麻布台ヒルズで祝う、記憶に残る記念日レストラン4選。特別な夜を約束する名店たち

出典： 俊太朗さん

DepTH brianzaのメニューは、月替わりのコース料理のみ。
それはまるで、世界中の美食の地を旅するような、感動的な食体験を約束してくれます。奥野シェフが長年かけて築いてきた全国の生産者とのネットワークを活かし、その時期に最も輝きを放つ極上の食材を仕入れ、一皿一皿にその物語を丁寧に吹き込んでいます。料理の基盤にあるのはイタリアンの技法ですが、その表現は実に自由闊達。
スパイスやハーブを巧みに使ったオリエンタルな香りや、素材の繊細な味わいを活かした日本料理のようなアプローチなど、ジャンルの枠を超えた“東京イタリアン”とも呼ぶべき独自のスタイルを確立しています。

出典： seiji nomuraさん

この革新的な料理に、さらなる深みを与えているのが、ソムリエ・千葉和外氏によるペアリングです。
ワインにとどまらず、日本酒やノンアルコールドリンクまで——シェフの料理を深く理解しているからこそ生まれる、驚きと発見に満ちたマリアージュが、二人の記念日をより一層華やかに彩ってくれます。

出典： あっぴーグルメさん

麻布台ヒルズレジデンスの一角に佇むこの店は、まるで親しい友人の邸宅に招かれたかのような、プライベートで洗練された空間です。シックな色調で統一された空間には、心地よい緊張感と安らぎが共存し、特別な日の食事にふさわしい高揚感と、深いくつろぎを同時に味わえる、稀有な居心地の良さが広がっています。

出典： カフェモカ男さん

Florilegeのコースは、まるでアートギャラリーを巡るように、一皿ごとに明確なテーマとメッセージが込められています。
『投影』『繋がり』『破壊と創造』といったコンセプチュアルな料理名が、その世界観を雄弁に物語っているのです。

出典： pateknautilus40さん

レセプションを抜けた先に広がるのは、まるで劇場のような光景です。
美しく伸びる一枚板のテーブルの向こうには、シェフたちが真剣な眼差しで料理と向き合うオープンキッチンが広がり、非日常の幕が静かに上がります。

出典：tabelog.com

記念日には、やはりロマンチックな雰囲気を何よりも大切にしたい——そんなお二人に、理想的な答えを提示してくれるのが「LIAISON AZABUDAI」です。

このレストラン最大の魅力は、窓側の席から望む麻布台ヒルズの美しいガーデンと、その向こうに広がる都心の煌びやかな夜景。
この景色そのものが最高の演出となり、二人の会話を優しく彩ります。

出典： ワイン王子さん

特に注目したいのが、メインディッシュにA5ランクの黒毛和牛フィレ肉を使用した、プレミアムなコース。
丁寧に火入れされた最高級の和牛は、口の中でとろけるような柔らかさと凝縮された旨味で、記念日の食卓をこの上なく華やかに彩ります。

バターの使い方にも卓越したセンスが光り、フランス料理の要ともいえるソースにおいても、一切の妥協はありません。
伝統に裏打ちされた確かな技術が、旬の食材の持つポテンシャルを余すところなく引き出し、まさに感動を呼ぶ一皿を生み出しています。

出典： ちち［感謝！］さん

Dining 33の料理は、三國シェフの感性と創造性を受け継ぎながらも、シェアスタイルという新たなかたちで、その魅力をさらに広げています。
和の思想を取り入れたフランス料理は、長年のキャリアに裏打ちされた確かな技術と、現代的な感性が融合した、エレガントでありながら親しみやすい味わい。
特別な日でありながら、肩肘張らずに楽しめる——そんな絶妙なバランスが、Dining 33の真骨頂です。

出典： ちち［感謝！］さん

この天空のレストランをプロデュースするのは、日本が世界に誇るフランス料理界の巨匠・三國清三氏。
その名が示すとおり、料理のクオリティには揺るぎない信頼が寄せられています。

しかし三國シェフがここで目指したのは、従来のグランメゾン（高級フランス料理店）ではありません。
彼自身にとって初の試みとなる「グランビストロ」という新たなコンセプトを掲げ、この特別な空間を創り上げたのです。