【あべの・天王寺】お米が主役の美味しい料理
トウモロコシ、小麦とともに世界三大穀物のひとつとされるお米。東アジア、東南アジア、南アジアでは主食として文明を支えてきました。日本人にとってお米は無くてはならないもの。あべの・天王寺周辺で、お米を主役にした料理にスポットを当ててみました。美味しいお米の料理を味わってみませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる516件の口コミを参考にまとめました。
トウモロコシ、小麦とともに世界三大穀物のひとつとされるお米。東アジア、東南アジア、南アジアでは主食として文明を支えてきました。
また、酒やヌードルの原料としても広く利用されるとともに、欧米ではジャガイモやパスタ同様、主菜のつけあわせとして重宝されています。
日本でも主食とされてはいるものの、戦後の高度成長期をピークにしてその消費量は年々減少しており、パンやその他の多彩な食材が注目を集める半面、お米の影がいささか薄くなっているようにも思えます。
とは言え日本人にとってお米は無くてはならないもの。あべの・天王寺周辺で、お米を主役にした料理にスポットを当ててみました。美味しいお米の料理を味わってみませんか。

出典: kurodaさん
あべのベルタ西館1Fにある老舗のお米屋さんに併設する形でランチやカレーを提供するカフェです。
カフェは精米機の置いてあるお米屋さんと同じ入口となっており、カウンター席とテーブル席合わせて20席程度かな。
カレー(550円)は平皿に盛られたライスに、さらっとしたカレーソースが横掛けされています。形の残る具はお肉のみ。野菜類は形を無くすほど煮込まれているようです。
スパイスの香味や辛さはマイルドで、お肉の旨みを立たせている…これは実にやさしい風合いです。甘口カレーの見本とも言える味わい。
特筆すべきはライスです。その日に精米したばかりのお米を使っているとのことで、つやつやでふっくら。お米の一粒一粒がしっかりと主張してきます。
日本のカレーはお米が重要な役割を果たすが、ここではむしろライスが主役と言えます。



77人
7753人
06-6641-4321
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅から谷町筋を北方向、四天王寺に向かって5分ほど歩き、参道が谷町筋から分かれたところにある古い町屋をリノベーションした中国料理店です。
店内はカジュアルな雰囲気で、厨房のある1階は2人がけ、4人がけのテーブル席の並ぶ10数席、2階にはお座敷があり、さらに隣の敷地にオープンエアのテラス席があって、すべて合わせて70席以上にもなるようです。
「お粥ランチ」(各1,000円)は、お粥とニラ饅頭の他、サラダ、搾菜、マンゴープリンが添えられています。シラス、高菜、ピータン、鮭の中からお粥のトッピングがチョイスできます。
ピータンはたっぷり浮かんでいて、さらに揚げ雲呑と刻み葱も散らされています。いかにも中華粥のビジュアル。
お粥を啜るとトロッとした食感とともにスープの旨みが感じられる優しい味。ピータンとともに啜るとさらに風味が高まるが、ピータン特有のクセは和らぎます。揚げ雲呑の食感もアクセントですね。



54人
4614人
06-6718-4666
出典: kurodaさん
あべのハルカス近鉄本店のデパ地下には、上層階のレストラン街とは別に「あべの市場食堂」と称する軽食堂街があり、気軽に食事することができます。
このうどん店の店内は、中央に大テーブルと、その周りのテーブル席で40席余り。テーブル面はLEDのスポットライトで料理が映えるように設えられています。
うどんがメインのお店だが、ここでは+270円でかやくごはんを付けることができます。けいらんうどん(842円)は、運ばれて来た途端に節系の香りが立ってきます。
トロトロの玉子がマーブル模様を織りなす餡には、海苔と三つ葉がトッピングされ、別皿に刻みネギと生姜が添えられています。
かやくごはんは薄味ながら適度な油分があり、コクが深くてで好ましい。
牛蒡の香りと薄揚げの歯応えがいいですね。うどんとかやくごはんの鉄板の組み合わせ、お腹いっぱいで満足できます。



109人
1610人
06-6625-2391
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の東改札から庚申口より地上に出て、近鉄の線路に沿って東に5分ほど歩いたところ、「利き酒バル」の昼間の時間帯を利用して、間借り営業しているお店です。
店内はL字型のカウンターに8席ほどと、その背後に2卓のテーブルを置いている全16席ほどです。
週替わりメニューの「チキン・ビリヤニ」(780円)は四角い平皿の上にこんもり盛られ、骨付鶏のグリルが乗せられています。そしてレタスサラダとマカロニサラダが添えられています。
お米は短粒種のジャポニカ。辛さは抑制的でマイルドな仕上り。粘りのあるジャポニカにもかかわらず、パラパラに炊きあがっていて口当たりも軽いですね。具材の鶏肉の旨みも活きています。
ビリヤニには数種類のホールスパイスが混ぜ込まれていて、噛み潰すと口の中に爽やかでスパイシーな香りが広がります。そのスパイスの香りが風味となって脳髄を直接刺激されるような感覚に襲われます。
乗っている鶏肉は骨付きの手羽元。旨い具合にグリルされていて、骨離れも良好です。ガルニの野菜は瑞々しく、マカロニサラダはカレー風味でスパイシーです。



20人
564人
06-7897-8029
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。「あべのアポロ」の地下2階にある大衆居酒屋です。
店内はテーブル席、カウンター席、お座敷からなる全200席と、かなりの大箱です。
「たいめし定食」(770円)は、トレイの上に鯛めしの盛られた器と、天ぷらのお皿、天つゆ、小鉢、漬物、お味噌汁が並びます。
天ぷらは茄子、しし唐、さつま芋、竹輪、そして穴子です。衣は分厚いのだが、さりとて重たくは無く、カラッと揚がっています。これは揚げ方が上手なんでしょう。
鯛めしは淡い茶色をしていてパラっと炊き上がっています。純粋な鯛めしというよりはかやくご飯に鯛のほぐし身を混ぜ込んだ感じです。
口に含むと出汁の風味と鯛の旨味が実に豊か。具材はごぼう、ニンジン、揚げさん。ご飯に各具材の風味が移っていて、実に芳醇な味わいに仕上がっています。



70人
529人
06-6631-0113
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線・昭和町駅の4号出入口から松虫通を西にすぐのところにある洋食・イタリアンのお店です。
カジュアル・イタリアンといった雰囲気の店内は、エントランス側に2人掛け・4人掛けのテーブル席、その奥に厨房に面したカウンター席のある10数席です。
ランチではリゾット(900円)が選べることができます。
この日は「鶏ミンチとブロッコリーのクリームリゾット」。青磁色の大きな丸皿に盛られたリゾットは鶏ミンチと玉ねぎとともに火が通され、たっぷりのブロッコリーとともにカルボナーラの如く胡椒が掛けられています。
ライスは短粒種で、口に運ぶとクリーミーな口当たり。ライスはほんのわずかに芯を感じる火入れ具合で、まさしくアルデンテです。
ブイヨンの風味も豊かで優しい風合い…リゾットの旨さを再認識させられます。



35人
1633人
06-6629-1585
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス近鉄本店のレストラン街・12階あるインド料理店です。
店内はインド料理店らしさをあまり感じさせないカジュアルな意匠で、テーブル席ばかりの全78席。エントランスのいちばん目立つ場所にタンドールを置き、本場の料理人が次々とナンやタンドール料理を焼いています。
「マトンビリヤニセット」(2180円)は、大きな鉄釜にたっぷりのマトンを乗せたビリヤニと、グレイビーやライタなどの並ぶステンレスのターリ皿が並びます。
鉄釜のビリヤニを底からざっくり混ぜて、ターリ皿の空いたスペースに盛ってグレイビーなどともに味わう仕組みです。
ライスは長粒種の中でも特に細長いバスマティ。ふわっとスパイシーな香りが漂います。口に運ぶと、そのスパイスの香りが風味となって脳髄を直接刺激されるような感覚に襲われます。
香りに比して、味は意外なほど淡白で、ふわっとしたバスマティの食感とともに、辛さの中にもほんのり甘く、そして僅かに酸味も感じます。パラパラしつつも炒飯のような油っぽさはありません。
マトンは骨付き。たっぷり入っていて、お肉の旨みも充分に感じられます。骨付きなので食べる際に注意が必要だが、骨離れがよくて食べにくさはありません。マトンはスパイスとの相性がいいですね。
グレイビーはカレー風味のスープで、ライタはヨーグルトベースの野菜入りソース。これら風味がぐっと引き締まります。
さらにカチュンバル(生野菜のスパイス和え)やナッツ、海老の甘辛煮、オニオンスライス、レモン、ミントソースが添えられていて、これらをそれぞれビリヤニとともに口に運ぶと、七色の風味が広がります。



67人
1074人
050-5593-7153
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の北口から、まるでここだけ昭和のまま取り残されたかのようなレトロなアーケード街「天王寺駅前阪和商店街」を抜けて、明るい場所に出たところにある中華料理店です。
店内はカウンター6席。テーブル席は20人ぐらい。庶民派の中華料理店といった雰囲気です。
福建炒飯(1,900円)はいわゆるあんかけ炒飯です。デフォルトの炒飯の上からやや濃い色の餡がたっぷり掛っています。
餡にはフカヒレ、カニの解し身などの高級素材が使われています。なるほど、これならこの値段になるわな。
餡は実に深い旨みのある上湯がベースとなっていて、塩気を控えつつ胡椒によるスパイス感を前面に押し出した味わいで、ラードのコクが立つ炒飯を包み込んで絶妙の味わいを見せています。



84人
2576人
06-6772-1218
※本記事は、2025/06/30に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。