地元民が選ぶ日吉のラーメン10選・激戦区で愛される名店を紹介

地元民が選ぶ日吉のラーメン10選・激戦区で愛される名店を紹介

日吉には20年ほど住んでいたことがあり、今でも頻繁にこの街を訪れています。日吉は学生街でラーメン激戦区として知られ、多くの店が入れ替わる中、変わらず愛され続けるラーメン店もあります。「地元民目線」でおすすめできるラーメン店10選をランキング形式でご紹介します。

記事作成日:2025/11/15

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる3471の口コミを参考にまとめました。

日吉に住み始めた当時、まず驚いたのがラーメン店の多さでした。らすた、ハマトラ、ひよし家といった老舗から、毎日のように「今日はどこに行こうか」と迷うほど選択肢が豊富だったのをよく覚えています。ちょうどその頃、武蔵家もオープンし、日吉はいよいよ本格的なラーメン激戦区へと進化していきました。
その一方で、自分のお気に入りだったにもかかわらず、残念ながら閉店してしまったお店も数多くあります。20年間で訪れたお店は、振り返れば本当に数え切れません。
今回は、2025年11月時点で営業している店舗を対象にまとめています。京都出身ということもあり、もともとは醤油ベースのすっきり系が好みでしたが、日吉で家系ラーメンに触れるうちに、こってり家系ならではの魅力も自然と楽しめるようになりました。さっぱり系も家系も、それぞれの良さを味わえるのが、日吉ラーメンの奥深さだと感じています。

第1位 極楽汁麺 らすた

極楽汁麺 らすた

日吉ラーメンランキング第1位は、「極楽汁麺 らすた」です。20年以上続く老舗で、同じ日吉の家系「武蔵家」と比較されることも多いですが、らすたは独自路線の味わい。濃厚でコク深いスープは、醤油ダレと鶏油の香りがガツンと効き、パンチのある味ながらクセになる絶妙なバランスです。豚骨の旨味が凝縮され、口当たりはまろやか。麺はモチモチの中太ストレートでスープをしっかり絡め取ります。サイドメニューの「ねぎめし」は青ねぎと特製ダレの相性が抜群で、ラーメンと合わせて楽しむと一層満足度が高い一品です。家系ラーメン好きも、これまで家系を敬遠していた方も納得の味。日吉で長年愛される理由が分かるお店です。

第2位 日吉 大勝軒

日吉 大勝軒

細い路地裏にひっそり佇む「日吉 大勝軒」は、日吉のこってり系ラーメンが主流の中であっさり系醤油ラーメンを提供する異彩を放つお店です。スープはあっさりながらもコクと深みがあり、最後の一滴まで飽きずに味わえます。筆者は途中で生卵を器で溶いて麺をくぐらせる“すき焼き風”に挑戦。さらにスープを少し加え胡椒をひとふりすると、まろやかさとキレのバランスが絶妙になり、最後まで美味しく完食できます。隠れ家的な雰囲気も魅力で、学生街の中で静かに味わえる一杯。あっさり系ラーメンを好む方や、毎日食べても飽きないラーメンを探している方におすすめです。

第3位 ひよし家

ひよし家

日吉で長年愛される老舗「ひよし家」は、さっぱり系醤油ラーメンの貴重な存在です。筆者が注文した「醤油特製ラーメン」は、細麺とあっさり醤油スープのバランスが絶妙で、学生街のガッツリ系とは一線を画した“大人の味”。飽きのこない味わいで毎日でも食べられそうです。さらに終盤ににんにく酢を少量加えると、さっぱり感が増して味変を楽しめます。店内は落ち着いた雰囲気で、地元民が長年通い続けるのも納得の一杯。日吉ラーメン文化を支える歴史あるお店として、地元民としてぜひおすすめしたいお店です。

第4位 武蔵家 日吉店

武蔵家 日吉店

20年以上日吉で愛される「武蔵家 日吉店」は、独特のコクと深みのあるスープが特徴です。らすたが“パンチの効いた味”なら、武蔵家は“中毒性のある味”。筆者は何十回も通っており、スープとほうれん草の相性が特に印象的です。「ほうれん草の食べ方として世界一」と思うほど美味しく、麺は固め・味濃いめ・油少なめがベストバランス。家系ラーメン初心者も、コアなファンも満足できる味わいで、日吉の家系ラーメンの定番として外せない名店です。

第5位 元祖ニュータンタンメン本舗 仲の谷店

元祖ニュータンタンメン本舗 仲の谷店

「元祖ニュータンタンメン本舗 仲の谷店」は、駅近のラーメン激戦区から少し離れた夜営業のみの人気店です。川崎のソウルフードとして知られるタンタンメンを提供し、辛さは“大辛”が絶妙のバランス。ニンニク・挽肉・卵の組み合わせが見事で、辛旨の一杯が楽しめます。焼肉も提供しており、家族連れや仕事仲間と焼肉後にタンタンメンを頼む方も多いです。日吉駅周辺の喧騒から少し離れ、落ち着いて辛旨ラーメンを堪能できるお店としておすすめです。

第6位 貝麺 あおみ

貝麺 あおみ

昨年オープンした「貝麺 あおみ」は、貝出汁ラーメンが話題の新店。筆者は貝出汁中華そば(醤油)と貝のしぐれご飯(小)を注文しました。スープは貝の旨味が広がり、あっさりながら奥深い味わいです。食べ進めると濃厚さも感じますが、牛白湯スープとのブレンドでバランスが取れています。貝のしぐれご飯との相性も抜群で、コスパ最強のサイドメニューです。落ち着いた雰囲気の店内で、上品かつ個性的なラーメン体験ができます。

第7位 中華そば どんぐり

中華そば どんぐり

慶應義塾大学・矢上キャンパス前の住宅街にある「中華そば どんぐり」は、優しい味わいのスープが魅力の隠れた名店です。年配のご夫婦が営み、営業時間はかなり限定的ですが、開店直後から行列ができるほど人気。筆者は「中華そば赤(正油)」1玉を注文しましたが、1玉でも十分満足。半熟たまごとの相性も抜群で、チャーシューが実は2枚入っている嬉しいサプライズもありました。住宅街の静かな環境で、ほっとする味わいのラーメンを堪能できます。

第8位 サカバ 日吉MARU (ちょこっと鯛ラーメン)

サカバ 日吉MARU

「サカバ 日吉MARU」は学生街にある隠れ家的居酒屋。筆者は仕事帰りに訪れ、締めに「ちょこっと鯛ラーメン」をいただきました。鯛出汁の上品なスープは、量は控えめながら味わいは濃厚で、飲み干したくなる美味しさです。居酒屋メニューも充実しており、鮮魚や肉料理とともに楽しめます。ラーメン専門店ではないものの、締めラーメンとしてのクオリティは十分で、大人がゆっくり味わえる一杯です。

第9位 麺場 ハマトラ 日吉店

麺場 ハマトラ 日吉店

日吉駅から浜銀通りを歩くこと約5分、ラーメン激戦区の一角にある「ハマトラ」。久々の訪問で注文した「活力醬そば」は、炭を練り込んだ黒い麺が特徴で、なめらかな口当たりとスープの絡みが絶妙です。店内は学生を中心に賑わっており、長年愛される老舗の貫禄があります。チャーシューは少し冷たさが残っていましたが、それも含めて印象的な一杯。細部まで気配りの感じられる、個性派ラーメン店です。

第10位 がっとん 日吉店

がっとん 日吉店

「がっとん 日吉店」は博多系豚骨ラーメンが楽しめる人気店。外観は派手ですが、味は本格派。ラーメン(¥800)で替え玉またはライスが無料というコスパの高さが魅力で、紅生姜や高菜、にんにくで味変も可能。筆者は替え玉を固めで注文し、最後まで満足して完食。博多系ラーメンに慣れた方はもちろん、コスパ重視でお腹いっぱい楽しみたい方におすすめの一杯です。

※本記事は、2025/11/15に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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