【マイベストレストラン2020】今年だからこそ出会えた都内美味しいテイクアウトタイ料理店11選

新宿柳通り沿いにあるお店。「アガリコ」と言えば、池袋や北千住などにも展開する女性グループやカップルに人気のダイニングBARです。この日は「ガパオライス＋唐揚げ」を購入しました。店頭で販売をされていた男性お2人とも非常に丁寧で元気な接客をされていて好印象でした 。また、お弁当の蓋に手書きで「ありがとうございます！」と可愛らしいガパオライスのイラストがあって、心がほっこりしました。お弁当を買いに行くのに外に出るのも気が引けていた時期、こうした店員さんとのつながりに人と人とのつながりの温かさを感じました。

美味しいタイ料理がいただける赤羽のこちらのお店、期間限定でお弁当販売もされておりました。日本のタイ料理レストラン定番ランチメニューといえば、ガパオ、グリーンカレー、カオマンガイとほぼ決まっておりますが、流石はレッドオーキッド、「ナムトックムー」や「マッサマンカレー」など激旨料理がお弁当でいただけて、タイ気分をたっぷりと味わえました。

目黒新橋近くの一軒家のお店。通常は夜営業のみでしかも完全予約制1日2組までしか予約を受けないという特別なお店です。テイクアウトも予約制でダイレクトメールで予約しました。場所も初心者には分かり難いのが逆に期待値が上ります⤴⤴お一人で切り盛りされている女性シェフは美味しいタイ料理を作られているオーラ発しまくりです。店内は目の届く限りカウンター席が大体10席くらいで白を基調とした温かみを感じる雰囲気でした。この日は「ローストダックご飯(カオナーペット)」を購入。お肉がとてもしっとり柔らか！お味は甘辛なタレがベースですが、八角？のスゥ～とする爽やかな香りがお口の中に広がるので後味も良くてパクパク食が進む美味しさでした。ぜひ夜にも訪れてみたいお店でした。

千歳烏山めぇ～る街にあるアジア弁当テイクアウト専門店です。お店は中川シェフご夫婦？お2人で切り盛りされているようです。店内に流れるタイ東北地方のイサーン音楽が心地良いですね。この日は店名のガパオではなく、「海南鶏飯」を購入。「鶏飯」と言うと日本でも人気のタイの「カオマンガイ」が有名ですがこれはシンガポールの「海南鶏飯（ハイナンチーファン）」です。茹で鶏でとったスープで炊いたご飯の上に茹で鶏肉のぶつ切りを乗せて頂く料理です。鶏肉が柔らかい！旨味たっぷりで美味しい！ライスの香りも良いですね～。パクパクと食が進み、あっという間にペロリと平らげられちゃいました。

綾瀬の住宅街内にあるテイクアウト専門店。最寄駅の綾瀬駅からは約1 kmとちょっと遠いですが、お店の方はとても丁寧で温かみを感じる接客をされるので、何だかここまで歩いて来た甲斐を感じました。店名は普通ガパオはガパオって言うけど、ガッパーオ？・・・・。ハッ！これはあの曲を意識してるのか！来年は店名が替わるかも？と思っちゃいました。メニュー名も面白いです。この日選んだのは「きみはともだちスペシャルセット」。これも堅の曲から？内容はおガパオ、唐揚げ、カレーのコンボですね。お弁当の蓋を開けるとビックリ！凄いボリュームです。ガパオは香りが良く、旨味があってご飯が進みます。大き目サイズの鶏唐揚げは外側はカリッとしていますが、お肉は弾力があってガブリッといくとジューシーな肉汁が溢れ出ます。野菜トムヤムカレーはジャガイモ、レンコン、ヤングコーン、オクラ、ナスと全て大サイズでこれまた全てがボリューミー。どれも程良い歯応えで食感が楽しいです。カレーはトムヤムの酢っぱ辛さと甘味があって、カレーというよりソースとしても楽しめるお味でした。

外苑西通り近くにあるテイクアウト専門店です。インパクトのある謎の建物「リカリスイ」の1Fの一角にお店があります。この日は日替わりの「チキンと旬野菜のスープカレー＆行者ニンニク入り麻婆春雨」を購入。内容は左側スープカレーの具にチキン、茄子、ダイコン、パクチーなど。右側にはサフランライスの上に行者ニンニク入り麻婆春雨とゆで卵が半分、サニーレタスの千切りキャベツが少々とカレーの添え物のお新香です。お新香は福神漬けではなく、エスニックカレーらしくひよこ豆、人参、胡瓜、大根のアチャールです。スパイスがいい香り。食が進みまくります！茄子と大根の旬野菜も食感が良いですねぇ。アチャールの酸味も時々存在感を出してきて面白いです。北海道のスープカリー、インドのスパイス、タイのパクチー、中華の麻婆春雨、何ともお口の中がオリエンタル感満載で食べてて楽しいカレーでした。

西荻窪神明通り沿いビルB1Fにあるお店。店名はどーみても中国の方が切り盛りする街の中華料理屋さん的名前。しかしお店は街の中華料理店が入っているとは思えないお洒落な感じのビルです。メニューを見ると中華の他、韓国やベトナム、インドネシア、そして確かにタイ料理などアジアンなメニューが満載でした。この日は「ルーロー飯」を購入しました。店内を眺めて見ると、お洒落なBARにしか見えない一列カウンター席とテーブル席が1卓の「どこが一品酒家やねん！」と、ほんとツッコミたくなるようなアジア感が全く感じられ無いお洒落・お洒落な空間でした。おっ！ランチボックスもお洒落な感じです。このへんも妥協無く徹底してますね。「ルーロー飯(魯肉飯)」とは豚肉を甘辛い出汁で煮込んだ料理です。ランチボックスは2段重ねで、下にこのお肉が乗ったご飯と別々に上の容器にゆで卵、漬物、レタスが付いています。両方合体させ、早速いただいてみました♪甘辛い味付けの柔らかお肉はご飯との相性バッチリ！八角とかの刺激的な香りで食も進みますね。レタスがアクセントになっていてさっぱりとした後味にしてくれています。ご飯一粒残らずいただき完食致しました。さて、お店はどうやらパリにあるアジア料理レストランをイメージしているとの事。なるほど、たしかに欧米の日本料理店やラーメン店などは、こんな感じのお洒落でしかもほとんど日本人料理人はおらず、メニューもアジアどこも一緒くたなお店ばかりでしたね。見事な再現性。このコンセプトに物凄く共感しました。

門前仲町深川モダン館通り沿いのビル1Fにあるタイ料理のお店。お店はタイ人のご夫婦がカウンター内厨房で調理を、娘さん？がホールで接客をされておりました。この女性の接客がとても元気＆丁寧で何だか明るい気分にさせてくれますね「カオカームー」を注文しました。お、ランチBOXとは別にサラダが小袋で付いてますね。「カオカームー」とはタイ風豚肉煮込みご飯の事です。ライスは勿論タイ米。具は豚肉の他にホウレン草やパクチーなど。別添えソースをドバーッとかけ、タイスタイルでライス、具、ソースをフォークとスプーンでよくぜ混ぜして、早速いただいてみました♪うんうん、豚肉がトロトロで良く煮込まれていて美味！甘めな煮込み豚肉のお味に酸っぱいお味のソースもバランスよく絡み合っていて食が進みました。ボリューム的にも十分でお腹も満足なタイご飯でしたね。お家で本格的なタイ一皿飯が味わえて良かったです。

外苑西通り近くにあるキッチンカーのお店です。キッチンカーの中では気さくな感じの明るい女性がお一人で切り盛りされておりました。この日はその「2種乗せドン」を選びました。選んだ2種類は甘辛肉ドンと日替わり／ほうれん草のオイスターチキン炒め。女性店長さんが「旨辛肉ドンにマヨネーズをかけるととても美味しくなるのでいかがですか？」と聞かれ、マヨラーの自分はもちろんお願いし、更に「パクチーは大丈夫ですか？」と聞かれ、そちらもお願いしました。旨辛肉ドンは見た目は生姜焼きぽいですが、甘辛なソース＆マヨネ－ズが間違いないやつで旨々でした。ほうれん草とチキン炒めはやや塩辛さが効いており、旨辛肉とはまた違ったお味が楽しめました。ライスは結構たっぷり目で丼ぶりに軽く一杯分くらいありボリューム満点ですね。2種とも味付け濃いめでご飯がとっても進みました。程なく完食、2つの味が楽しめる2種乗せドンを選んで正解でした。

駒沢公園自由通り沿いにあるお店。店内は東京・神奈川に10店舗ほど展開する同チェーン店の他店と違わずとてもお洒落な雰囲気。時間があればこちらでゆっくりとランチを取りたい気分にさせてくれます。テイクアウトメニューは「ガパオ弁当」の一種類のみ。男性スタッフさんにオーダーし、店内カウンター席でセットのソフトドリンクをいただきながら待つ事数分で上がりました。タイ料理として日本では人気定番料理のガパオ(挽肉バジル炒め)。お弁当でちょっと時間が経っていますが香りが良いですね 。お肉も旨味とピリ辛さが自分好みでパクパクと食が進みました。

西荻窪駅にあるお店。火曜日限定営業だそうです。タイ菓子を専門に売るお店は大久保や以前池袋にもありましたが、西荻窪にも登場致しました。しかし、店内はお洒落なカフェ的雰囲気でカウンター席もあり、そちらでタイカレーやタイスイーツ、ドリンクなど店内で食事する事も可能です。これは間借りの別のお店？と、いきなりお店のシステムに戸惑いながら店内に入ると、とても気さくで初見でも普通にお話出来る親しみ易い感じのお若い男性店長さん？がお出迎え。本日のお薦め料理やタイ菓子の説明を丁寧にしてくれました。その後奥から出てきた女性シェフ？もマスク越しの笑顔が素敵で同じく気さくに話しかけてくれて感じの良い人でした。この日はテイクアウトで「プーロムセット」を購入。何だかとても感じの良いお店だったので、店内で食事したかったなぁと後ろ髪引かれながらお店を後にし、家に帰って早速ご賞味してみる事に。「プーロムセット」の内容は・フルーツルークチュップ３個、アヒルルークチュップ１個、カオトムマットです。「ルークチュップ」とはタイの緑豆とココナツミルク＆砂糖を溶かして練り固めた餡にフルーツなどの細工をしてカラフルに彩色したお菓子です。甘過ぎずパクパク食べれるタイの伝統的お菓子ですね。「カオトムマット」はタイのもち米(カオニャオ)をバナナの皮で巻いて煮たちまきのような物で、ココナッツミルク風味＆小豆が入ったスイーツです。タイではカオニャオにマンゴーを乗せたデザートなんかもあり、お米がデザートやスイーツってのが日本人的には驚いちゃいます。もち米＆カラフルな餡菓子の組み合わせはオモシロ美味かったです。またお店に行ってみたいです。