東京・日本橋界隈で買える『どらやき』図鑑‼

出典:Breadenさん

東京・日本橋界隈で買える『どらやき』図鑑‼

東京・日本橋界隈は老舗和菓子店や名店がたくさんありますが、比較的どこの店にも置いてある『どらやき』をいろいろな店で購入し食べ比べてみました。

更新日:2021/08/01 (2021/04/27作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる5050の口コミを参考にまとめました。

『どらやき』は、「皮」と「餡」の2つで構成されているので、差別化したり、バリエーションを増やすとしても、2つのどちらかまたは両方を変化させるくらいです。

『どらやき』の選定軸について考えてみると、
◆ブランド重視:知名度の高い店を選んでおけば間違いない!老舗か?有名店か?
◆味わい重視:とは言っても”おいしい”のが一番のはず!
◆外観重視:お土産なら高級感ある包装重視かも?お土産でなければ「どらやき」の見た目のインパクトか?
◆希少性重視:すぐに売り切れてなかなか購入できない「レアどらやき」か?
◆気軽さ重視:いつでもすぐ買える「どらやき」か?
◆季節物重視:和菓子らしい季節感のある「どらやき」か?
あたりでしょうか。

【日本橋】うさぎや 本店

うさぎや 本店

『どらやき』220円は、直径約10㎝、厚さ3㎝と大き目。なんとなく美味しそうなオーラが出ているのは、「皮」の表面の焼き具合と色合いかもしれません。外周は積極的に閉じてはいないですが、割ると「つぶあん」の量がすごく多いです。なぜかわかりませんが、少し甘めに感じる皮と「つぶあん」の相性が良く美味しいです。人気があるのもうなずけます。

うさぎや 本店

「うさぎや」は上野、日本橋、阿佐ヶ谷に3店舗あり、創業者が大正2年に上野に開店。その息子さんが始めたのが日本橋で、娘さんが始めたのが阿佐ヶ谷とのこと。3つとも微妙に違うそうです。

うさぎや 本店

【日本橋】巌邑堂 日本橋高島屋店

巌邑堂 日本橋高島屋店

『どら焼き』は1個216円という価格で1個でも問題なく買えます。
サイズは直径8㎝、厚さは2㎝くらいで部分的に餡子が見えます。ちょっとベタベタ感のあるシットリ系の皮で餡子は甘さが控えめの「つぶあん」で普通の「どらやき」です。

巌邑堂 日本橋高島屋店

日本橋高島屋地下1階にある店で、浜松の和菓子店の出店です。

【日本橋人形町】玉英堂 彦九郎

玉英堂彦九郎

『虎家喜(とらやき)』280円は、一般的な「どら焼き」よりは2周りくらい小さいサイズですが餡子がたくさんはさまっていて上下が開いています。包装紙をきれいに剥がすのに少し手間がかかりますが、皮はパンケーキのようなフワフワ感があって餡も美味です。

玉英堂彦九郎

人形町の「甘酒横丁」交差点角にある和菓子屋さん。

【日本橋】榮太樓總本鋪 本店

榮太樓總本鋪 本店

榮太樓としての創業は、安政4年(1857年)だけど前身の井筒屋は1818年創業なので200年以上経過しているそうです。
標準的な『どらやき』の「つぶしあん」195円
直径は9㎝で周囲は閉じているタイプでふっくらとしっとりの間の印象です。

榮太樓總本鋪 本店

榮太樓總本鋪 本店

『どらやき あまおう』(2月に購入)

榮太樓總本鋪 本店

『蜂蜜れもん』(4月に購入)

【日本橋堀留町】清寿軒

清寿軒

1861年(万延2年/文久元年)創業ということで、160年の歴史がある老舗です。
『小判どらやき』230円と『大判どらやき』250円の2種類があります。
『大判どらやき』は、2枚の皮の合わせ目は少し開き気味で、「つぶあん」がボリューミー。『小判どら焼き』は皮1枚で包んでいてインパクト大!。
昼頃には売り切れている場合もあるので早めに行くのがおすすめです。

←『大判どらやき』250円

清寿軒

←『小判どらやき』230円

清寿軒

←『大判どらやき』250円

【日本橋室町】キタヤ六人衆 三越日本橋本店

キタヤ六人衆 三越日本橋本店

「六人衆焼」183円は直径8㎝で閉じていないタイプ。皮に黒糖が入っているのが特徴で、皮の断面は一般的な「どら焼き」の川より色が濃く、味わいも黒糖の深みのある味です。「つぶあん」も小豆の風味が強めに出ています。
「キタヤ」は青山にある「喜田屋」だそうで、『ふわっふわの黒糖生地、自家炊きのあっさりとした餡、喜田家の最高傑作にして代表菓、店舗でしか販売してない作ったその日のみの販売となります。』だそうです。

キタヤ六人衆 三越日本橋本店

日本橋三越本店地下1階。

【日本橋富沢町】三廼舎

三廼舎

『どら焼き』200円は、珍しく色が白っぽかったので思わず、「白いんだぁ」と呟いたら、店主(らしき人)が、「以前の「どら焼き」はお客に『焦げている』、と言われたので白くしてみた。これ以上白くはできない」という趣旨の説明をしてくれました。
『どら焼き』は表面は少しべた付きます。餡はそこそこ厚めに入っていて美味しいです。個性的な「どら焼き」です。

三廼舎

人形町交差点から北東方向に進み、久松警察署の手前を左に入ったところにある和菓子店。

【日本橋人形町】御菓子司 東海

御菓子司 東海

『どら焼き』200円は、一般的な「どら焼き」に比べると直径が少し小さいです。でも中央部は膨らんでいて「餡子」が詰まっていることを予感させます。実際にそこそこ「餡子」が詰まっている感じで美味しい「どら焼き」です。価格を考えたら小さめですが、罪悪感なく食べられるサイズです。

御菓子司 東海

【丸の内】森 幸四郎 大丸東京店

森 幸四郎 大丸東京店

「森 幸四郎」1個216円、は銀座文明堂の最高技術顧問で食の人間国宝と言われている「フードマイスター」を受賞されているそうです。
直径9㎝で閉じているタイプ。「つぶあん」はあまり小豆の形が出てないタイプですが、それなりにボリューム感はあり美味しいです。

森 幸四郎 大丸東京店

大丸東京店1階の和菓子売り場。

【日本橋人形町】三原堂本店

三原堂本店

明治10年創業の老舗です。
『どらやき』237円。
外観は普通で大きな特徴はありません。皮は閉じているような少し開いているような微妙な感じ。「餡子」は「つぶあん」の粒度が粗い気がします。スタンダードな『どらやき』です。

三原堂本店

三原堂本店

季節限定『さくらどら焼き』

【日本橋人形町】縫月堂

縫月堂

こじんまりした店構えの和菓子屋さんで人形町駅や人形町交差点からは徒歩2~3分です。
こちらの『どらやき』は珍しく真空パック(だと思う)状の包装になっています。その分、長持ちするのかもしれません。そのせいなのか皮はカステラ的にしっかり感があり、ふんわかしたタイプとは違う美味しさがあります。

縫月堂

【新川】梅花亭 本店

梅花亭 本店

「梅花亭」は小伝馬町にもありますが、こちらの新川(最寄り駅は茅場町)が本店のようなです。
こじんまりした和菓子屋さんで『どらやき』240円は「どらやき」の元祖らしいです。形は一般的な「どらやき」を薄く伸ばしたようなスタイルで中央部分は皮が薄くなって餡子が少し見えています。ふっくら感はありませんが、食べやすくて美味しい「どらやき」です。

梅花亭 本店

【日本橋小舟町】日本橋 日月堂

日本橋 日月堂

日本橋 日月堂

日本橋 日月堂

【丸の内】深川 伊勢屋 大丸東京店

深川 伊勢屋 大丸東京店

大丸東京店の地下にある店で『どらやき』180円を購入。
「つぶあん」が主張しているタイプで、カットした断面も普通の「どらやき」よりは「小豆」の粒が良く見える気がします。

深川 伊勢屋 大丸東京店

※本記事は、2021/08/01に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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