【あべの・天王寺】多彩な「スガタ」「カタチ」のおにぎり【お結び・握り飯】

　「おにぎり定食」（Aセット・650円）は、トレイの上におにぎり2個とだし巻き玉子が乗るお皿と、赤だしのお椀が並びます。
　定食で選べるおにぎりは【さけ・ツナ・野沢菜・うめ・利尻こんぶ・納豆・ねぎみそ】の7種。おにぎりは具材を包んで三角に結ばれ、海苔でパッツンと巻かれています。

　おにぎりはほんのり温かく、ふんわり柔らかく握られています。それぞれ具材もたっぷり詰まっていて美味しい。海苔もパリッとしています。
　だし巻き玉子は硬めに巻かれていてほんのり甘い。赤だしは豆腐と若布がたっぷり浮かんでいます。

　各おにぎりは三角に結ばれていて透明のセロファンで包まれています。なので時間が経ってもふっくらしています。「ちりめん山椒」（249円）は、山椒がピリッと効いていていい感じの大人のおにぎりです。
　お米は新潟県魚沼産コシヒカリに香り米をブレンドしているそうで、室戸岬沖の海洋深層水を使った焼塩でおにぎりの旨みを引き立たせているとのこと。

　「めはり」（238円）は熊野名物のめはり寿司のことです。爆弾おにぎりを醤油漬けの高菜で包んだもので、食べるときに目を張るからこのように言われるようになったと。
　ただ、ここではめはり寿司としては珍しい三角結び。食べやすいので目を張るほどではありません。

　おにぎりは透明のプラのパックに包まれています。これだと形が崩れなくていいですね。パックから取り出すとまだ温かい。
　おにぎりはご飯が艶やか。具材を包んで三角に結ばれ海苔でパッツンと巻かれています。そして頂点には具材の一部が盛られています。

　「ツナマヨネーズ」（260円）具のツナマヨがクリーミーで美味しい。「ちりめん山椒」（280円）は山椒がピリッと効いていて、こちらは大人のおにぎりです。
　ここでは、ポテトサラダやきんぴらごぼうなどの総菜も用意されているようで、おにぎりにちょっと一品をプラスすることも可能です。

　おにぎりは透明のプラのパックに包まれているのでしっとりさが保たれています。
　具材をご飯で包むんではなく2層のご飯で挟んで海苔でパッツンと巻くタイプ。なので見ただけで種類が判別できます。

　各おにぎりはご飯が実にふっくらして艶やか。「高菜」は塩気と酸味がいい塩梅です。やっぱり高菜は安心できますね。
　「紅鮭」は鮭のほぐし身がたっぷり挟まれています。おにぎり2個で500円を超してしまう値段ではあるが、コメ価格が高騰する昨今では頑張ってるとおもいます。

　「さくら定食」（900円）は、おにぎり2個に味噌汁、漬物、小鉢のセット。選べるおにぎりは高菜（＋0円）とクリームチーズこんぶ（＋50円）としました。
　小鉢は胡瓜の酢の物に、さつまいものツナ和え・ニンジンの細切りです。お味噌汁は実が充実していて、塩分控えめで出汁が利いています。どれもヘルシーなのがいいですね。

　おにぎりはふんわり丸く結んで海苔を被せ、頂点に具材の一部を乗せています。ご飯はふっくら炊かれていて甘みがある。軽く結んでいるので優しい口当たりです。
　高菜のおにぎりは手堅く安心の味。ちょっと冒険のクリームチーズこんぶはねっとりした口当たりで、深いコクが感じられて意外な旨さです。

　「銀鮭のこうじ漬」（280円）は三角に結んで海苔を被せ、頂点に具材の一部を乗せています。
　ご飯はふっくら炊かれていて甘みがある。金華銀鮭を麹漬けにしたとのことで旨みが凝縮されています。ほど良い塩気がご飯の甘みを際立たせています。この日のお米は新潟県産の新之助とのこと。

　「梅しそ」は小梅を刻んで胡麻と赤紫蘇を混ぜ込んだおにぎりで、紫蘇の香りと梅の酸味が特徴の軽やかな味わいです。

　「豚汁」（330円）は鹿児島県産の黒豚をはじめ、根菜やきのこ、豆腐など12種の具材が使われているとのこと。ほっこり温まる一品です。