デートや女子会にだって使える東京・神奈川の『とんかつ屋』vol.3

場所は白金高輪の駅から徒歩数分です。
都内有数の高級住宅街にあるとんかつ屋です。
店内の中心には珍しい、印象的なS字のテーブルがあります。
客層もとても上品なんですよねぇ。
私がお邪魔した時には、お母さんと小学生の娘さんが、ネイティブと変わらない英語で会話されていたんです…「あれ？日本人じゃないのかな？」と思ったら、その後来られたおばあちゃんとは日本語で会話されたりするんです。
ちょっとその辺のとんかつ屋とは違いますよね。

さて、こちらも超高級住宅街です。
都内有数の…というより、日本でトップの高級住宅街…大田区田園調布にあります。
しかも、駅からはひたすら直線で5分弱の場所にありますから恐れ入ります。
この店も当然ながら客層は他と一線を画していますよ。
とても上品な方々ばかりが来られます。
私がお邪魔した時には、大学で教鞭をとられていると思われるご主人と、丁寧な受け答えをする奥様が隣のカウンターにいらっしゃいました。
ちょっとハイソな雰囲気での女子会にはピッタリです。

言わずと知れた、「カツサンド」と「箸で切れるトンカツ」で有名な『まい泉』です。
お店の内装はとても趣きがあります。
私の記憶では、確か銭湯を改装して作られたお店じゃなかったかと思います。
外国人がとても多い店です。
とんかつそのものは私の好みではありませんが、デートで来られても、女性同士でワイワイと会食するのにもピッタリなお店だと思います。

六本木 東京ミッドタウン交差点のすぐ側にあります。
立地は最高で、店前の大きな青い暖簾が目印です。
2015 ミシュランのビブグルマンに選ばれた店ですね。
とんかつは大したことないのですが、この店の一押しは「ササミカツ」でしょう。
これは是非とも食べて頂きたいです。
銀座にも支店がありますが、雰囲気も味もこの本店の方が上だと思います。
オシャレな店でデートにもピッタリだと思います。

この店の初代主人である島田信二郎が、御徒町にあった洋食店『ポンチ軒』のコックであった時代に、現在のとんかつ定食とほぼ同様のスタイルで客に提供するようになった為、彼こそが「とんかつの生みの親」だとする方も多いようです。
ただ、現在の当店で出されているのはとんかつではなく、洋食としての「カツレツ」になっています。
ちょっと落ち着いたカップルがランチに立ち寄る店としては、高級感もあっていいと思います。
ただ個人的には、この店では「カツレツ」よりも「ビーフシチュー」か「タンシチュー」の方が数段、感動できると思います。

横浜 港北ニュータウンにあります。
「都筑ふれあいの丘」という超マイナーな駅から徒歩5分程度…びっくりするほど完全な住宅街の一角にあります。
正直、とても分り辛いのか難点です。
近所の奥様方が集まって、「ちょっと揚げ物でも…」なんて時にはとてもいい店なんです。
何より、この店の雰囲気と接客から受けるホスピタリティはとても上質です。
私の大好きなお店の一つでもあります。

古くから横浜に住んでいらっしゃる方にとっては、とんかつと言えば「勝烈庵」なのですが、当店はその本店になります。
とても雰囲気のある重厚な感じを受けますが、決して気取ったような店ではありません。
女子会はもちろん、カップルで立ち寄って欲しい、横浜を代表するお店です。

川崎ではNo.1の実力と人気を誇る店です。
店の雰囲気も、靴を脱いで掘り炬燵式のカウンターがあったりします。
大変高級感があってカップルにピッタリです。
ただ、最寄駅は川崎駅なのですが、川崎でデートってあまりピンとこないのですが、どうなんでしょう…？
もっと人気が出てもいいお店なんですけどね。

関内駅から徒歩5分弱の場所にあります。
外観や内装に何となくですが、横浜っぽさがあります。
大森にあるとんかつの名店「丸一」で修業された方のお店ですね。
使用している豚肉は、丸一系と呼ばれるとんかつ屋の象徴でもある「林SPF」です。
共通しているのは、豚肉がレアに近い形で揚げられているということです。
店内の雰囲気も良く、とても愛想のいいご主人が迎えてくれます。
味に関しても私の主観では、丸一系で一番美味かったと思います。
カップルで、美味しい本格的なとんかつを食べたいと思ったら、是非、おススメさせて頂きます。

戸塚にあるとんかつ屋なんですが、とても雰囲気のある店です。
店内は広々としていて、天井も高いので大変解放感に溢れています。
とんかつ屋というよりも色々な肉を食べられる「肉料理屋」という感じです。
それというのも、元々がお肉屋さんのようですね。
ここのとんかつは味もさることながらビジュアルがとても美しいものでした。
全体的にセンスがいい店なので、女性受けすると思います。