京都のお一人様OK!な寿司店

個人的に京都で一番好きな寿司店。
大将と女将さんの気さくな人柄に加え、価格設定が本当に良心的。メニューは握りのお決まり1人前が2,000円。仕入状況による変動はあるが、タコ、イカ、海老、白身、貝類、トロ、いくら、雲丹といったラインナップ。

更にお好みで、追加していくのがお気に入りだ。お決まりには入らない通年提供の鯖、穴子、鉄火巻等は是非追加したい。また、名物のねぎま汁も外せない！

自由に頼み、お腹も心も大満足で、予算5,000円前後。うーん行ってみたくなったでしょ！

天保年間創業。京都寿司の伝統を今に伝えるのれん会の加盟店で、のれん会のお店の中でも屈指の業歴。お店は寺町二条を少し上がった寺町通り沿い。あの一保堂さんのご近所。本当にこじんまりとした古風な佇まいで、5人も入れば、少し人口密度が高いなと感じる程。

名物は、11月～3月しか頂けない蒸し寿司、脂の乗った鯖寿司。この2品は当店を代表する品と言っていいと思う。そして個人的に当店での隠れイチオシは穴子。蒸し寿司にも入るのだが、是非、穴子箱寿司も試してみて欲しい。

京都寿司のれん会の加盟店。京都の寿司は、古くからハレの日の食事として町衆に根付いているもの。生の魚を使用しない昔ながらの京寿司の製法を守るお店も多く、当店もその伝統を今に伝えている。

京寿司では、押し寿司、箱寿司、巻寿司、いなり寿司、ちらし寿司あたりがメインとなるので、これらを網羅するセットを召し上がり、京都の寿司文化に触れてみて欲しい。

超有名な鯖寿司の名店！
天明元年（1781年）に現在地にて創業。初代の「いづみや卯兵衛」の名を取って屋号を「いづう」とされたとのこと。古来、福井県若狭湾で採れた鯖が洛北の険しい鯖街道を人力を頼りに運ばれ、この鯖を使った姿寿司が町衆のお祭り等の「晴れの日」に好んで食べられてきたとのこと。まさに、京都の歴史の中に深く深く根付いているお店。
大丸にも簡易な店舗があるが祇園の切通し沿いにある本店には独特の雰囲気があるので、時間が許すのであれば、是非本店の方に足を運んでみて欲しい。

ちなみに鯖寿司をテイクアウトされる方「冷蔵庫に入れるのは厳禁！」ご飯が硬くなり、美味しくなくなっちゃうんです。！

当店も京都寿司のれん会の加盟店。明治41年に初代重吉が"いづう"さんから独立されたお店なので、のれん会の中では比較的新しい。創業100年超のお店が新しいと言われるのもいかにも京都的(笑)
当店も鯖寿司で話題になることが多いが、鯖寿司だと価格が高めで、なかなか手が届きにくいなと思われる方は、是非、いなり寿司や巻き寿司等を食べてみて欲しい。京寿司の場合、押し寿司、箱寿司、巻き寿司、いなり寿司、ちらし寿司がメインになるが、当店は、バランスよくどの品もいいので、鯖寿司に拘らず、色々な品を頂きたい方にこそお薦めしたい！

ご主人はストレートで真面目な職人気質。より広い層のお客様に自分の寿司を食べてもらいたいと一念発起し、祇園の飲み屋さん街から、当地に移ってこられたのだそう。その覚悟というか、熱が1つ1つの品に込められているような品々！

寿司は江戸前や京風と類型化し難い。ご主人が熱心に勉強され、京風でも江戸前でもなく独自の道を歩む寿司店。祇園で1万5千円前後で寿司を頂くならお勧め！

訪問時は予算を明確に伝え、その日のお勧めを存分に出してくださるようお願いするといい。きっと意気に感じて、腕を振るってくださると思う！

京都で江戸前寿司1本で営業！酢〆、昆布〆、ヅケ、煮物、干瓢巻、玉子焼き等、江戸前の昔ながらの技法を確り踏襲されている。京都には、正統的な江戸前の仕事をここまで確りされているお店は稀有。
コースもあるが、追加の際には、1貫単位での注文を受けてくださったので、最初から1貫での注文がありならば、お好み利用の方がより楽めるかも。

京都で江戸前寿司で独立とは”ええ度胸”→ええどきょう→江戸京というのが店名の由来?!なのだとか(笑)

祇園は飲食店の相場が高いとの印象があると思うが、当店は良心的。お酒を飲まないなら、かなり満腹になるまで気ままに寿司を頂いても4,000円台の会計。納得感、満足度の高いお店。お好みの追加を1貫単位で受けてくださるのもありがたい。

ネタは粒揃いとの印象で、界隈屈指の使い勝手のいいお店。祇園で寿司という気分の時に是非訪問してみて欲しい。

四条新京極近くというとてもアクセスのいい立地のお店。軽く飲んで、握りを気ままに頼んで予算5千円前後という京都では稀少な「ザ・大衆寿司」店。個人的には、寿司店では握りをメインに頂くことが多いので、まずお決まりの上寿司を注文し、お好みでチョコチョコ追加していくというのが、マイ最適利用。

シャリに少し甘みがあるのは、京都ならでは。喫煙フリーな点は留意されたし。

京都の街場で寿司を摘みたいという時の有力な選択肢♪

贅沢をしたいとき、ご褒美として訪れたいお店。
ご主人は魚の目利きに自信をお持ち。天然物に拘り、白身、青魚、鮪、貝類まで、とても幅広くかつ、吟味された質の良い素材を仕入れられているとの安心感のあるお店。

その分価格もやや張るので、お財布にやさしくはないが、ご主人と予算や好みの品を相談しながら頂くと楽しめるお店。京都の寿司店で、この価格帯で、質と量ともに満足できる魚が頂けるお店は稀有だと思う。