☆魅力的な”お摘みと愛情”のある【マイベスト居酒屋】

☆魅力的な”お摘みと愛情”のある【マイベスト居酒屋】

日本全国津々浦々にある魅力的なお摘みを提供する居酒屋さん。今まで出会ったお店は山ほどあるが、そのなかから絞りに絞って、魅力的なお摘みを提供する印象的な居酒屋さんをピックアップ。地酒に合う地元の素材をシンプルに調理したお摘みを提供している珠玉のお店ばかり。そこでしか味わえないお摘みを、是非ど~ぞ!!!

更新日:2021/01/19 (2021/01/18作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4286の口コミを参考にまとめました。

魚虎

魚虎

【北九州 黒崎】ワクワク感がとまらない黒崎の『魚虎』さん。おそらく地魚の鮮魚居酒屋では全国でもトップクラスでしょう。

毎回、レベルの高い鮮魚を揃えている。おそらくカウンターで嬉しそうにニヤニヤしながらお刺身を頂いているのはわたくしだけでしょう。^_−☆

大将の魚の扱い方が鮨屋の職人ように丁寧なのが嬉しい。きっちりとアルミのネタ箱に捌いた魚を綺麗に並べて保管している。それに、魚を扱う丁寧さや道具を粗末に扱わない姿勢が居酒屋さんとは思えないくらいの品格が漂っている。

【魅力的なお摘み】
ゴマヒラス〜おそろしいくらいに美味い。ヒラスの切れっ端だが、旨味、歯応え、食感、全てのお摘みの要素を兼ね揃えている。夕方4時に絞めるので開店後が一番美味い。

酒盃

酒盃

【秋田】秋田一・東北一というより日本一の居酒屋『居酒屋の真髄に迫る嬉しい夜・・・』

東北だけではなく日本を代表する居酒屋さん。ここまで日本酒に合う肴を追い求める御仁はいないであろう。ご主人のいつものセリフ「俺がやってるのは料理屋や割烹じゃなく、居酒屋なんですよ。」居酒屋としてのプライドが半端なく滲み出ている。いつも閉店までお付き合い頂き有難し。

【魅力的なお摘み】
・比内地鶏とり刺身(800円)~レバー、ハツ、砂肝、笹身、キンカン。毎回、朝引き地鶏なので品切れも覚悟しなければ・・・。部位で楽しみなのはキンカン。この濃厚極まりない未成熟な卵がもたらす旨さは例えようがない。

きはる

きはる - 泳ぎ鯖刺(五島産)〜ねっとりとした鯖の青魚特有の香りが好きだな。この舌ざわりと触感は、山葵醤油が最高。

【博多 中洲】泳ぎ鯖刺しとゴマ鯖の強力なラインナップ『好きすぎて仕方がない ♫・・・。』

全国地方の生鯖を食べ歩いたが、生鯖を食する文化は九州を中心に限られている。その中でも、やはり大分佐賀関の「関サバ」と長崎五島列島の「五島サバ」が最強でしょうか。

【魅力的なお摘み】
・泳ぎ鯖刺(五島産)〜ねっとりとした鯖の青魚特有の香りが好きだな。この舌ざわりと触感は、山葵醤油が最高。
・ゴマ鯖(五島産)〜博多名物のゴマ鯖。軽く漬け込んだ生鯖にゴマを絡めて、茗荷と胡瓜の千切りを挟んで頂くと、九州特有の甘い醤油がまったりと旨味を引き出してくれる。

三枡

三枡

【山口 下関】やっぱり天然の虎河豚は美味い『庶民的な居酒屋のふくちりではピカ一のお店・・・』

絶品の天然虎河豚てっさの説明をして頂くのは、年輩の魅力的な女将さん。「うちの天然虎河豚は美味しいよ。うちのお店は天然虎ふぐで勝負しとおけんね。」天然虎河豚の話が始まると勇ましい下関弁が炸裂する。

【魅力的なお摘み】
・ふくさし(天然虎河豚:時価)~丁寧に調理された刺身はとにかく綺麗。下関では「ふぐ」のことを「ふく」と呼ぶ。薄いふくさし(てっさ)を丁寧に小ネギを巻いてポン酢で頂く。とにかく美味い。ふくさしだけでなくポン酢もまた素晴らしく美味く、小ネギがまた粋で綺麗。

向井酒の店

向井酒の店

【三重 伊勢】地元常連さんお薦めの鰯の酢漬けは絶品。『魅力的な鮮魚料理のラインナップ・・・。』

予約せずに飛び込みでも相席の大きなテーブル席に座れば、地元の常連客と楽しい時間を過ごせる。時には訳ありの一人旅の女性旅行客も加わって・・・(’-’*)♪。

【魅力的なお摘み】
・いわしの酢漬け(490円)~相席となった地元のおじいちゃんが美味そうに食べていたもの。早速、どんなお味かお聞きしてから注文する。それがきっかけで話が弾んで周りの方々も会話に加わり始めた・・・。

五郎八

五郎八

【熊本】復興した懐かしの五郎八(いろは)『美味い~美味い、馬のホルモンも健在だった・・・』

馬肉は牛肉や豚肉と比較しても低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸、高たんぱく質で、ビタミンやミネラルも豊富なお肉なので、体にもいいんです。

【魅力的なお摘み】
・馬ホルモン焼き(800円)~熊本地震後に伺うと、ああ~、この味だったなと思い出しながら馬のホルモンを噛み締める。味噌味風の味付けが濃いだけにモヤシ炒めとの相性は抜群。ここだけしか味わえない秀逸なお摘み。

みますや

みますや - いつものように目についたコハダ酢は生ビールと頂く。酢が効いた味わい、やはりコハダは美味いな。

【東京 小川町】創業明治38年の老舗居酒屋さん『変わることのない普遍的な美味さ・・・。』

夜な夜なサラリーマンが集う老舗居酒屋さん。神田から小川町まで歩くと、そこに歴史を感じる老舗居酒屋さんがある。古臭さは返って魅力的にしか感じない。ちょっと古びた暖簾を潜ると、店内はこれまた昭和を思わせるような設え。壁に貼ってあるポスターは昭和初期でしょうか。

【魅力的なお摘み】
・コハダ酢(500円)~いつものようにまずはコハダ酢と生ビールを頂きます。シンプルだが酢が効いていおり、やはりコハダは好きだな~。

よねさん

よねさん - 本マグロ中トロ(大間産)クエ、シマアジ、石垣鯛、キハタ、黒ムツ、赤ムツ、サゴシ、雲丹。

【東京 亀戸】魚の目利きが素晴らしく鳥肌が立つ『ご主人の拘りが心地良い・・・。』

ご主人が卸売の仕事を永年されていた目利きの素晴らしさ。それにその頃からの人脈らしい大間の漁師から直接仕入れている嬉しい離れわざ。添えられた山葵の美味さが半端ない。葉山葵、茎山葵、本山葵の3種類独特の粒が残って旨味たっぷり。

【魅力的なお摘み】
刺身盛合せ〜本マグロ中トロ(大間産)クエ、シマアジ、石垣鯛、キハタ、黒ムツ、赤ムツ、サゴシ、雲丹。
どれも新鮮でワクワクするような魅惑的な刺身。

郷土料理 こふじ

郷土料理 こふじ - これが噂の芋しょうゆ煮。ジャガイモの旨味と醤油、バターの味わいが絶品なんです。

【札幌】札幌出張時には、必ず〆に伺う居酒屋『いつもながらホームに帰ったような居心地の良さ・・・』

「居酒屋さんにジャガイモだけを食べに来るってどうよ。」と思われそうだが、それだけ価値のある逸品。それに気が合う相性抜群のご主人とのダラダラとした他愛もない会話がまた楽しみなんです。(^_−)−☆

【魅力的なお摘み】
芋しょうゆ煮(こふじの味)~これはいつもながら感心するくらいの美味さ。やはり北海道ジャガイモの底力を垣間見るような濃くのある旨味がたっぷり。満腹だがやはり完食してしまう。自宅で何度か作ってみるが、残念ながらなかなか同じような味にならない。

新政酒蔵

新政酒蔵 - いつも仲良しのご夫婦。ご主人は十四代マニア。

【山形】いつも山形の話題で盛り上がる『地元密着型の小料理屋さん・・・』

カウンターには地元常連さんに交じって、意外なお客様に出会うことが多い。そこから皆さんお友達となって山形の夜は更けていくみたいな。これも大将と女将さんの人徳ですね。十四代(高木酒蔵)の逸品集めが趣味の大将。わたくしは十四代の焼酎『鬼兜』が大好物。

【魅力的なお摘み】
ご夫婦の愛情(プライスレス)~何も注文しなくても、大将のお薦めがタイミングよくでてくる。いつも期待に違わぬ山形ならではの山菜料理から始まるが、女将さんが「ちょっと作ったから食べてみて。」小鉢には、むきたけ、なめこ、くりたけの軽い煮物。むきたけとくりたけは、名前すら知りません。お味は、本当に田舎のおばあちゃんが作りそうな素朴な味わい。新鮮な馬刺しも好きだな~♡

※本記事は、2021/01/19に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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