マイベス2020:コロナと闘うにはカレーが必要だ!

出典:ジュニアーズさん

マイベス2020:コロナと闘うにはカレーが必要だ!

2020・コロナ元年、食の流行はテイクアウトと二毛作;フレンチ料理店がランチにカレーを供したり、居酒屋のお昼にカレー屋が間借り、なんて事が多くなったのが、コロナ禍の特長のひとつ。という訳で、いよいよ日本に根付きつつある、スパイスカレーのお店を中心に、JRsの2020年のマイベスだ。

記事作成日:2020/12/30

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる9310の口コミを参考にまとめました。

コロナと闘うにはカレーが必要なのだ

どこかの国のアホな大統領のような見出しですが、フレンチのレストランが生き残りを懸けてランチにカレーを提供したり、居酒屋がテイクアウトでカレーを出し始めたり、カレーを食べることが増えた気がするコロナ禍でした。ウィルスと闘うサバイバルの状況に、最も適した一皿=カレーという事から、2020年に訪問した比較的新しいカレー屋で、マイベスを作ってみました。

ケニックカレー

間借りカレーの雄、無事、店舗をGET!
広告系の仕事をされていたオーナーならでは、カレーと魯肉飯合いがけで、一躍、カレー界の寵児となったケニーさん。渋谷東急本店前の雑居ビル(BAR)で、昼の間だけ、カレー店を間借り営業されていた、スパイスカレー専門店「ケニックカレー」が、本年、めでたく自前のお店を、宇田川町の交番前にオープンされました。コロナ禍でも、元気に営業中で、相変わらずの人気です。

カレーショップ初恋

スパイスグループは、渋谷や三軒茶屋などに数店を経営している、スパイスにこだわった会社。流石にプロが作るスパイスカレーは、素材からモノホンをお取り寄せ。ハーブは乾燥ではないフレッシュだし、モルディブフィッシュを使ってるし、カレー激戦区と化してきた渋谷・神泉エリアで、JRsの超・お奨め。
唯一、残念なのは、土日が休みなので、中々行けない事。お願い、土曜は空けてくれませんか?

ポークビンダルー食べる副大統領

「ポークビンダルー」発祥のポルトガル料理店「クリスチアノ」が2019年にOPENさせた、世界初?的なポークビンダルー専門店。
インドのゴア州の人気料理ですが、そもそも、ビンダルーはポルトガル語で”酢漬け”の意味。カレーとは一味違う、酸味と辛味の絶妙なマリアージュ。
カウンターのみの小さなお店ですが、お昼だけなく、ディナータイムも営業、奥渋谷の名物店になるかも知れませんよ。

エピタフカレー

このお店も、以前のゴールデン街の間借り状態から、三丁目の末広亭の目の前に立身出世を果たした、新宿・間借りカレーの出世組。
カレーも美味しいのですが、付け合わせのクミンの効いたキャベツの酢漬けも美味しいのです。
ジャポニカ&インディカのブレンドライスもGOOで、新宿スパイスカレーの注目株です。

KERAKU

本2020年6月、目黒駅前にOPENしたスパイスカレー店。一口食べると、煩悩から解放され極楽浄土へ昇天…なんて云うと、ちいっと大袈裟ですがカレー好きにとって、パラダイスな事は確かです。
ご飯は本格インディカ米、それも、こんなに細長い米、見た事ないっていう位のサイズ。付け合わせの野菜も、種類が豊富で、口直しにGOO!
「ポークビンダルー」は、四種のビネガーだそうで、深み満点です。

酒とスパイス マツコ

本2020年夏、福岡から日本橋に進出したカレーの女神・マツコちゃんのカレー店。
居酒屋「HASHI」の昼の二毛作で昼のみのカレー店です。
カウンターはすぐに満席になりますので、SNSを通じて、ランチの予約も可能との事。
東京で和食の修業をしていただけあって、味も中々!
ご飯はジャポニカ米に、ターメリック色付けパターン。玉葱のアチャールが辛すぎるんだけど、辛党のJRsには美味すぎだぜ!

フウシャ ティーラウンジ

アーユルヴェーダ感覚の店内には、スパイスと文化の香りが漂い、心までも癒されます。音響機械の専門家のオーナーがスリランカに魅せられてOPENさせた紅茶とカレーのお店です。
カラフルなソファーに座ると、シエスタしたくなる落ち着いた店内です。
香草やフルーツを使ったカレーは珍しくも美味い。食後の紅茶も癒しの味わい。スパイスで活性化された胃腸を優しく包んでくれる、温かみのあるホロ苦さ。
流石に調布;単なる都会のカレー屋とは異なる、のんびり、優雅なお店です。

この店が素晴らしいのは、味だけじゃなく、この色鮮やかな内装。そして、アーユルヴェーダのリラックス感は、カレーカフェとしては、飛びぬけて素晴らしい。

フィッシュ

六本木の著名なカレー店の再興ですが、懐かしの昭和カレーではなく、モダンなスパイスカレー店に衣替え。別モンと考えた方が良い気がします。
ジュニアーズ的には、以前の濃厚・玉葱炒めのどろ~り欧風カレーも捨てがたいのですが、やはり時代はモダンなスパイスカレーって事ですね。
嬉しいのは付け合わせ。三種コンボは、玉葱アチャール、ポテトサブジ、パクチーと豪華。これも、六本木店の和風の付け合わせから、令和モダンに、本格インド風に進化を遂げておりました。

半月

西新宿の外れから、銀座にまで進出した、スパイスカレーの出世組。レトロチックな内装に、独特のお皿も個性的。綺麗なターメリックライスを挟んだ合いがけカレーには女子も夢中です。
2種のカレーを盛ったお皿は、まさに、半月のよう。ご飯はジャポニカ米、これを、しかっりとサフランの炊き込んだ鮮やかな黄色。人参のクミン炒めをのせ、いただきます。

えりふじ

スパイスカレーが似合う町「横浜・野毛」。ここなら、お昼からビールも呑めます。
2019年12月にOPEN、クラフトビールも売りですが、本格的なスパイスカレーもハイレベル。BARというよりはカレー店という感じ。
メインのカレーは豪華に三種のせでも千円。
鮮やかなターメリックライスに、野菜サラダ。
そして、人参のラぺ(クミン炒め)、紫玉葱のアチャール、なんとフムス(ひよこ豆のマッシュ)まで。どれも日本人向けの味付けで、酒のツマミとしてもGOOでした。

サビナンド

野毛のRock BAR『BORDERLINE』は、お昼に店名を変え、間借りカレー店『SABINAND』と名乗っています。カレーも、珈琲もGOOですが、アメリカン・ロックのレコードが最も異彩を放ちます。
お店の中央にはドーナツ盤のジューク・ボックスが置かれ、Live 演奏スペースもあり、常連にはとても居心地が良いお店って感じ。
野毛なので本当はカレーとビールセットが嬉しいのですが、この店は、お昼はノンアル。
カレーは「豆豉(トウチ)」を使ったり、煮干し出汁を使ったり、更にダル(豆)のフムスも添えられ、スパイス少なめですが、優しい味つけで、シェフの人柄が偲ばれます。

ブラン亭

トリを飾るのは、銀座界隈でスパイスカレーと云えば、このお店。二度の移転を経て、コリドー街に復活したカレー専門店。
インドに精通した女将が丁寧に作る、ジャパニーズ・インドカレー。特に、お奨めは、薬味として供されるライムペースト。酸味と辛味が絶品で、絶品のカレーが絶品すぎる味に変化します。

※本記事は、2020/12/30に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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