京都の中華 「鳳」中心に
2012年に姜尚美さんが書いた「京都の中華」という本があります。絶版のようですが、なるほど京都には古くて懐かしい、独特の中華があります。スパイスをあまり使わず、鶏ガラスープを中心に味を作っているものが多いです。本を参考に、特に 鳳 が付く店を中心に追ってみました。 Nov.2015
更新日:2016/06/13 (2015/11/05作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1798件の口コミを参考にまとめました。
2015の12月に新しい店舗が開店したようですので、下に追加しました。
からし鶏、からしソバ両方を出すお店です。
出典: jじっちゃんさん
本を見て、最初に行った店です。住宅街にあってちょっとわかりにくいお店です。
軟らかい皮の餃子に,緑のおろしニンニクが付いてくるので有名でした。付け合わせのスープ、八宝菜のダシなども非常に美味しいです。鶏ガラとネギで、生姜を入れずにスープを取っているそうです。タイトルの五目ソバはこちらのものです。
残念ながら2015年6月で閉店したはずです。
出典: ガスコーニュ青年隊さん



20人
397人
出典: たぬきチャさん
こちらは本を読む数年前、このまとめの中では最初に行ったお店です。
特別な味ではありませんが、辛子ソバが珍しかったです。当時さがした限りでは、ちまたには辛子ソバのレシピはほとんど無く、京都だけのものと思います。



218人
11091人
075-255-3966
出典: joaoさん
次に探していったのはこのお店です。カウンターと小上がりの古い店ですが、写真のからし鶏はどこにも無い味です。辛いのに味がある。メニューにはありませんが、辛子ソバもできるそうです。
女将さんが面白く、よくしゃべってくださいます。女将さんのお兄さんのお店を次に紹介しますが、「こちら(鳳飛)の方が美味しいですよ」と言うとニコッとされました。



323人
22890人
075-493-5025
出典: glpease615さん
鳳飛から2キロ前後南東にあります。間取りはほとんど同じで、同じ大工さんに頼んだそうです。お茶まで同じものを使っているのは笑えてきました。
辛子ソバをおいている店です。辛子は皿の中央深くにおいてあり、あとで辛さがわかります。



43人
1273人
075-721-9358



76人
1086人
075-251-1210
出典: jetsailさん
こちらのお店で特徴的なのは、あたりゴマ入り麺です。通常の担々麺に相当するのだと思いますが、下の写真のようにスープが澄んでいます。肉味噌が乗っていて、そこそこの辛さがあり、美味しいです。
八宝菜を食べても、鶏ガラスープの味中心のものが出てきます。



104人
3863人
075-252-2466
出典: 午後の憂鬱さん
番外編です。中国系のご夫婦が営んでおられました。安くて美味しいですが、京都の中華にはあたらないと思います。写真と上等の鶏唐で800円です。
ホテルなどには下に 鳳 がつく店名は多いのですが、上に付く店は京都の中華に限られると思っていました。



39人
1160人
075-641-8848
出典: kasuganomichiさん
こちらも辛子ソバがあるお店です。名称はエビカシワソバで、立派な量のカシワと小エビが入っています。また、レタスとシイタケが立派に味わいを添えています。
麻婆豆腐、酢豚、昨今のラーメンなどと比べるとひっそりした古い味ですが、良いものは良いです。
どなたかによると、閉店した鳳舞の後継にあたる店とのことです。
さて、京都の中華はお楽しみいただけましたでしょうか。観光客のみなさんは平安の京都、室町の京都を巡られるかと思いますが、昭和の京都を巡ってみるのも面白いかと思います。



717人
43265人
075-241-6288
出典: jじっちゃんさん
こちらのお店は2015年12月に開店したようです。烏丸から何筋か西に入ります。店構えは昔ながらのL字カウンターです。
からし鶏(からしみそ)、からしソバ(エビカシワソバ)があります。いずれも、他店とちょっとずつ違う昔の味です。
まだ新しいせいか、店主さんは積極的に説明して下さいました。からしみそのソースを小皿に出していただいたりしました。
頻繁ではなくても、通ってみたいお店です。
出典: 午後の憂鬱さん
からしみそのソースの原料です。



258人
26787人
※本記事は、2016/06/13に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。