《マイベス２０２０》老若男女の隠れ家　銀座、新橋編

友人に連れられての初訪問。入り口に近づいた途端に漂うお香の香り。銀座の喧騒を忘れてしまう店内。凛とした女将に出迎えられ、すっかり異空間へ。一品一品のお料理からも「穏やか」を五感全てに頂くことが出来ました。

狭い階段を降りて地下へ、、、入り口は何処？
この不安感が心地良い。店内は、程よく暗く、間接照明に照らされた漢字表記のボトルの数々に心踊らされる。店名の通りお薦めは「塩辛」。塩辛と日本酒とまったりした空間。心の凪が訪れました。

暖簾をくぐり、いきなり目に飛び込むのは、朱色のカウンターと「貫禄」の表現一言に尽きる大将のお姿。貫禄の指から握られるお寿司の数々。赤酢のシャリの酸味とトロの脂が口の中で融合し、至福の一時を頂けました。

前述のなつの姉妹店。昨年12月にリニューアルされたばかりとのこと。賑やかな立呑み屋さんが多い界隈の中、異彩を放つ一件。風情のある店内と着物の姿の女将がお出迎え。鶏すき鍋と熱燗の調和が絶品。女将と共にゆるりとした時間を過ごせました。