【大阪】繁華街に聳える大バコ中華のスペシャリテ
キタやミナミなど、大阪の繁華街にある大規模な中華料理店をピックアップしました。本場・中国にも負けない本格的な中国料理や、日本独自で進化した中華料理など、美味しくてリーズナブルな中華料理を味わってみませんか。
ネット予約
閉じる
このまとめ記事は食べログレビュアーによる1447件の口コミを参考にまとめました。
世界三大料理のひとつ、中華料理は近世以降、移民として世界中に散らばった華僑たちにより、移民先の国に中華料理を持ち込んだため。日本をはじめ世界各国の食文化に影響をもたらし、日本を含め世界的に広く普及し、また現地化も進んでいます。
この中には、持ち込んだ国の料理と融合したり、中国大陸に存在しない食材を利用したり、現地人の料理人が考案したりした、中国本土にも見られない進化を遂げた「中華風」とも言うべき中華料理が生み出されました。
キタやミナミをはじめ各所の大阪の繁華街で、大規模なお店でいただける中華料理をピックアップしました。美味しくてリーズナブルな中華料理を味わってみませんか。

出典: kurodaさん
南海、近鉄、阪神、市営地下鉄の各「なんば」駅の近く、新歌舞伎座があった場所の裏手辺りにある長崎中華のお店です。
店内はテーブル席と対面型のカウンター席の並ぶ40席足らずだけだが、2階・3階もそれぞれ難波和華蘭店・難波海王店と系列店になっていて、これらを合わせたらかなりのキャパになります。
季節限定の「春ちゃんぽん」(1,010円)は、黒い器にクリーム色のスープ、通常の具材に加えて春牛蒡と菜花が加えられています。豪華で、天に載る玉子が誇らしげですね。
白濁した鶏ガラがメインのスープはトロッとしていて口の周りにコラーゲンが纏わりつくかのような感覚。玉子を潰すとさらにトロトロ感を増していきます。濃厚なベースのスープに魚介の風味が加わって旨みを加速させているのが見事です。
皿うどんも名物です。
この中央軒は大阪に開店して半世紀。長崎のローカルフードである「ちゃんぽん」や「皿うどん」など、長崎中華を関西に広めたお店として知られています。



161人
3810人
06-6631-5515
出典: kurodaさん
各線・なんば駅から南方向、JR難波駅からは南東方向。毎年2月に大阪場所が開かれるエディオンアリーナ大阪にも近いところの四つ橋筋沿いにある、中国料理のお店です。
ここは今や大阪名物となった豚まんで知られる「551蓬莱」のレストラン業態のお店で、建物1棟を丸ごと使って、全170席、大宴会場や個室も備えた大箱となっています。
「海鮮焼きそば」(1,100円)は中華そばをお鍋でカリカリになるまで焼いた上から、具材のあんを掛けるタイプ。
具材の海鮮はエビ、イカ、ホタテ。イカには細かく包丁が入っています。海老はいったん片栗粉をまぶして揚げています。
野菜は青梗菜や白菜、椎茸など。適度な火入れでシャキシャキとした食感が絶妙。餡の味付けと相俟って実に美味しくいただけます。途中、お酢を回し掛けると、味が引き締まってさらに旨い。
「パンチャン特製豚まん」(460円)は、蒸篭を開けるとふわっと湯気が上がり、お馴染みのものより小ぶりな豚まんが2個並んでいます。
小ぶりながら天辺がとんがっていてその周囲にヒダになっている特徴的な形状。底に引っ付いてる経木を剥がし、かぶりついてみると実にフカフカ。やはり蒸したてはいい。
皮はやや甘めで、餡は皮に比してやや少ない目。玉ねぎの甘味と豚の旨みが凝縮しているようで美味しい。辛子とのマッチングもいいですね



244人
5310人
06-6634-0551
出典: kurodaさん
地下鉄・心斎橋駅の5号出入り口を出て、心斎橋筋を交差してそのまままっすぐ東に少し進んだところにある中国料理の大箱店です。
ランチや夜の一般営業は1階のレストランで、2階以上が宴会場や結婚式場、個室になっているようす。この1階レストランフロアーだけでも100席以上はありそうで、全館合わせての最大収容人数がなんと1,400人!
「ヘルシーセット」(1,000円税別)は、トレイの上にメインの2品とワンタンスープ、ご飯、搾菜、杏仁豆腐、オレンジが並びます。
メイン料理のひとつ、「豆腐と野菜の炒め煮」はエビ、豚肉、竹の子、木耳、ブロッコリーなど実に多品目。豆腐は揚げてあって、味も食感もいいですね。見た目に反して軽い味付けなのが嬉しい。
「レタスの肉味噌和え」は冷たい生野菜の上に温かい細切り肉が和えられています。枸杞の実と香菜が散らされているが、香菜が苦手な方にはちょっと辛いかも。生野菜のシャキシャキした食感と深い旨みのあるお肉との調和がいいですね。



409人
15864人
050-5589-7868
出典: kurodaさん
京阪電車・天満橋駅の直上、大阪キャッスルホテル3階に席数600席という大箱店です。
エレベーターを降りると、豪華な調度の並ぶ通路の先に大きなホールがあり、そこにずらっとテーブルが並んでいます。
窓からは大川(旧淀川)が一望。天神祭の時には最高のスポットになるんでしょうね。
大箱中華は大人数での利用にも適しています。宴会コース料理に出される「真鯛の刺身 中国風」は、鯛の旨味にごま油の香味が加わってさっぱりと美味しくいただけます。
酢豚は甘めの味付けです。カリッと揚がっていて肉質はジューシー。
大阪の中華のコースで欠かせないのがこれ!「芋の飴炊き」です。カリカリとしていて甘すぎず上品しあがりで、コースの〆には最適です。
ホテルの中国料理店にしては庶民的な料理の構成で、安心していただけます。



66人
1792人
06-6941-2185
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、または近鉄・大阪阿倍野橋駅からすぐ近く、「あべのアポロ」の9階にある中華料理店です。
この店内は全部で450席とかなりの大箱。それに加え、夏場はこのアポロビルの屋上ビアガーデンとしても営業されるので、さらに収容数が増えることになります。
ランチメニューの「南京定食」(1,000円税別)は、4つに仕切られた長方形のお皿に、麻婆豆腐、酢豚、春巻、小エビの天ぷらが並んで盛られ、中央にサラダの小皿が据えられています。
春巻は川はパリパリ、中身は具材たっぷりでジューシーです。酢豚はごろごろのニンジンや豚のテクスチャーが楽しめます。
小エビの天ぷらには下味が付けられていてしっかりした風味で、麻婆豆腐は辛さは控え目ながら、豆鼓醤の利いた味わい深い一品です。
「ふかひれやきめし」(1,500円)は、炒飯の上にフカヒレ餡がたっぷりかかっています。プルンプルンのフカヒレの食感がいいですね。
餡の味付けもいい具合。実に豪華なチャーハンです。



100人
2707人
050-5868-9944
出典: kurodaさん
JR線・大阪駅、および各線・梅田駅に直結。ヒルトンプラザの7階にある広東料理の有名店です。
スタッフに恭しく出迎えられ、シャンデリアの煌く豪華なお部屋に案内されるが、ここは全220席の、意外な大箱です。
料理はコースになっています。先ずは前菜5種の盛り合わせです。金華ハム、ソーセージ、海の幸のワンタン包み、蒸し鶏、蜆の煮物といったところ。蜆は和食かと思うような繊細な味わいです。
旬魚の香り蒸しです。魚はスズキ。淡白なこの魚は実に中国料理向きですね。
こんなりっぱな北京ダックがいただけるのもオオバコ中華の魅力のひとつです。



467人
18518人
※本記事は、2022/03/07に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。