【大阪・ミナミ】色とりどりの担担麺
具材や味付け、香辛料やスープなど、店によって様々な姿を見せる担担麺。大阪・ミナミの担担麺の美味しいお店を集めました。痺れる辛さを味わってみませんか?
更新日:2023/08/03 (2021/03/23作成)
ネット予約
閉じる
このまとめ記事は食べログレビュアーによる873件の口コミを参考にまとめました。
担担麺は中国四川省発祥の辛みを利かせた麺料理。今や日本の麺料理のひとつとしても定着し、各店でアレンジされて、さまざまな姿を見せています。
「担担」とは四川省成都の言葉で天秤棒を意味していて、天秤棒の片側に使う七輪と鍋を、もう一方に麺、調味料、食器、洗い桶などを吊して、担いで売り歩いたためにこの名が付いたとのこと。 もともと、担いで売り歩いていた料理であったことから、「汁なし」が本来の姿だそうです。
NHKの「きょうの料理」に定期的に出演し、日本で四川料理を身近なものにしたことで知られる料理人・陳建民が、辛さを抑えるために汁麺にしたのが、現在、日本で一般的に知られる担担麺の原型だと言われています。
具材や味付け、香辛料やスープなど、店によって様々な姿を見せる担担麺。その奥深さを味わってみてはいかがでしょう。

出典: kurodaさん
JR難波駅の駅ビルであるとともに、高速バスのターミナルであるOCATの5階、レストラン街にある中華料理のお店です。
店内は60席程度です。
この「朝陽閣」はアサヒビール系列のお店、朝陽…って確かにアサヒと読めますね。
「熱烈担々麺」(850円)は、褐色のスープに青梗菜、白髪葱が乗せられ、黒胡麻が散らされています。スープをひと匙口に運ぶと、芝麻醤の甘みと香ばしさの立っていてコクが際立ってます。唐辛子系の直線的な辛味も結構来ていていい感じです。
ひき肉、白髪ねぎ、青梗菜、黒ゴマがバランスよく配されていて、ボリウム感もあります。麺は細ストレート麺。この手の中国料理店らしいさっぱりした出来です。全体的にバランスのいい優等生の担々麺ですね。



42人
398人
「黒胡麻担担麺」は、真っ黒けのスープの真ん中に挽肉とキヌサヤが美しい。スープを啜ってみると、実に香ばしいなか、クリーミーな口当たりが特徴的です。
麺は中太の弱縮れで、クリーミーなスープとの絡みは抜群。日本人に受け入れやすく改良された担々麺の模範です。



265人
24751人
06-6212-6363
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線、長堀鶴見緑地線・心斎橋駅から直結、大丸心斎橋店本館の10階レストラン街にある中国料理店です。
高級中華を思わせるシックな佇まいのお店は、テーブル席ばかり70席。アンティークの調度品が飾られ、落ち着いた雰囲気です。
汁なし担々麺の「正宗担々麺」(980円税別)は、極太の麺が横たわるその上に、肉味噌、ネギ、ニラ、砕いたナッツなどが散らされ、香菜がはらりと乗せられています。
麺と具材をよく混ぜてみると、麺の下からさらにモヤシが現れました。麺を啜ってみるとピキーンと辣油の辛さがやってきて、じんわり山椒の痺れが襲ってきました。
麺はしっかりとした歯ごたえのあるテクスチャーで具材との絡みも良好。
ピリ辛の肉味噌に各具材の持つ風味と香味が混じり合って、複雑な味わいを醸しています。モヤシやナッツの食感もいいですね。こういった汁なし担々麺は香りと刺激をストレートに味わえます。



95人
1584人
050-5595-5059
出典: kurodaさん
南海・難波駅、近鉄および阪神・大阪難波駅、大阪メトロ・難波駅のすぐ近く。千日前通りの一筋南、ビックカメラの裏手にある中華料理店です。
店内は厨房に面した10数席のカウンター席が一直線に並ぶとともに、2階・3階にテーブル席を設ける全60席。
ここは関西や首都圏で支店や暖簾分け店を広げる「珉珉」の本店です。
「担担麺餃子セット」(800円)の担担麺は、通常サイズのラーメン鉢に黄褐色のスープが満たされ、千切りの葱とみじん切りの搾菜がトッピングされています。
先ずはスープを啜ってみる…芝麻醤の甘みが広がる優しい味わいで……いや、その後からピキーンと「麻」と「辣」が襲ってきました。これはかなり刺激的!
麺は中華料理店でよく使われているやや細めの中華麺で、スープの熱で柔らかくなっていて歯応えは期待できません。テロテロなのでハネの心配は薄いですね。白いシャツでも大丈夫。
肉味噌はたっぷり奢られています。スープの中には火の通った青梗菜が沈んでいて、モヤシのシャキシャキしたテクスチャーと相俟って上質感があります。
胡麻の甘さがあって少し酸味もあって、痺れる辛さもあるこの担担麺、ガチ中華の質感です。



452人
7814人
050-5595-0825
出典: kurodaさん
各線・「なんば」駅から直近、南海・難波駅の東側。道具屋筋商店街の北端付近、NGKの南面のま向かいにあるラーメン店です。
店内はキッチンに面したカウンター席と、その背後のテーブル席からなる、全部で20席ぐらいかな?そう年季を経ていないようで明るくクリーンです。
「麻辣担々麺」(1,000円)は、黒いやや浅めの器の中に、黄褐色のスープが満たされています。その上に肉味噌と青梗菜が乗せられ、小口切りのネギと白髪ねぎが散らされています。そしてスープには辣油がしっかり回し掛けられるとともに、鷹の爪が6~7本浮かんでいます。
スープを口に運ぶと、まず直線的な「辣」の辛さと「麻」の痺れが襲ってきて、その後に奥深い旨みが顕れます。ドロッとしたテクスチャーで、辛さと痺れの中にまったりとした甘みも感じられる。これは芝麻醤によるものと思います。そこに肉味噌の旨味が加わるので複雑な味わいになります。
麺は縮れのある中太の平打ち麺で、かなりの弾力があってプルンプルン。パンチのあるスープをたっぷり引き上げます。)
たっぷり盛られる肉味噌はしっかりとした味付けになってます。火を噴く激辛スープのため口の中が麻痺してきます。しかし辛さだけでなく本当に深い旨みのある担々麺だと思います。



19人
130人
※本記事は、2023/08/03に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。