【大阪・天満】カレー花盛り【天神橋筋】
日本一長いとされる天神橋筋商店会を擁する大阪・天満。このエリアで人気を集めるカレーの良店を特集してみました。カレー本来の姿を伝えるインドカレーから永く日本人に愛されてきた欧風カレー、そして現在、盛り上がりを見せているスパイスカレーまで、様々なスタイルのカレーを楽しんでみませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2687件の口コミを参考にまとめました。
カレーの発祥はインドであることは言うまでもありません。しかしこれを世界に広めたのは18世紀にインドを植民地にしていたイギリスです。カレー粉を開発することで、スパイスの調合を知らなくても、簡単にカレーに親しむことができるようになりました。
いっぽう脱亜入欧の名の下に、欧風化を進めていった明治時代の日本では、西洋料理の導入も進みました。その中でもカレーライスは西洋料理でありながら、日本人の食生活に欠かせない白飯とともに食べることから人気となりました。
当初はハイカラな洋食だったのが、程なくして庶民の常食として一気に定着し、日本食のひとつとして見事に昇華。明治の世から、もうすぐ終わろうとする平成の世まで、日本人の食卓に欠かせない根強い人気メニューのひとつとなりました。
現在、異様な盛り上がりを見せているスパイスカレーから、カレー本来の姿を伝えるインドカレー、ジェントルな味わいの欧風カレーまで、大阪・天満周辺でカレーの様々なスタイルを楽しんでみませんか。

出典: kurodaさん
阪急千里線、および地下鉄谷町線、堺筋線・天神橋筋六丁目駅の12号出入口から地上に上がって東方向。天神橋筋商店街を横切ってすぐのところにあるカレーショップです。
店内は厨房をL字型に囲うカウンター席のみの全10席。店内の色調が暗めなので全体が薄暗いが、カウンターにはそこそこ光が当たるようになっています。
出典: kurodaさん
「カレー」(700円)は、平皿に艶のあるライスが盛られ、カレーソースがほぼ上面を覆うように掛けられています。
ソースだけを口に運ぶと、最初はフルーツと玉ねぎの甘みとブイヨンの旨味が口に広がるが、少し遅れてスパイシーな辛さがやってきます。これは大阪で好まれる甘くて辛いカレー…それでも比較的マイルドな部類です。
ライスとともにじっくり味わうと、甘さと辛さ、そして牛肉や野菜の深いコクとスパイスの香りが見事にバランスされている実に質の高い味わいに仕上がっています。
出典: kurodaさん
ライスは硬めの炊き上がりで、カレーにはちょうどいい。
カウンター上のポットに入った福神漬や刻んだきゅうり漬けとの相性も良好です。



1303人
53275人
06-6358-7223
出典: kurodaさん
JR・大阪環状線の天満駅、または市営地下鉄・堺筋線の扇町駅も近い場所。直線の長さが日本一とされる「天神橋筋商店街」から北区役所や関西テレビに抜ける路地と大通りが交わるところにあるカレー専門店です。
店内はカウンター席のみの13席と、いたって小規模。タイル張りのカウンターがカラフルでおしゃれな雰囲気を醸しています。
出典: kurodaさん
ビーフステーキカレー(950円)は、白い楕円形の平皿の奥がライス、手前がルウとなるよう盛り付けられ、ライスの上にはソテーしてカットされたお肉が盛られています。
カレーソースは淡い褐色。なめらかな仕上がりながら適度に粘度もある。やや甘口でコクと旨みが深い味わいは、これぞ欧風カレーの王道といった、万人が食べやすいようなチューニングです。
出典: kurodaさん
肉は実に柔らか。肉の旨みが封じ込まれるよう、最適な火入れ具合です。ノーマルのカレーより250円高いが、これなら充分値打ちがありますね。
卓上には定番のラッキョウと福神漬け。辛さが足りない場合はガラムマサラや辛口スパイスを振りかけることもできます。



506人
14336人
06-6358-0787
出典: kurodaさん
JRの大阪駅と天満駅の中間あたり、市営地下鉄なら天神橋筋六丁目駅と中崎町駅と扇町駅を三角形の頂点としてその中間点あたり。天五中崎通商店街の北側、黒崎町の路地にあるネパール料理店です。
店内は通常の屋内の席と、オープンテラスのような半屋外の席からなり、テーブル席ばかりで80席程度。タンドールの置いてある半屋外の方をメインにしているようです。
出典: kurodaさん
日替わりカレーにサラダ、タンドリーチキン、フィッシュティカ、ナンorライスの「スペシャルランチ」(1,100円)は、この日のカレーはシシカバブー。ナンと雑穀米のハーフもできるとのこと。
カレーは大き目の器にタップリと入っています。
カレー自体にはかなりの辛さがあるが、スパイスが香味が効いていて美味い。辛さの奥に強いコクが感じられます。シシカバブーがごろっと数個入っていて、このシシカバブーからの旨みも出てるんでしょう。
出典: kurodaさん
ナンはもちろん焼き立てで、外側のがパリっと、内側はモチモチしていて美味しい。
タンドリーチキンも旨いが、フィッシュティカが実にいい。魚はマグロかカジキかな?味わい深く仕上がっています。



542人
20822人
06-6359-3884
出典: kurodaさん
地下鉄・中崎町駅のすぐ近く、天五中崎通商店街に入って少し進んだところの右側にあるカレーショップです。
店内はカウンター席と、4人掛けのテーブル席、奥には半個室的のようなスペースがあって全部で30席足らず。昭和の食堂のような歴史を感じさせる雰囲気です。
出典: kurodaさん
野菜カレー(700円)は、中心部が深くなった丸皿にライスが盛られ、横掛けとも天掛けともいえない変則的なカレーの掛け方となっています。
まずはカレーをひとくち…さらさらとしたルーは軽い仕上がりで、「甘くて辛くてうまい」との標榜にもかかわらず全然辛くない。これは野菜カレーだからでしょうか。野菜はジャガイモ、ナス、ニンジン、レンコンかな。ジャガイモがほくほくしておいしい。
出典: kurodaさん
適度なスパイス感のあるこのルーだけなら欧風な感じがするが、野菜が入ることによって家庭の味に近い日本風のカレーになっているような気がします。
とりたてて美味しいというわけではないが、どことなく安心感のあるカレー。この商店街に漂う昭和な雰囲気とともに、心癒されるお店です。



86人
1391人
06-6372-7759
出典: kurodaさん
地下鉄の扇町駅と南森町のちょうど中間ぐらい。またはJRの大阪天満宮駅と天満駅からも近いですね。天神橋筋商店街からひと筋東の区画にあるカレー店です。
エスニックかつ山小屋風の落ち着いた空間になっていて、意外に広め。テーブルとカウンター席とがゆったりと配置されています。
出典: kurodaさん
キーマカレー(740円)は、ステンレス製の平皿は3区画に分かれていて、それぞれにライス、カレー、ピクルスが載っています。
カレーは確かに辛い目だが、激辛というほどではなく、辛みの中にお肉の旨みが引き立つバランスがいいタイプ。
スパイスの香味はやや抑え気味で、受け入れられやすいようにチューニングしているのかな?それでも食べ始めてしばらくしたら額に汗がにじんできて、ある種の中毒性をも感じます。
出典: kurodaさん
ライスの分量は普通でお願いしたが、それにしては盛りが大きい。
付け合わせのピクルスはキュウリとニンジン。やや甘味が強くて爽やか。カレーとの相性がいいですね。



250人
10508人
06-6358-1717
※本記事は、2021/11/18に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。