マイ⭐️ベストレストラン 2016

出典:Alexandriaさん

マイ⭐️ベストレストラン 2016

有漏路より無漏路へ帰る一休み。

更新日:2021/10/30 (2021/01/20作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる3498の口コミを参考にまとめました。

旅舎右馬允

旅舎右馬允

良い生き物を感じます。地場産自家製。洗練、野趣富、澄んだ深い味。

2016/09 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス5.0 | 雰囲気5.0 | CP5.0 | 酒・ドリンク5.0 ]
使った金額(1人):
¥15,000~¥19,999

紅葉に土蔵の白壁。二階「ふたりしつか」「片栗」「延命草」の通間。立派な木。吹硝子。設、挿花。
門扉のテーブル。民芸趣味自己顕示欲の強物でなく、良い生き物を感じます。
山栗茶巾絞の着菓子、山塩、煎茶、茎茶。金継、大切にされている器。
薪、槇の風呂。浴衣に着替。
夕餉:
ヱビスビールに、
・焼茄子 豆腐ソース
・八寸 玉蜀黍ポタージュ、名残ブルーベリー、夕顔煮、奴 行者大蒜、チーズと味噌の蕎麦挟揚、焼栗、桜占地炙、万願寺焼浸、プチトマトコンフィ 酸漿。
・箒茸茶碗蒸
・雨魚沖膾
・鮎塩焼 クレソンソース
・鮎蓮根蒸
・炊合 茄子、蕨、隠元、夕顔、南瓜、人参。
・鹿叩 新玉ソース
・五平餅 胡桃味噌 半分を夜食に持帰。
・笊蕎麦 手打十割、細目短目、良喉越、美味!
・生松茸茶漬 「一寸ですが」と。
・茄子醤油漬
・苺アイス
煎茶
トランプコニャック FRAPIN SARL.
五平餅に、キリンラガーと今錦のナイトキャップ。
朝湯。朝六時前から薪を焚いて呉れます。
朝餉:
・オクラ出汁巻玉子
・岩魚一夜干
・サラダ
・伽羅蕗
・蓮根南蛮漬
・納豆生揚の挟揚
・朴葉味噌
・滑子と浅葱の赤出汁
・生卵
・白御飯
・香物 茄子 胡瓜 人参糠漬、縞瓜鉄砲漬 人参と生姜、梅干。
煎茶
苺種チョコと珈琲。
地場産自家製。家族の温。清潔、勤勉、丁寧な仕事。洗練且つ野趣、澄んだ深い味。仏料理の技法がアクセント。
最高の思出。大好。応援します。「ろくべん」も頂きたいな。

京亭

玉淀河原の向に鉢形城跡。二階座敷で、荒川の釣鮎。此処に住みたい!

2016/07 訪問
昼の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス5.0 | 雰囲気5.0 | CP5.0 | 酒・ドリンク3.0 ]
使った金額(1人):
¥10,000~¥14,999

梅雨の中休。
玉淀河原の向に鉢形城跡。家族連が川遊をしてる。水着を忘れたのが悔やまれます。
二階座敷で、荒川の釣鮎。
素敵な女将さんの御挨拶。弟さんが親方、甥子さんが料理長。仲居さんも清潔で丁寧。可愛くて趣有る設、床間、雪見障子、地窓、高窓、欄干、電灯、洗面所の竹割タイル、銅屋根張(排水が?)・銅樋。荒壁を意匠した土壁の修繕痕が痛々しいです。庭の赤松に鶯。佳声。
キリン生ビールに、鮎尽のコース。
鮎甘露煮、潤香、
鮎骨煎餅、稚鮎塩焼、枝豆、根辣韮、
鮎風干、
鞘豌豆・芋幹・鰻の椀、
鮎塩焼 2尾 蓼酢 伽羅蕗、 
鮎洗 会釈、
蟹糝薯石焼、
鮎フライ、サラダ、
滑子の赤出汁、漬物(胡瓜、白菜、大根糠漬)、
鮎飯(鮎 2尾 2合/人、浅葱小口、大葉。 残した御飯をタッパに詰めて持帰。味が沁みて冷めても美味しい。御茶漬も溢涎。)、
メロンと桜桃、
焙茶。
仄に甘苦て荒川の香? 若鮎が好き。
此処に住みたい!

比良山荘

比良山荘

山辺料理 沁透ります。

2016/10 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス4.0 | 雰囲気5.0 | CP3.0 | 酒・ドリンク4.0 ]
使った金額(1人):
¥30,000~¥39,999

葛川坊村。沁透ります。
胡桃と黒糖羊羹の御着菓子、山草(七草)茶。
二階「比良・雄雉の間」泊、高野槙の御風呂(大・小風呂が共用です)を頂いて、浴衣に着替。
女将さんの御挨拶。一階「秋の間」で夕餉。
Krug Grand Cuvee.
食前酒: 柚酒、
八寸: 鮎熟鮓(雲井窯の茅葺屋根) 鱁鮧和 松茸菊花和 零余子 松風 草蝦 伊賀栗 茗荷鮨、
向付: 鯉洗 鰻焼霜 鹿(朽木)叩、
御椀: 土瓶蒸 松茸 岩魚 銀杏 三葉 柚、
焼肴: 子持鮎(安曇川)塩焼と香味焼 酢橘 炙銀杏、
(焜炉に炭火を据えて親方登場)
強肴: 焼松茸(洛北丸物 酢橘に塩)、
御飯: 鮎松飯(名残鮎と松茸)、
止椀: 鯉濃(白子、腸)、
香物: 胡瓜 茄子 沢庵、
水果: 無花果胡桃味噌掛、
甘味: 栗葛饅頭と和三盆ゼリー、
山草茶。
信楽、古伊万里、染付、ベネチアングラス、。
目覚の焙茶。
「春の間」で、朝餉。
芹浸、本占地 舞茸 隠元の和物、椎茸 里芋 赤蒟蒻 高野豆腐の煮物、湯葉豆腐、卵焼 山葵茎、子持鯉照焼、鯖へしこ、石伏魚佃煮、梅蜜漬、滑子と三葉の赤出汁、土鍋の御粥、完熟柿、山草茶。
圧倒。

松川

松川

七夕膳

2016/07 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス4.0 | 雰囲気4.0 | CP3.0 | 酒・ドリンク5.0 ]
使った金額(1人):
¥60,000~¥70,999

アメリカ大使館の隣、7階建マンション赤坂テラスハウスの 1階に在ります。
新暦七夕です。白木のカウンター席に案内されます。
利休箸、織部の箸置、春慶塗丸折敷です。
Krug Grande Cuvée 161ème Édition. 木犀、花梨、青林檎、スパイスのアロマと、木実、ブリオッシュ、蜂蜜の味這が広がります。活々として、且つ妖艶です。
香煎湯
・赤海胆 鼈のジュレ 酢橘皮擦卸
・眼高鮑蒸焼 肝ソース 撥子
・一口御飯 鳥取産ヒノヒカリ米
・赤海胆と真子鰈の御造 鞘隠元 山葵醤油
・虎魚の御椀 湯葉 卸生姜 サラダ水菜
・毛蟹塩茹 生木耳 蟹酢ジュレ
・真子鰈炭火(大鋸炭)焼 ベルーガキャヴィア 酢橘
・鮎炭火焼 上桂川と安曇川
・近江牛フィレステーキ 堀川牛蒡天麩羅 挽山椒
・賀茂茄子炭火焼
・鱧シャブ/\ 鱧と利尻昆布出汁
・徳谷トマト オクラ 散酢ジュレ
・笹切冷麦 御揚 酢橘皮擦卸 麺汁
・鰻蒲焼 挽山椒 宍道湖の天然
・御飯 煮端を一口、後少し蒸して
・赤出汁 蓴菜
・胡瓜と泉州水茄子の浅漬 縮緬山椒 イクラ醤油漬 生唐墨 焼海苔
・水羊羹
・マンゴー マスカット
御薄茶。
御馳走様でした。
鱧寿司の御土産です。
松川親方が招福楼御出身。薄味で、花成り。繊細で、端整です。料理毎に出汁を使分けてます。食材を活かしつつ香に変化を与えてます。減り張りが利いてます。迚好きです。
「天河之東有織女 天帝之女也 年年机杼勞役 織成云錦天衣 天帝怜其獨處 許嫁河西牽牛郎 嫁後遂廢織紉 天帝怒 責令歸河東 許一年一度相會」

もりかわ

もりかわ

優しい乍凛として

2016/11 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス5.0 | 雰囲気4.0 | CP3.0 | 酒・ドリンク5.0 ]
使った金額(1人):
¥60,000~¥70,999

今東光の揮毫「究竟頂」の扁額に、長刀鉾の粽が下がります。
「蘇民将来之子孫也」
森親方と女将さんが御出迎。美男子で京味出身の森親方。美人で御話上手な女将さん。
魯山人「福」の染付。万作の瓶花。個室の座卓に案内されます。
「御格子上げさせて 御簾を高く上げたれば 笑はせ給ふ」
敷込床に、成す子の掛軸と椿花。雪見障子の向こうが坪庭。玉露で口嗽。
Krug Grande Cuvée 161ème Édition. 木犀、花梨、青林檎、マジパン、ジンジャーブレッドのアロマと、ナッツ、ブリオッシュ、蜂蜜の味這が広がります。
網代柄朱塗の角不切に、利休箸。疫除魔除は万全です。
・前菜 藻屑蟹甲羅盛 キャビア乗 確り塩茹して、Westerman 肺吸虫症も大丈夫です。内子がギッシリ詰まってます。
・御椀 九絵 本占地 椎茸 マイクロ蕪 柚子
・向付 赤貝 海松食 会釈一式
    寅河豚ブツ切 内皮湯引 紅葉卸 香母酢 安岡葱
・焼物 赤鯥 酢蓮根
・箸休 卯花和 早掘筍
・強肴 眼高鮑の茶碗蒸
・揚物 寅河豚 銀杏 香母酢
・蒸物 天然鰻蒲焼 木芽
・食事 盛二八蕎麦 松茸 三葉
・水菓 バレンシアオレンジゼリー
焙茶。
折詰鰻焼飯の御土産。
御馳走様でした。御腹が一杯で苦しいです。旬の素材を生かした味這です。京味よりも薄味です。優しい乍凛としてます。粋と言う以り華成です。

銀座 しのはら

銀座 しのはら

浮雲

2016/10 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス5.0 | 雰囲気5.0 | CP5.0 | 酒・ドリンク5.0 ]
使った金額(1人):
¥30,000~¥39,999

千早振る神無月も最早跡数日の余波となった二十何日の午後五時頃に、
蘭の花持て、ピカピカ白木のカウンター角席。
Dom Perignon Brut 2006. と七本槍山廃仕込に、
香煎、
玉子豆腐 牡丹海老 赤座海老 キャビア 水前寺海苔 酢橘 兎器で、
蒸真高鮑と肝舎利 真空蒸 滋賀米、
毛蟹真薯 冬瓜 舞茸の椀、
鯛と新烏賊造 モンゴル塩 ポン酢、
藁燻琵琶鱒白子和 法蓮草 金針采、
本鮪造 辛大根 山葵 昆布醤油、
八寸(水口干瓢、銀杏揚、柿膾、薩摩芋甘露煮、琵琶鱒飯蒸、蛸桜煮、焼穴子、鰹叩、庄内麩とクリームチーズ、玉子真薯)、
フォアグラ最中 杏ジャム、
鰻白焼と付焼 琵琶湖産 大徳寺納豆の衣被 水実添、
鴨茄子炒子煮浸、
猪腿炭火垂焼 以ての菊浸 鬼卸、
無花果胡麻味噌焼、
鱧松 春菊 岩手産 酢橘 ポン酢、
上海蟹土鍋飯 雌と雄 御代に鱧松の出汁茶漬、
香茸鹹煮 柴漬 白菜漬、
伊兵衛栗金団、
御薄。
ア〜 超好。繊細且つ大胆、花車、圧倒するジビエ。此れが真骨頂。懐かしい器達。
心嬉しくて、莞爾。
天邪鬼。でも、野趣味溢、滋賀の空気も恋しいです。

浪速割烹 喜川

浪速割烹 㐂川

まったり、喰味。

2016/07 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス4.0 | 雰囲気4.0 | CP4.0 | 酒・ドリンク3.0 ]
使った金額(1人):
¥20,000~¥29,999

今迄で一番美味しかった所は? に、「㐂川」さんです。と。
信用出来る親方の推薦? 代替りしてるけど。大阪の味を勉強。
カウンター席。
キリンラガービールに、
干子、枝豆摺流、
真子鰈の薄造(香草ドレッシング イクラ) 赤貝・明石蛸・障泥烏賊(バジル酢味噌) 鮎並の焼霜造(山葵 梅肉餡)、
鱧出汁コンソメ 焼目鱧 鱧糝薯 湯葉包車海老 ディル、
千枚(黒)鮑の生姜餡と肝垂 野生クレソンのチョイソテー、
鱧の梅酒汐焼 木芽 茗荷甘酢漬、
野菜の味噌仕立(絹莢、冬瓜、蕪、人参、蓮根、小芋、厚揚)、
粥 縮緬山椒、
沢庵 胡瓜の香物、
クレームブリュレ グレープフルーツゼリー、
熨梅と煎茶。
ざんぐりは感じない。確りハッキリした味。まったり、喰味。ウン、面白い、美味しいです。

天冨良 いわ井

王道真正面

2016/03 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス4.0 | 雰囲気4.0 | CP3.0 | 酒・ドリンク4.0 ]
使った金額(1人):
¥20,000~¥29,999

優しそう、厳しそう、真摯な親方。目配、気配、上品な女将さん。
冷絞にグレープフルーツの香。キリンクラシックラガーと、三重の酒 天遊琳。常温で、旨口。備前の器が好いな〜。綺麗な設。
蛍烏賊と芹、土筆佃煮の御通。(銀座の植込にも土筆坊が生えてた。摘んで来たのかな?)
海塩、檸檬、大根卸に天汁。
・巻海老二尾。脚もカリッと。
シュッと低音が響く。油を沢山使ってる。佳音、佳薫、諄くない。太白油。天一さん出身だけど、コーン油を混ぜない様です。
衣がフックラ、重くなく、軽過ぎず、薄らクリーム色。種がシットリ、甘く、香が立って来る。
・蒸鮑。黒。プリッと、旨い。
・孟宗竹筍。
・白鱚。
・墨烏賊。無上の歯応。
・子持白魚。 卵のプチ/\した食感。
「月も朧に白魚の篝も霞む春の宵」
・椎茸。車海老の擂身詰。
・グリーンアスパラガス。
鮪の漬で、箸休。
油切紙を頻に取換。嬉しいです。
・女鯒。馨にウットリ。
・甘鯛。赤。松皮。
・蛤。
・蕗薹。
・芽独活。苦い、でも、清々しい。
「雪間より薄紫の芽独活哉」
・海胆。紫。大葉や海苔で巻かずに、ホワッ、崩れない。
・小柱磯辺。
・蓮根。
・真穴子。フンワリ柔い。でも、臭味が抜けて良い香です。
・海老掻揚。柔目に揚げて呉れます。車海老が甘い。御飯(丹波産コシヒカリ)に乗せて、半分に塩を振って天バラ、残りに卸と一寸汁を掛けて天丼。
蜆の赤出汁と香物(薺、胡瓜と蕪の浅漬、百一沢庵、山葵漬)。烏龍茶(御免なさい、玉露が欲しい)。
アー 春を堪能致しました。全てが好み、美味しい。奇を衒ず、王道真正面。スケールが大きい。親方の見目通りの味、否、味通りの姿。(高島忠夫、草野仁に似てる?)惚れてしまいました。名人です。

山の茶屋

山の茶屋

松風入鼎更清新

2016/06 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス5.0 | 雰囲気5.0 | CP3.0 | 酒・ドリンク3.0 ]
使った金額(1人):
¥20,000~¥29,999

麻布大和田が大戦後に移転して、山の茶屋と成りました。二階の日枝神社側座敷に案内されます。松韻が涼しいです。
煎茶の口漱。
キリンラガーに、鰻会席コース。今日は養殖浜名湖鰻。
・前菜: 鱸塩焼、ベビーコーンの笹身巻、椎茸海老詰、野蒜 金山寺味噌。
・肝焼: 小目の串が二本。表がカリッ、中がマッタリ、甘苦くて、佳香。擂立の粉山椒を軽く振って。
・御造: 真子鰈、鰍(イナダ)、甘海老、会釈色々。
・白焼(追加): 新仔養太(6p)の倶利伽羅焼 塩。皮が柔く、香高、アッサリ。
・御椀: 平茸、絹豆腐、糝薯。
・蒲焼: 陳仔養太(4p)一尾。半切二枚。背開き串打して、素焼、蒸して、垂に浸けて備長炭で本焼を三度。満遍なく確り焼上げます。照が乗るけど焦付かず。柔いけど掬って崩れず、舌上で融ける。面がサックリ、内がフックラしてベタ付かず。厭味に成らない丁度の脂。辛目のサラッとした垂。臭味を抜いて、風味を残す。鰻身自体の甘旨味、育った湖川(浜名湖と天竜川、三方原台地の地下水)の香? がします。途中で山葵を一寸付けて、山椒を振って、頂きます。
・御飯: 炊立のコシヒカリ米。
・新香: 大根と胡瓜糠漬、胡瓜柴漬。
・果物: 西瓜 塩。
焙茶。
御馳走様でした。ア〜良い気持です。Wild ∧ Dainty?

夕凪橋 多古安

夕凪橋 多古安

大きい河豚を食べたくて、東シナ海 7.5 Kg. 鰭酒 に次酒で、フ~ラフラ。

2016/01 訪問
夜の点数:5.0
[ 料理・味5.0 | サービス4.0 | 雰囲気3.0 | CP4.0 | 酒・ドリンク5.0 ]
使った金額(1人):
¥30,000~¥39,999

大きい河豚も良いじゃなぃ。本場「多古安」さんに遠征です。
掘炬燵の御座敷。鉄縮のコース + 顎塩焼、白子焼。寝かせて甘旨味を増した、東シナ海 7.5 Kg 天然虎河豚。ガスのコンロで土鍋炊。女将さん任、手出無用。
鉄皮: 湯引を橙酢橘酢漬。プリプリで厚い遠江。塩っぱい旨味と鶉卵黄の柔らかい口当たり。 
鶴盛鉄刺: 厚目の一枚落。歯応が有るけど柔い。橙と酢橘のポン酢、鴨頭葱、紅葉卸。大きいからと言って、大味では在りません。後味は、でも、内海の河豚が豊?
河豚顎塩焼: 海塩、香母酢、薑。
河豚白子塩焼: 香母酢を搾って。白膜? がモッチリ、腺実質? がトローリ。ア〜、哀しい程美味しい。
鉄縮 白子追加: 白子を解いた出汁。上品な濁汁。厚めの上身をしゃぶしゃぶ。優しい歯応、滲出る旨味が堪らない。粗身、絹豆腐、湯葉、榎茸、湿地茸、菊菜。ポン酢、小葱と紅葉卸。
煮凝: 甘目。白胡麻。
雑炊: 青葱、玉子綴。白子が利いてる〜。
香物: 白菜。
冷物: メロン。
大物も好い、夫々に美味しい。
鰭酒に次酒で、フ~ラフラ。幸せです。

※本記事は、2021/10/30に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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