「④全国民が選ぶ美味しいラーメン屋ベスト99(2002年)」から20年(29位~21位)

出典:ぶくろ親父さん

「④全国民が選ぶ美味しいラーメン屋ベスト99(2002年)」から20年(29位~21位)

2002年12月31日に日テレ系で放送されたランキングですが、まもなく20年が経過します。 そこでランキングに入った店をまとめてみました。 閉店・移転・今なお行列を作り続けている店様々、、、 基本関東圏が多いですが、それでもこの年は全国各地から選ばれている印象で取り上げました。

記事作成日:2022/12/17

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4276の口コミを参考にまとめました。

西町大喜 西町本店

西町大喜 西町本店

<第29位>
富山市 西町大喜  
【百名店受賞歴 なし】

ここで富山ブラックが来ました。
この当時でもう全国に知られていたのですね。
こちらのブラックは本当に塩辛いです。メンマがアカンのです。あれがスープに入るとアウトです。

先代の大喜は平成12年に解散しています(詳細を長野のラーメン店で知る事になった)。先代から暖簾分けの店は「大喜 根塚店」になります。
でも元祖に近いのは西町大喜なんだと思います。


<「富山ブラック」の元祖店かつ本拠地
店構えはそうとう雰囲気あります。しかし味は本当にシドイ。まず、塩分の濃さが尋常じゃないスープももちろん濃いのだがメンマもチャーシューもひどく濃い、逃げ場なし。
見た目は京都の新福菜館ぽくチャーシューとネギが大量にドバッですが本当に見た目だけでぜんぜん別物スープは塩分が高いだけで旨みはゼロ。ごはんのおかずラーメンを謳いながら西町本店にライスが無いのも理解不能なコダワリ(00年)>

<スープは塩辛く、縮れふと麺に良くあいます。ネギを多めに載せてくれるので塩辛さが少しなごむかというとそうはいきません。食後はのどが渇いて仕方がありません、夜中に水を飲むために起きてしまうくらいです。そして塩辛いだけでなくスープが美味しいんです。体に悪いと分かりながらガッツリ食べてしまう。そんな不思議なラーメンです。(07年)>

つたふじ

つたふじ

<第28位>
尾道市 つたふじ  
【百名店受賞歴 なし】

尾道ラーメンの名店です。朱華園とつたふじが双璧と言われておりましたが、前者は閉店しました。

「尾道ラーメン」というブランド名については、
【福山市の珍味メーカーが「尾道ラーメン」という箱入りのお土産品を販売し、その商品が爆発的人気になり「尾道ラーメン」が全国に知れわたるようになりました。その為「朱華園」などでは「うちは中華そばであって、尾道ラーメンではない」とも断言します。】 
(尾道・丸ぼしさんのHPより)>。
と。
でも、それが全国に知られる一因にもなったのでしょう。

「つたふじ」は私は2度伺ったが共に閉まっていて福山店で食べたのですが、魚介の風味がしっかり効いて、スープにまとまりがあってとても美味しかった。尾道の店にも行きたいと思っております。

投稿は古い投稿はかなり厳しい意見が多い(県外客)印象でしたが、〇シェランに掲載されて以降点数が上がっているような、、、



<油が厚いのでなかなかさめない。火傷注意。
個人的には朱華園より好き。醤油濃くなく、魚の香りが好き。(06年)>

<わたし好みのスープでした♪まろやかな豚骨しょう油スープは、奥深い旨みとほのかな甘みのある優しいお味。。スープだけでもぐいぐい飲める!しつこくない素朴な味にやみつきになる人も多いのでは。
もちろん背油と、固めのチャーシューが2枚のり、麺はノーマルな中太ストレート麺。朱華園のような、つるつるとした麺ではなく伸びの速い麺。常連さんと思われるお客さんは、固麺で頼んでいました。うん。固麺ぐらいがいいかも。のびるの速いから。。
個人的には朱華園より、こっちが好みでした(06年)>


<麺は少し柔らかめかな。スープはうわさ通りしっかりとしただしが出ているけど、そんなに辛くもしつこくもない。厚切りのチャーシューがどっかりと載る。これもまたうまい。スープには背脂がプカプカと浮いているけど、脂っこさは感じない。おいしいのでほとんど全部すすってしまいます。
自分はそばやうどんを外で食べて感銘を受けることはあっても、ラーメンで心を動かされたことはなかったので、いわゆる「美味いラーメン屋」という話を真に受けることが今までなかったのですが、ここのラーメンはまた来たいと思いました。(13年)>

末広家

<第27位>
千葉市 末広家   
【百名店受賞歴 なし】


家系といえば!
 レビュアーMさんの拝借しますm(__)m 

<本牧家出身の人気店ですね。
~  まずスープ。いつも通りのバランス型です。初めて油多めにしてみましたが、いつもより鶏油たっぷりでとても香りがいいです。
スープは粘度はありませんが、啜るといい獣感が鼻から抜けて行きます。

豚骨の出汁がしっかり出ていて、重たくないのに旨味が強いですね。コクもあり、いい余韻が口の中に残ります。味濃いめにしたので醤油感は気持ち強め。醤油と言うより塩分が主張する味だけど、油も多めにしたのでそこまで醤油感が前面には出ません。ちょうどよい強さでした。やっぱりここはブレませんね。
スープ量もなみなみと入ってて最後まで熱々です。クラシック系の中では間違いなくトップクラスだと思います。
酒井の麺は中太で少しウェーブしてて短め。いつも通りしっかりほぐして寸胴に投入。今日は普通茹ででお願いしたので、思ってたより長めに茹でられていました。
茹で加減は柔め寄り。ツルっとしてモチモチですね。それでもデロデロにならないのが、この麵のいいところです。
やっぱ酒井はこれだよなあってしみじみ思います。スープとの相性は申し分ないですね。
美味しかったです。(22年)>

らーめんてつや 手稲前田店

<第26位>
札幌市 らーめんてつや   
【百名店受賞歴 なし】
※02年番組に出ていた住所がこちらのお店の住所になっていたので、本店ではなく手稲前田店を掲載しました。

投稿を拝見すると味噌ではなく醤油推しが多いです。

<麺の太さ/コシの加減、スープとのバランスも良く、私好みのラーメンです。味噌/塩/醤油と選べますが、個人的には醤油が最も美味しく感じました。(10年)>

<いわずとしれたとんこつ醤油の名店です。味噌もおいしいけどやっぱりここは醤油ですね。本店では結構並んでたべたわりには「まあこんなもんかな」と思っていらい足が遠のいていたんだけど、こちらで食べたときにはなぜか「結構いけるかも」と思ってしまいました。(10年)>


<かつて、一世を風靡して一気にブレイクしたらーめん屋さんですな。札幌では背脂系の先駆けじゃないでしょうか?
醤油でありながら、濃厚でコクと旨味が詰まったらーめんだと思う。味噌はさらに濃厚ですなwわたしは、完全に醤油ファンです(16年)>

<麺の太さ/コシの加減、スープとのバランスも良く、私好みのラーメンです。味噌/塩/醤油と選べますが、個人的には醤油が最も美味しく感じました。(10年)>

青森「八戸麺道 大陸」

青森「八戸麺道 大陸」

<第25位>
横浜市 大陸   【期間限定出店】
【百名店受賞歴 なし】

これは偶然です。いや笑ってしまった。

ラーメン博物館に2002年3月~2003年2月の期間であの佐野実さんプロデュースで出店して連日行列を作りました。

で、このまとめは16日(金)に編集していたのですが、その「大陸」が本日、2022年12月16日(金)から2023年1月9日(月)までラーメン博物館の「30周年企画・あの銘店」で出店となっていました。

関西在住で行きたいのだけど、、、
いやーまじすか。

えぞ菊 戸塚店

えぞ菊 戸塚店

<第24位>
東京都新宿区 えぞ菊 【本店は閉店】  
【百名店受賞歴 なし】

懐かしい名前が出てきました。
創業1968年、激戦区で生き残っていますね。と思ったら、本店は閉店。

すみませんが、本店から300mくらいの距離にある「戸塚店」を掲載します。



<札幌ラーメンの草分け的存在である「えぞ菊」へ3~4年振りに行ってきました。
一時期、店を拡大しているあたりからか「えぞ菊も随分落ちたねぇ~。」という評判も出ており、確かに自分もそう思ったんですが、昨日久しぶりに行ってみるとよくなっていたように思えました。
味噌の大盛りを注文。てんこもりのモヤシがのっており、麺は中太の縮れ麺でした。(決して太麺とは感じなかったです。)以前はちょっと甘いのが口に残っていたんですが、昨日は随分キリッとしていたように思えました。(07年)>


<醤油は注文した事がありません!! やはり 味噌の方が注文率が多いかな! 最近 気がついた事ですが 作る人により 野菜の炒め方が違うような気がします! もちろん 味も 鍋を振る音でわかるのですが(08年)>

おおもり

おおもり

<23位>
栃木県黒磯市 おおもり   
【百名店受賞歴 なし】

栃木県から2店目のランクインです。
知りませんでした、、、

<お店は田んぼに囲まれた中にあり、よく見てないと通り過ぎてしまいそうな感じ。
ラーメン屋というよりも普通の家を改造して作った感じの店構え。塩ラーメンが有名らしく、県外からもラーメンマニアが食事にくるらしい。
塩ラーメンはを注文し、運ばれてきましたが、
特に見た感じは普通の塩ラーメンで、スープはやや薄味に感じましたが美味しいです。
麺自体も美味しいのですが、スープが薄口なので麺にからまず
味が乗らないので少し残念でした(05年)。>


<スープのダシは野菜と鶏なのか、旨みが出ていて好みのタイプである。塩味のスープは一口飲むと後味にかすかな苦味が残る。塩化ナトリウムではなく、これは天然塩を使い、にがり成分によるもの。塩味は丸いのだが、淡白な味だけにこの苦味は気になる。

麺は、コシがあり佐野系手打ちの太麺。田舎くさい手打ち麺は好感が持てるものの、スープが塩味であり油分があまり無いことから、太麺では麺と絡まないのが惜しいところ。味玉・チャーシューとよく出来ていて塩味のスープを壊さない。また、ふのりのトッピングは磯の香りをたたせ、ラーメンのアクセントとなっている。
全体的にバランスが取れていて、中の上といったところである。(08年)>

<お願いしたのは「ラーメン」(700円)。
ご夫婦で切り盛りされて、厨房の奥でご主人が腕を振るいます。ほどなく出てきたのは、澄んだスープに、見るからに肉厚な中華麺。
幅広で厚みもある、どっしりと立派な手打ち麺ですね。すっきりと鶏ガラの出た塩スープ。
脂身の少ないチャーシュー、かまぼこ、ほうれん草、ばらけた海苔、葱、メンマ。
すっきりした塩スープに海苔の香りが漂って、とっても美味しい。
こういうご当地ラーメンの系統は、やはりお隣白河の影響を強く受けていそう。栃木から福島にかけての手打ち中華麺ですが、大勢力の佐野とは麺も出汁も、相当様子が違います。(19年)>


麺屋 ごとう

<22位>
豊島区 麵屋ごとう <移転>   
【百名店受賞歴 なし】

麵屋ごとうです。創業は1998年だったと思います。

半地下だった西池袋から移転先の駒込(2014年)でもまたしても半地下のようですね。
東京に行く機会に寄ろうと思ったがちょうどお休みで行けなかったです。
もう老舗となるのですね。大好きでした。
東京に行った際にはお邪魔します。



<あつもりが提供されました。器は変わっていません。麺も同じようですがスープが変わったようです。以前は大勝軒の流れをくんだつけ麺らしく透明感のあるスープでしたが濁りがあります。
チャーシューはやはり小さくなっていました。煮玉子判子は変わっていないですね。
早速頂きました。やはりスープは変わったようで以前の醤油の旨みが前面に来るのではなく出汁の風味が強くなりました。私は以前の店舗も今年初めて訪問したくらいでつけ麺2回とラーメンを1回食べただけなのでこれはこれで美味しく感じましたが以前の味に慣れ親しんだ方にはどうなんでしょうね?
麺はあつもりなので冷水で締めていなので柔らかくこれならラーメンの方が良かったかなと思いました。(移転した14年の投稿)>


<東池袋大勝軒から独立し今年創業25年になる老舗の名店。元々は池袋に店を構えていたが何年か前に駒込に移転している。今やもう若い人の食べ歩きの対象になることはないようなお店だが、個人的には大好きで、家から近いこともあり定期的に通っている。 

2000年代に一斉を風靡した魚介豚骨の前身と言えるような魚介と動物のWスープ。パンチは控え目ですが濃厚な旨味がゆっくり優しく全身に染み渡っていきます。旨いなぁ。
新しいラーメンに比べて目を見張る衝撃があるわけではないのですが、心からほっこりできる旨さ。何度でも食べたくなるラーメンって結局こういう味なんだなとしみじみ。
麺も優秀。こちらは自家製麺。中太ストレート麺はお手本のようなツルモチ食感。程よい弾力が心地よく、スープともよく絡んでいます。
小麦の香りも豊かで噛めば噛むほど旨い。
オールドスタイルなチャーシューも美味。
しっかりとタレの味が染み込んでいて、しっとり柔らかな食感も丁度いいのです。
間違いなく一昔前のラーメンですが、これはこれで完成されています。
何度も食べたくなる一杯です。(22年)>

麺屋武蔵 二天 池袋店

麺屋武蔵 二天 池袋店

<21位>
豊島区 麵屋武蔵 二天 <移転>   
【百名店受賞歴 なし】

ごとうに続いて池袋から、二天です。
武蔵の3号店です(2号店の青山は閉店)。
この順位でランクインしているという事は2002年のオープンだと思います。

しかし、これで大勝軒を含む池袋エリアから9店目は流石に多いと思いましたが、02年実際池袋はかなり激戦区だったと思います。

移転前しか伺っていないのですが、豚天・鶏天が有名でしたが、最近の投稿見るとヴォリュームがとんでもない、、、



<二天つけ麺、つけ汁は短冊ネギが沢山浮いている魚介豚骨スープ。鰹中心の魚介出汁がシャープです。麺は平打ちに近い中太縮れ麺。チャーシューだけでなく麺も店舗によって異なって独自性を感じます。豚天と鶏天は衣でかさまししてない肉厚な天ぷらです。カロリー高そう笑つけ汁に浸すと衣に味が染みて乙です。
店舗によって色々特徴ありますが、安定して美味しい魚介豚骨つけ麺が食べられる麺屋武蔵でした。(15年)>


<一番高いもの1150円の二天濃厚つけ麺を頼みました。1キロまで麺が増量出来ますが中にしました。つけ麺苦手なわたしですが挑戦です。
二天は豚天と鶏天らしい、なるほどちなみに三天にすると牛天なんだとさ。
結論
やはりつけ麺のスープはぬるい。個人的には揚げ物とラーメンは別物(19年)>


<濃厚二天つけ麺。
つけ汁は、魚介豚骨の王道な味で不満なし。つまり、新鮮味に欠けます。
ですが、つけ麺の上にドーンとのった、鶏天と豚天に新鮮さを感じます。
その鶏天と豚天、青のり等で下拵えがされていて美味しい! 特に豚天がマル‼︎
麺は中太麺で、もちもちとしていました。
提供の際、こんなにガッツリと食べられるのかと不安もありましたが、いや〜、確りと平らげました(笑)。
スープ割で締め、終了。(22年)>

※本記事は、2022/12/17に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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