ユニークなスタイルの蕎麦(1軒追加)

ユニークなスタイルの蕎麦(1軒追加)

地方に遠出して”ご当地そば”をいただいた時、いつも食べ慣れているそばとは違った美味しさを感じます。同じ蕎麦でも地方によっては様々なスタイルがあるものです。 全国にはまだまだ色々なご当地蕎麦がありますが、これからも変わった蕎麦に出会ったらアップしていきたいと思います。

更新日:2016/03/23 (2015/02/11作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1463の口コミを参考にまとめました。

ご当地蕎麦から土地の文化が見えます。

蕎麦の美味しい季節にいただく本格的な”せいろ(もり)”も美味しいですが、夏などのシーズンオフの期間はちょっと変わったご当地蕎麦を求めてみるのも一興です。そんな変り蕎麦を求めている方におすすめできるお店を選んでみました。

三忠食堂 本店

三忠食堂 本店 - 一年ぶりの津軽そば。

ナルトが入っていて一見中華そばに見えますが、これが青森県津軽地方のご当地蕎麦”津軽そば”です。
この蕎麦を提供してくれる”三忠食堂”さんは弘前市にあって、映画”百年食堂”の舞台にもなりました。
 ラーメンや丼物もある普通の食堂ですが、この”津軽そば”は一度は食べてみる価値があります。
 大豆をつなぎに使っており、乱暴にたぐるとポキポキ折れてしまう食べにくさがありますが、優しい出汁とともにゆっくりといただいてみて下さい。

さかえや

さかえや - これが噂の”冷やしそば”!

栃木県・西那須野地区にあるご当地蕎麦で、”ひやしそば”とか”ひたしそば”と呼ばれるものがあります。
”さかえや”さんは、このそばを提供する代表店です。
冷たい蕎麦を熱い汁に1たぐりずつ浸していただきます。
普通の”かけ”に比べて最後まで蕎麦のコシが楽しめるとのことです。
浸し汁に入っている巨大な揚げ天も
特徴の1つです。

そば心 ゐ田

そば心 ゐ田 - 大変個性的な”蕎麦”

この”ゐ田”さんは茨城県の筑波山麓にお店を構えておられます。
写真を見るとすごく少ないと思われるかもしれませんが、この蕎麦は5mm角くらいで、うどん並の極太ですから、これだけでも結構な量があります。
喉越しを楽しむものではなく、ガシガシと噛んでいただき、しっかりとした蕎麦の味が楽しめます。
蕎麦切りの技が出てくる前のそばはきっとこんなスタイルだったのでしょう。

出雲そば やくも

出雲そば やくも - 出雲そばのスタイルの1つ”割子そば”

島根県・出雲地方は良いそばの産地が多く、”出雲そば”というご当地そばがあります。
東京の調布市にお店を構えている”やくも”さんは、東京で出雲そばを提供してくれる貴重な1軒です。
”割子”と呼ばれる小さな器を3段に重ねて上からツユをかけていただきます。
添えられた青ネギ、もみじおろしを順番に加えて違った味を楽しむのが良いでしょう。

禅風亭なゝ番

禅風亭なゝ番 - ”禅寺そば”生わさびが1本ついています。

中伊豆の静かな温泉地である修善寺にこのお店、”禅風亭なゝ番”さんがあります。
伊豆・天城地方には”山葵”畑がたくさんあるため、このお店のメニュー”禅寺そば”には新鮮な山葵がまるまま1本付いています。
おろしたての山葵をつけ汁にいれていただいた後は、ひょうたん型の徳利の下段にある”とろろそば”を〆でいただきます。

遊歩庵

あみだそば はなれ - このスタイルは変わらないでほしいです。

ご当地蕎麦なら、福井の”越前おろしそば”を外すわけにはいきません。
JR福井駅からごく近い”遊歩庵”さんの蕎麦は、削りたての”鰹節”と、きりりとした”おろし汁”が特徴です。
不思議とスルスルと喉を通り、あっと言う間に完食でき、いくらでも続きが食べたくなります。

※本記事は、2016/03/23に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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