【日本橋・恵美須町】オタロードに集まる丼【サブカルの聖地】
気軽にお腹を満たせる丼は日本生まれのファストフード。大阪のサブカルチャーの聖地「オタロード」近辺で、美味しい丼を提供しているお店をピックアップしました。ヴァラエティー豊かな丼物を味わってみませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1101件の口コミを参考にまとめました。
近鉄・日本橋駅と地下鉄・恵美須町駅のちょうど真ん中あたりは「オタロード」と呼ばれるエリアで、アニメショップやフィギュアの専門店、同人誌やゲームの専門店が軒を連ね、さまざまな分野のマニアが集まってきます。そしてそのマニアのお腹を満たすため、ファストフードのお店も多数立地しています。
街場のお店で気軽に食べれるこの丼ぶり、丼に盛ったご飯の上に「アタマ」を乗せるという合理的な発想から生まれた極めて単純な料理である丼は、日本生まれのファストフードです。
この「オタロード」近辺で、美味しい丼を提供しているお店をピックアップしました。ヴァラエティー豊かな丼物を味わってみませんか。

出典: kurodaさん
各線・難波の駅からすぐ近く、道具屋筋商店街の中ほどにある、かつ丼の専門店です。
店内はカウンターのみの全14席。エントランスにある券売機で食券を買う方式です。
「肩ロース玉子とじかつ丼」並盛玉子2個(900円)は、丼の上に大ぶりのカツが横たわり、ネギが散らされています。
玉子は火が通って固まっている部分と、とろっとした部分がある。カツは細めにカットされています。
カツは意外に分厚く食べ応えがある。細めにカットされている理由が判るような気がします。出汁の味も辛すぎず甘すぎず、玉子の火の通りも上々。シンプルながら美味しいですね。
卓上にある沢庵もかつ丼の味を引き立てるとともに、山椒を少し振り掛ければ味が引き締まりました。
「かす吸」(+120円)が秀逸で、外はカリカリ、中はプルプルのかすの食感とともに、かすから溢れる強烈なコクがお汁を爆発的に旨くします。



244人
4663人
06-6645-4011
出典: kurodaさん
地下鉄・恵美須町駅の1A号出入口を出て北方向の「日本橋でんでんタウン」のはずれ。堺筋のひと筋東側にあるかつ丼とカツカレーをツートップにした食堂です。
店内は北面とから東面の壁に沿った変形の厨房に合わせた鍵形のカウンター席と、中央に対面式のカウンター席がある30席ほどです。
「とんかつ丼」(790円)は、グリンピースがのった昔ながらの見た目、カツの上に落とし込まれた玉子が半熟状態で絶妙な火入れであることを伺わせています。
丼のアタマはとんかつに玉ねぎ、卵、グリーンピースと極めてシンプル。カツは他店に比べて薄めで、肉の食感は乏しいが、くたくたになった玉ねぎと、半熟の玉子とのバランスはいいですね。
なによりも甘辛の割下が出汁の旨みが豊かで、味付けも上々。出汁が浸みたご飯が実に美味しい。とろとろの玉子と相俟って実に優しい味わいです。



327人
9710人
06-6633-4956
出典: kurodaさん
地下鉄堺筋線・恵美須町駅の1-B出入口から地上に上がり、堺筋からを西に少し歩いたところ。愛染橋病院の斜め前にあるにあるおそば屋さんです。
お店は厨房に面したカウンター席が5席と、その背後のテーブル席からなる全17席。ここの名物は「かつ丼」、周囲のお客さんは次々とかつ丼を注文されています。
冬季限定の「広しま丼」(1,100円)は、トレイの上に丼と白菜のお漬物、お味噌汁が並んでいます。そして小袋の山椒が添えられています。丼のアタマにはぷるぷるの玉子でとじられた大粒の牡蛎がたっぷり乗せられています。
牡蛎は絶妙の火入れによって硬くならずジューシーな状態が保たれています。そして口の中に広がる牡蛎の風味に、ああ、今年もこの季節がやってきたなぁ…っとちょっとした感慨があります。
牡蛎単体でも旨いが、余熱でプルプルとなった玉子の食感と九条葱の風味が牡蛎を引き立て、上質の出汁を含んだご飯とが渾然一体となって、実に深みのある味わいになっています。
半分ぐらい食べ進めたところで小袋の山椒を振り掛けてみると、一気に爽やかな香りが広がり丼の風味も引き締まります。



287人
17399人
06-6634-3606
出典: kurodaさん
近鉄、および大阪メトロ・日本橋駅から南方向、南海・難波駅から南東方向。堺筋沿いの高島屋東別館の向かいにある天丼・天むすのお店です。
店内は横に一直線の10席ほどのカウンター席があるのみ。カウンターの背後は通り抜けできないが、全面が引き戸なのでどこからでも入店でき、不都合はありません。
穴子1尾・海老2尾・牛肉1枚・豚肉1枚・餅・ちくわ・季節の野菜というほぼ全種盛りのような「ミックス天丼」(1,350円)は、お味噌汁、お漬物とともに差し出されます。
ご飯を覆いつくさんばかりに各種の天ぷらが盛られ、海苔がトッピングされています。これは壮観!
天ぷらはすべて熱々サクサクでエビの身はプリッとしています。野菜は南京、茄子、万願寺。もちろんカラッと揚がっています。牛天や豚天も、それぞれお肉の持ち味を活かしています。
驚くべきは穴子。大ぶりの穴子が一尾丸ごと揚げられています。ほっくりとした揚げ上がりで、穴子らしい淡泊な旨味が溢れます。



128人
7186人
06-6643-2006
出典: kurodaさん
近鉄、および地下鉄・日本橋駅から堺筋を南へ3分ほどの東側、黒門市場の玄関口よりやや南側のところにある寿司店です。
店内はL字型のカウンター席とテーブル席で合わせて20席ぐらい。「立ち寿司」といいながら、すべてのテーブルにトロ箱に座布団を載せた簡易の椅子が置いてあります。
ランチメニューの「海鮮丼」(800円)は、丼の上にマグロ、タイ、サーモン、ホタテ、タコ…っと思いきや、ネタをめくってみるとこの下にもイカ、カンパチ、ハマチ。なんと一度に載せ切れずに二重になっています。
丼のタレがあるわけではなく、醤油をぶっかけていただきます。ネタもそれぞれ大ぶりで、タイのような身のしっかりした魚は噛み切る事ができず、無理してひと口で頬張ることに。
お汁は赤だし。魚のアラがたっぷり入っていて旨みが凝縮されています。アラと赤味噌は合いますね。



115人
7141人
090-1243-0427
※本記事は、2022/09/05に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。