【あべの・天王寺】ビリヤニの魅力を探る【ふわふわ・スパイシー】
肉や魚介、スパイスとともにお米を炊き上げるビリヤニは、インドやその周辺国でお祝いの食事とされているほか、屋台などで日常的に食べられている、まさに国民食。あべの・天王寺周辺で、スパイシーなビリヤニをいただけるお店をご紹介します。ふわふわ・スパイシーを味わってみませんか。
記事作成日:2025/04/04
ネット予約
閉じる
このまとめ記事は食べログレビュアーによる137件の口コミを参考にまとめました。
目次
ビリヤニはインドやその周辺国で食べられているスパイシーな炊き込みご飯です。お米は長粒種の中でもひときわ細長いバスマティーが使われ、肉や魚介、スパイスとともに炊き上げられます。
発祥はペルシャという説が有力で、イスラム教の普及とともに南アジアに広まり、ムガル帝国時代のインドで発展を遂げたとされています。
そのため、ムスリムの人たちに親しまれ、結婚式などのお祝いの食事とされているほか、屋台などで日常的に食べられている、まさに国民食と言えます。

出典: kurodaさん
JR大和路線・東部市場前駅から今里筋を南方向、杭全の交差点を渡ってさらに進み、大阪シティバス・育和小学校前BSの手前にあるお店です。
オレンジ色が鮮やかな店内は、2人掛けテーブルが4卓あるだけながら、2階にも席があるようです。
マトンのビリヤニ(1,050円)は、丸皿にオレンジ色のビリヤニがたっぷりと盛られています。
ライスはバスマティ。口に運ぶと、そのスパイスの香りが風味となって脳髄を直接刺激されるような感覚に襲われます。通常ならパラパラの食感だが、ビリヤニにするとふわっと柔らかい口当たりです。
香りと同様、味もしっかり。スパイシーな辛さの中にもほんのり甘く、そして僅かに酸っぱい味が口腔に広がります。辛口でお願いしたのだが、思った以上に刺激的で、食べてるうちに額に汗がにじむようになってきました。
マトンは大ぶりかつたっぷりで、お肉の旨みも充分に感じられます。マトンとスパイスとの相性の良さを実感します。他の具材は玉ねぎとピーマン。シンプルな仕様になっています。量がたっぷりなのでお腹もいっぱいになりました。



14人
99人
06-6776-2616
出典: kurodaさん
大阪シティバス・播磨町BSのすぐ近く、電車だと阪堺電車・姫松電停が最寄りの、極めて珍しいビリヤニを主役にしたお店です。
店内はカウンター席がたった4席だけの狭小店で、キッチンの壁面には各種のスパイスがびっしり並んでいて店名を体現しています。
「豚バラの鰹出汁カレー」「サバの梅出汁カレー」の2種盛り(1,500円)では、ステンレスの平皿の中央に大根を乗せたビリヤニが盛られ、その周囲を囲うように2種のカレーと、ほうれん草とツナのクミンナムル、しば漬サルサ、黒ひよこ豆、レモン、きんかんのライタ、サニーレタスが並びます。
2種のカレーはどちらもシャバい仕上がりで、それぞれ芳しい香りを放っています。出汁の旨みを感じさせる上品な味わいで、辛さはかなり控えめです。
ビリヤニはふわっとしたバスマティらしい口当たりの中、ほんのりとしたスパイス感とともに独特の旨みがあります。これは鯛出汁の旨みですね。
それぞれひと通り味わったら、ひよこ豆やライタを混ぜ合わせていただきます。ひと匙ひと匙、異なる風味が実に楽しいですね。



32人
834人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
JR大和路線・東部市場前駅から北に1kmほど、いまざとライナー・田島五丁目BSから西に少し入ったところにあるネパール料理店です。
店内はテーブル席ばかりの20席ほど。インネパ店でありがちなゴテゴテとした装飾や、ボリウッドダンスの映像が流れる訳ではなく、シンプルながらセンスのいい雰囲気づくりがされています。
「ビリヤニセット」(マトン:1,200円)は、ターリ皿にこんもりとビリヤニが盛られ、ダル・ライタ・パパドが添えられています。ビリヤニの上には豆の炒め物が乗せられています。
ビリヤニにスプーンを入れると、ライスの中からマトンのカレーが出てきました。ざっくり混ぜて口に運ぶと、スパイスの風味によって脳髄に直接刺激されているような感覚に襲われます。
ふわっとしたバスマティの食感とともに、辛さの中にもほんのり甘くも感じます。パラパラしつつも炒飯のような油っぽさはありません。
マトンはたっぷり入っていて、お肉の旨みも充分に感じられます。マトンはスパイスとの相性がいいですね。
ダルはサラッとした仕上がりで、ひよこ豆の形が残る甘みのある優しい味わいです。スパイシーな香味はあるが、辛さはあまり感じません。



3人
21人
06-6777-2075
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の東改札から庚申口より地上に出て、近鉄の線路に沿って東に5分ほど歩いたところ、あびこ筋手前のビルの1階にある、日本酒バーを昼間に間借り営業しているお店です。
店内はL字型のカウンターに8席ほどと、その背後に2卓のテーブルを置いている全16席ほど。中年の男性おひとりで営業されています。
週替わりメニューとして不定期に提供される「チキン・ビリヤニ」(780円)は、四角い平皿の上にこんもり盛られ、骨付鶏のグリルが乗せられています。そしてレタスサラダとマカロニサラダが添えられています。
お米はバスマティーではなく短粒種のジャポニカ。辛さは抑制的でマイルドな仕上り。粘りのあるジャポニカにもかかわらず、パラパラに炊きあがっていて口当たりも軽いですね。具材の鶏肉の旨みも活きています。
ビリヤニには数種類のホールスパイスが混ぜ込まれていて、噛み潰すと口の中に爽やかでスパイシーな香りが広がります。そのスパイスの香りが風味となって脳髄を直接刺激されるような感覚に襲われます。
乗っている鶏肉は骨付きの手羽元。旨い具合にグリルされていて、骨離れも良好です。ガルニの野菜は瑞々しく、マカロニサラダはカレー風味でスパイシーです。



20人
565人
06-7897-8029
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス近鉄本店のレストラン街・12階あるインド料理店です。
店内はインド料理店らしさをあまり感じさせないカジュアルな意匠で、テーブル席ばかりの全78席。エントランスのいちばん目立つ場所にタンドールを置き、本場の料理人が次々とナンやタンドール料理を焼いています。
「マトンビリヤニセット」(2,180円)は、大きな鉄釜にたっぷりのマトンを乗せたビリヤニと、グレイビーやライタなどの並ぶステンレスのターリ皿が並びます。
鉄釜のビリヤニを底からざっくり混ぜて、ターリ皿の空いたスペースに盛ってグレイビーなどともに味わいます。
バスマティライスはふわっとスパイシーな香りが漂います。口に運ぶと、そのスパイスの香りが風味となって脳髄を直接刺激されるような感覚に襲われます。
グレイビーはカレー風味のスープで、ライタはヨーグルトベースの野菜入りソース。これら風味がぐっと引き締まります。
さらにナッツ、海老の甘辛煮、オニオンスライス、レモン、ミントソースが添えられていて、これらをそれぞれビリヤニとともに口に運ぶと、七色の風味が広がります。



68人
1076人
050-5593-7153
※本記事は、2025/04/04に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。