【都内】ラーメン界の一大勢力『鶏白湯』の図鑑

出典:Breadenさん

【都内】ラーメン界の一大勢力『鶏白湯』の図鑑

『鶏白湯ラーメン』が増殖したのはここ5~10年くらいでしょうか。昔から「天下一品」の「こってり」は好きでしたが、「鶏白湯」であることを意識したことがなく、これを契機に「鶏白湯」を食べ比べです。

記事作成日:2022/03/20

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる10873の口コミを参考にまとめました。

”鶏白湯”はいつの間にか増殖してた

都内で食べられる「鶏白湯ラーメン」をピックアップしました。
「ラーメン」のバリエーションはほぼ無限大ですが、その中でも「鶏白湯」は間違えなく1ジャンルを確立しています。ここ5~10年くらいで増えているようで、以下で紹介している店は古い店で2010年にオープンで、2016年前後にオープンしている店が多いようです。
面白いのはメニュー名。「ラーメン」なのに「鶏白湯そば」のネーミングが結構多いです。その方が美味しそうに感じますかね。麺が細めで色白な「鶏白湯」は上品なルックスで男女問わず人気ある気もします。
店によって、見た目・香り・味わい・トッピングが異なりますが、個人的に美味しい「鶏白湯」は、「スープの一口目の印象」と「食後に喉が渇かない」の2点のウエイトが高いです。
以下で紹介している各店のメニューは、原則最もベーシックなメニューでオプションのトッピングはなしとしています。
まだまだ未踏の店がたくさんあるので追加予定です。
マイ・ベスト10は↓
https://87breaden.com/summary_tokyo_tori-paitan/

【人形町】麺 やまらぁ

麺 やまらぁ

『しおらぁ』850円。

「ミニトマト」「かいわれ」「チャーシュー」「メンマ」「海苔」という構成です。「スープ」は若干とろみがあり、飲んでみるとビックリ!今まで食べた「鶏白湯」とは別物です。洋食の「スープ」を連想しながらも野菜の味わいを感じてとても美味しい「スープ」です。「麺」はツルっとしたストレート、「チャーシュー」は「肩ロース」から「豚バラ肉」に変更したとのことでこだわりがあるのでしょう、美味しいです。

麺 やまらぁ

最寄り駅は東京メトロ日比谷線または都営浅草線の人形町駅で、人形町交差点からは東方向。都営新宿線浜町駅との中間くらいになります。

【新宿】鶏そば みた葉

鶏そば みた葉

『濃厚鶏白湯そば』830円。

ルックスはシンプルそのもので「鶏チャーシュー」が幅を利かせています。「穂先メンマ」や「鶏団子」も入っていて、提供時にはすでに「スープ」の中に沈下してます。
味は一口目は「天下一品」の「こってり」を即座に連想する好きな味です。味は美味しいです。細目でストレートな「麺」との相性も良いです。美味しいですが塩分が多めなのか、食後しばらくは水分が欲しくなるような口の渇きがありました。

鶏そば みた葉

新宿歌舞伎町、新宿区役所の東側の通りにある店です。

【麻布十番】鶏そば十番156

鶏そば十番156 麻布十番本店

『純鶏そば』850円。

ベーシックなメニューとしては珍しく「半熟玉子」のハーフがのっています。
「スープ」は濃厚な「鶏白湯」ですが、味わいが深く美味しいです。「麺」は細目のストレートで少しパキパキした食感で「スープ」との相性が素晴らしい。「鶏ハム」は特別感がありませんでしたが、全て「鶏」ベースなのでこちらも相性が良いです。ベーシックなメニューとしては素晴らしい出来栄えです。

鶏そば十番156 麻布十番本店

東京メトロ南北線麻布十番駅の4番出口を上がってパティオ通りを進み右側です。

【江古田】鶏そば きらり

鶏そば きらり

『白湯鶏そば』870円。

「海苔」「メンマ」「鶏肉」「つくね」「青菜」が搭載されています。「スープ」は若干透明感があり「焦がしニンニク」入っています。想像よりもあっさりしていてコクがあるスープで美味しいです。濃いだけの「鶏白湯」とは一線を画している印象。「麺」に「スープ」がしっかり絡みます。「つくね」は「生姜」を感じる味わい。低温調理の「鶏肉」は普通でした。総合的には「スープ」が美味しい『白湯鶏そば』です。

鶏そば きらり

西武池袋線江古田駅南口から徒歩3分ほどで、商店街から千川通りに出る手前です

【大手町】銀座 篝 大手町店

銀座 篝 大手町店

『鶏白湯Soba』980円。

見た目は「コーンポタージュソープ」のような色合いで、中央の盛り付け部分も「ラーメン」とは思えない手の込んだトッピングです。
「スープ」は説明に書いてある通り、濃厚ですがあっさりした口当たりと後味でとても美味。「鶏白湯ラーメンのスープ」としては他とは一線を画しているような印象で、それなりに研究された味なのだと思います。「鶏白湯」ファンは一度は食べておくべきです。

銀座 篝 大手町店

大手町フィナンシャルシティグランキューブB1Fレストランフロアにあります。

【田無】麺屋 瑞風

麺屋 瑞風

『鶏白湯ラーメン』750円。

大きな「チャーシュー」「海苔」「ネギ」「玉ねぎ」がのっています。麺はやや細い印象のストレート。「スープ」を飲むと、「鶏白湯」特有の濃厚さがありながらも、重く感じないように仕上がっており、研究されている味でおいしいです。

麺屋 瑞風

西武新宿線田無駅北口から徒歩3分程度です。東西に走る青梅街道と南北に走る武蔵境通りの「田無町」交差点から西側の青梅街道上り車線側にある「麺匠えい蔵いなせ」の手前の路地を入った奥で、店頭に人が並んでいないとわかりづらい場所です。

【新宿】博多鶏ソバ 華味鳥 新宿三井ビル店

博多鶏ソバ 華味鳥 新宿三井ビル店

『博多極上鶏白湯そば』880円。

「青梗菜」が目立ちます。「スープ」は一部だけ色が濃いところがありますが何だか不明。「麺」は少し透明感を感じるストレート系。「スープ」を飲むとコクのある「鶏白湯」味ですが、しつこくなく麺との組み合わせであっさり感じるのが不思議で美味しいです。水炊き屋なので「鶏白湯」の取り方が違うのでしょうか。

博多鶏ソバ 華味鳥 新宿三井ビル店

西新宿の三井ビル地下2階のレストランフロアにあります。

【練馬】麺屋 藤しろ 練馬店

麺屋 藤しろ 練馬店

『鶏白湯ラーメン』750円。

スープは想像よりあっさりしてて美味です。麺は少しウェーブのある細めの麵でスープに絡みます。こちらの特徴は味変ができること。「レモン生姜」はあっさり感が増して新鮮です。メニューは「鶏白湯」だけですが、味変ツールで3種類の味わいが楽しめて期待値以上でした。

麺屋 藤しろ 練馬店

西武池袋線練馬駅から徒歩3~4分ほどの目白通り沿い上り車線でほぼ練馬区役所の対面です。

【新宿】メンショー サン フランシスコ

メンショー サン フランシスコ

『白トリュフ香る和牛ローストビーフのせ鶏白湯ラーメン』1,000円。

着丼直後から「トリュフ」の香りがムンムン出ているのを感じます。白濁した「鶏白湯スープ」には緑の「ネギ」と「ローストビーフ」、揚げた何か?がのっています。「鶏白湯スープ」は一口飲んだ瞬間にイメージしたのは、天下一品の「こってり」のあっさりした薄いやつ、という印象で美味しいです。

メンショー サン フランシスコ

JR新宿駅の南口と西口の間にある小田急ミロードの7階レストランフロアにあります。

【上板橋】らあめん こそっと

らあめん彩鶏どり

『鶏白湯塩ラーメン』750円。

見た目はシンプルで「ネギ」「メンマ」「チャーシュー」がのっています。麺は標準的なストレート麺。「スープ」を飲むと、「鶏白湯」ながらもあっさりした味わいですが結構深みも感じます。「スープ」があっさりしている分、「麺」に絡みづらいだけなのかもしれませんが、適度な一体感があればさらにおいしく感じると思います。「スープ」は美味しいので完飲しました。

らあめん彩鶏どり

東武東上線上板橋駅北口から北西方向に少し歩いた路地にあります。

【千歳船橋】らーめんMAIKAGURA

らーめんMAIKAGURA

『鶏白湯麺』920円。

「コーンポタージュ」のような色合いで「半熟玉子」と「チャーシュー」がのっていてアクセントになっています。「スープ」を飲んでみると旨い!変にしつこくなくて旨味を感じる「スープ」です。「麺」は細目のストレート。「スープ」が美味しいので「麺」を食べる&「スープ」を飲むのを交代でやってると、最後に妙に「スープ残量」が少ない状態でした。後で喉が渇かないタイプの「鶏白湯」です。

らーめんMAIKAGURA

小田急線の千歳船橋駅から北西方向の環八に向かうと右側にあります。

【南新宿】楢製麺

楢製麺

『数量限定鶏白湯』980円。
見た目がとてもシンプル。中央に「タケノコ」がドーンと置いてあります。「スープ」を飲むと旨い!あっさりしていて今まで味わったことのない「鶏白湯」です。「麺」は細目のストレートでニュルっとした食感。「厳選した小麦粉をブレンドした自家製麺」と説明されています。全国から選りすぐった食材を使い、「無添加」「無化調」という凄いこだわりのラーメンです。

楢製麺

住所は渋谷区代々木ですが、都営大江戸線新宿駅とJR代々木駅と小田急線南新宿駅の中間くらいです。

【江古田】中華そば みつき

中華そば みつき

『濃厚鶏白湯そば「塩」』830円。

「濃厚鶏白湯」ですが珍しい「貝出汁」とのWスープ。低温調理「チャーシュー」が2種類、「ネギ」「メンマ」「刻んだ玉ねぎ」が入っています。麺は中くらいの太さで少しウェーブがかかっている感じ。スープは濃厚かと思いきや、「貝出汁」の影響で結構あっさりして、終始「貝出汁」の風味を感じる美味しいスープです。ホントに濃厚な「鶏白湯」を期待すると外しますが、これはこれでおいしいスープです。

中華そば みつき

西武池袋線江古田駅南口から千川通りに出て西(桜台)方向に進んだ武蔵大学正門の対面にあります。

【京橋】東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏

東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏

『鶏ゅ白湯らーめん』950円。

中央に「ローストビーフ」らしき肉、隣に「鶏ハム」っぽい肉がのっていて、それ以外は「ネギ」「玉ねぎ」「メンマ」です。
「鶏白湯」系はスープの一口目で旨いかどうかが決まりますが、旨いです。「麺」は標準的な細目のストレートで、具材なども個性がある訳ではありませんが「スープ」が美味しいです。

東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏

東京駅八重洲口から八重洲通りを東に進み、昭和通りを渡って右折で徒歩7~8分くらいです。

【新宿】鶏そば かぐら屋 西新宿店

鶏そば かぐら屋 西新宿店

『濃熟鶏そば』850円。
見た目は珍しく「キャベツ」が入っており。「鶏肉」は大き目、「鳥そぼろ」も入っています。
「スープ」の味わいは「濃熟」のネーミング通り、しっかりした濃さで旨味も出ている印象でとても美味です。「スープ」を完飲してしまいました。

鶏そば かぐら屋 西新宿店

西新宿7丁目の大久保よりの路地にある店です。

※本記事は、2022/03/20に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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