは強みです。

【辛レベル】★★☆☆☆

「大陸カレー」一本で勝負している喫茶店。３種ルゥのあいがけに多種副菜が載り、ひと口ごとに味が変わって飽きないひと皿です。
辛いのが苦手な方でも美味しくいただけますが、肉類部はそこそこ辛いため、野菜の甘みで調節するのがオススメ。

新福島の南エリア、路地に入ってすぐの立地。ジャズBGMが流れる広々空間です。通し営業で利用シーンが多いと思います。

【辛レベル】★★★☆☆

並ぶことなく本格的な四川料理を食べたいときは「奏煖」さんが穴場でオススメです。ランチ営業が少し遅めの15時までなのも強み。

麻辣味はほどよい強さ。少し大きめカットの豆腐と、大量の挽肉が入っています。タレはこの地域では珍しく少しとろみを感じるタイプ。

【辛レベル】★★☆☆☆

汁なし担々麺の「担担」は、ザクザクとした食感がとにかく心地よいです。淡路島産玉ねぎ、カシューナッツ、そして柴漬けがケンカせずに共存。神戸ポーク肉味噌が旨味でそれらを引っ張ります。
具材量が多いため麺完食後に器に余りますが、そこに〆の「ダイブめし」を投下すれば完璧です。

大阪環状線JR福島駅から徒歩１分、改札を出た方向に歩くだけという好立地です。

【辛レベル】★★★☆☆

どろ系汁なし担々麺「水戸黄門」は、豚骨スープがベースでかなりこってりしております。山椒やラー油による直球の辛さがあり、粘度を持つためかそこからさらに追撃してくる感覚。

天神橋筋あたりにお店を構える「馬鹿坊」さんの３号店。最寄りはJR東西線の新福島駅で、南西に少し距離のある立地です。

【辛レベル】★☆☆☆☆

いかにも辛そうな見た目の麻婆豆腐は、実際はやや控えめの麻辣味。代わりに漢方のように身体の芯からポカポカします。
メインが２種つく「セレクトランチ」がウリ。辛さ以外にも味わいたいときに有力でしょう。

大阪環状線JR福島駅からなにわ筋沿いに北へ結構歩く立地です。

【辛レベル】★☆☆☆☆

元々は辛いものが不得意だった筆者を、このまとめ記事を作るにまで変えたキッカケが「得正」さんの大淀店でした。本来はカレーライスのチェーン店ですが、こちらの店舗はカレーうどん専門。

スープがカレールゥ寄りで、非常に爽やかな辛さを持っています。大阪うどん特有のモチモチ麺と相性がよいですが、真骨頂は〆の白米投入。常連さんの常套手段で、このために具材はある程度残しておくことを強くオススメします。

ランチ営業はもちろん、曜日によっては結構な深夜帯まで開いているのがありがたい。何十回もお世話になりました。

【辛レベル】★★★★★

こちらは夜営業のみ。番外編ということで。

麻味が相当強いタイプの「紅マーボードーフ」のほか、上位互換に「鬼」と「魔辛」があるそうで。筆者には「紅」しか体験する勇気がありませんでしたが、大阪福島でいちばん辛い料理を出している可能性があります。